こんにちは。李哲です。
倪海厦(ニハイシャ)先生1の治療日記、類風濕性關節炎與乳癌胰臟炎を翻訳しました。
リウマチからくる全身の関節痛、頑固な便秘、乳がん、膵炎などの治療内容が含まれています。特に気をつけてほしいのは、アバスチンは乳がんを急激に悪化させること。また、コーヒーは膵炎・膵臓がんを引き起こすので要注意です!
1週間だけでリウマチの関節痛が減り、頑固な便秘が良くなった患者
地元の女性、リウマチ歴は2年。この2年間、ずっと鎮痛剤を使ってるけど、副作用で超頑固な便秘になった以外に、関節痛は全然変わらない。水曜日の初診時、顔色は白と青の混ざり、パット見ただけで痛みがあるのが分かる。
私「どこが痛いですか?」
彼女「痛くない所がないです。両手の関節痛で指が屈伸できない。朝起きた時は、膝痛でびっこを引くしかないです。大便は1ヶ月に2~3回」
私は鍼治療以外に、漢方薬も処方しました。処方には8種類の生薬しか入ってないけど、みんな大量に使っています。
金曜日の午後、彼女は2回目の鍼治療に来た時、私に教えました。
「1回目の鍼を受けた翌朝には、指の屈伸運動ができました。起きた直後には、すぐ歩いてトイレに行けて、びっこを引かなかったです。関節痛がだいぶ減ったい以外に大便も1回出て、体重が1kg下がりました」
彼女は中医学の治療効果に、非常に驚いてました。
私は彼女に教えました。
「2年前に治療に来たら、こんなに2年間も苦しむはずがない。すでに治っているはずです」
リウマチは漢方薬で痛みが治るだけではなくて、変形した指までもとに戻ります。以下はその治療例、どうぞご参考に。
鍼治療をしないで、治療のタイミングを逃したリウマチ患者
リウマチの香港人女性、テキサス州に住んでいます。1年前に診察に来た事があり、当時はすでに両手の手指関節と膝の変形がひどかったです。
その時、彼女が私に話したのは、リウマチは5年以上経ってから中医学の治療を探した。私は彼女に話しましたが、「リウマチは必ず鍼治療が必要です」
私は彼女の近くにいる弟子を紹介して、そちらで治療してもらうようにました。テキサス州で開業している王鵬雲医師です。
金曜日に来た時、彼女は私にこう話しました。
「息子に運転を頼むしかないから、王鵬雲医師の所には行けないです」
この言い訳は、本当に愚か!
彼女はとても遠い私の診療所まで来れるけど、家から近い医師の所には行けない。本当に愚か。自分で治療のタイミングを逃すだけではなくて、家族まで長い休みを取らせフロリダ州に来させる。本当に理解できない決定です。
私は彼女に話しました。
「必ず王鵬雲医師の所で治療して下さい。あなたの病状はとても重いから、私の漢方薬を飲むだけでは良くなりません!」
同じ日に見た二人の患者さん。
皆さんは比較ができるはずです。
現在、アメリカの状況はこんな感じです。
西洋医学がリウマチを治せないのをアメリカ人は知っています。だから、中医学の治療を求めて来ている。タイミングを逃してないので、治療効果は良いです。

リウマチを含む全ての関節痛は鍼で治せる!
逆に中国人は西洋薬を迷信し、ずっと鎮痛剤を飲んでいる。飲み続けてある日、関節が全部変形してから、やっと中医学の治療を求めて来る。この時はすでに遅いです。
このような海外にいる中国人は、本当にかわいそうで嘆くしかない。
▼李哲の説明:
指の関節痛に対して、鍼治療の効果は非常に良いです。
以下は一つの鍼治療例、参考になると幸いです。
アバスチンを2ヶ月飲んで、急激に悪化した乳がん
アメリカ人女性、マイアミから来ました。去年私の診療所に来たことがある方です。彼女は2005年乳がんになり、当時、彼女は自分が納得するいわゆる自然療法を実行しました。だから、彼女は手術と抗がん剤など受けてない。
当時、彼女が欲しがったのは、体力を保つ漢方薬だけ。なので、私は六味地黄丸を処方しました。

六味地黄丸(ろくみじおうがん)の主力の生薬:地黄(じおう)。滋養強壮作用が強い。
金曜日に来た時、「この何ヶ月で非常に間違えた選択をした」と、彼女は私に話しました。
西洋医学の先生の話を信じて、アバスチン(Avastim)を飲んだのです。2ヶ月飲んだら、左乳房の癌は迅速に拡散し、更に左乳房にもできて、左乳房の癌は更に石みたいに硬くなりました。
当時、彼女は破裂した腫瘍の所を私に見せました。私は写真を取ったので、皆さん参考にして下さい。

強烈な臭いがするけど、彼女は全く痛みがない。乳房切除をした患者さんだけ、激しい痛みがあります。
患者さんは自分で選べる権利があります。
手術して抗がん剤をやるか。
そのままほったらかすか。
患者さんが選ぶものです。
彼女は乳がんになってから今日まで4年以上経っている。もし、西洋薬を飲んでなかたら、ここまで拡散しないと思います。
製薬会社は薬の誇大広告で、患者さんが実験体になることを狙っている。本当に悪魔の行為です。
乳がんがここまで悪化したら、中医学治療も非常に難しいです。結果は本当に運気を見るしかありません。ただし、彼女の寿命を延ばして、痛みを減らす事はできる。
彼女は今でも、その西洋薬を飲んだことを後悔しています。
西洋薬を飲む前は、まだ小さな腫瘍だったのに、飲み続けて2ヶ月後にはこんな事になったのです。
本当に害しか無い西洋薬!
コーヒーの飲み過ぎで、左のわき腹がずっと痛い膵炎の患者
木曜日、エジプトから来たアメリカ人。左の脇下がずっと痛いから、病院で検査を何回かしたけど原因不明。
この例は、先週診たイタリア籍のアメリカ人と同じです。
コーヒーの飲み過ぎで、すい炎になっています。
臓炎の最後は膵臓がん!
西洋医学は末期の膵臓がんしか分かりません。
初期の膵臓がん診断はできない。
確実に膵臓がんだと診断された時、病院の先生がよく患者に言いますが、余命6ヶ月!
生検したあと、中医学でも膵臓がんを救えない
もし、生検をしてなかったら、中医学の治療で生き残るチャンスはあります。
生検したら、もうチャンスはありません。
非常に苦しみながら死んでいくだけです。
西洋医学は生検をしないと膵臓がんであるかないか、確実な診断ができないと言います。こんな時、私は皆さんにこう言うしかありません。
中医学を信じる決意を出して下さい。
中医学こそ、生検しなくても膵臓がんであるかないかが分かります。
中医学こそ、陰陽の診断方法で診断ができる。
一般的な中医師はできません。
この患者さんの症状を見ると、確実に膵炎です。私が出した処方箋は、確実に膵炎を治せます。しかし、患者さんがコーヒーを止めないと、必ず効果が出ない。
(おわり)
倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。
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