こんにちは、李哲です。
アメリカの著名な中医師、倪海厦(ニハイシャ)先生1の症例、2007-6-4治療日記を翻訳しました。
頭蓋咽頭腫で手術ができない癌患者、2ヶ月の漢方薬で視力が回復し、全身の骨が痛くて介助がないと歩けなかったのが、自力で歩けるようになった内容です。
ほぼ見えない、全身の骨が痛くて介助がないと歩けない癌患者
男性、51歳の中国人。アメリカ大学の教授です。フランスに12年間留学、その後はアメリカに7年間留学、今はアメリカ大学でコンピュータを教えています。
3年前に頭蓋咽頭腫だと診断されました。腫瘍は厄介なところにあるため、手術もできない。北京に行って中医学治療を受けたけど、効果なし。
その後、北京の病院で手術し43日間入院したけど、視力はまだぼんやりしてよく見えません。また、手術後にホルモン剤と甲状腺薬の副作用で、全身の骨が痛くなりました。
西洋薬を止めたら、今度ほかの症状が出ました。
- 顔と両足がむくむ
- 集中力がなくて昏睡状態
- 話したのをすぐ忘れて、まともに話せない
今年の3月、MRI検査で腫瘍の再発が見つかり、現在の視力は盲人と同じで見えません。患者さんが診察室に入った時は、奥さんが支えて入りました。
皆さん、彼はどうしたらいいでしょうか?西洋医学しか信じない人、あなたが同じ病気になったらどうしますか?
死んでも西洋医学の治療を受けたい人は、以下の内容は見なくて大丈夫です。
脳内の水を鼻水から出す方法で、水頭症を予防
この教授は4月16日に治療に来ました。
初診の時、手足が非常にむくんでいました。これは危篤症状で、ほぼ不治です。しかし、人の命は千金でも買えない。私が救援の手を出さなかったら、誰が治療しますか?
治療で私が使ったのは、鼻と脳はつながっている理論。 先に粉薬を鼻中に入れて鼻を刺激し、たくさんの鼻水を出すようにしました。これで脳内圧を減らして、水頭症を予防できます。
癌を治すためには、水と栄養の源を根絶すべき!
すべての癌・腫瘍の成長には、みんな2つの不可欠要素があります。
- 水の供給。
- 栄養の供給。
水の供給を根絶した後、栄養の供給を根絶するのは、食品を選ぶことでできます。
皆さん、私は何回も話したけど、ビタミン剤を食べてはいけない。なぜなら、ビタミン剤は人工的に作られて分子が小さい栄養素で、がん細胞の飯になります。天然な食べ物は大きい分子の栄養。人間の体しか吸収できないので、がん細胞は食べられません。
私は教授の食生活習慣を直しました。
ビタミン剤.人工添加物たっぷりの食品.飲み物は全部禁止!
患者さんが治療費で困ったら、私が援助して治す
この教授は、中国の素晴らしい人材です。
フランス語が中国語よりうまい、アメリカ大学で英語でコンピュータを教える中国人は、世の中に何人いるでしょう?私にできるのは、全力で彼を死神の手から奪ってくること。
彼は学者だから、経済的に厳しいかも知れません。
もし治療費で困ったら、私は必ず援助します。台湾の善良な人たちが募金してくれたので、それを使います。一番お金が必要な人材に使って、国のためになる人材を確保する。
最近は本当に忙しくて、今日になってやっとこの例を書く暇ができました。診療所の顔先生と李先生が私と一緒に台湾に戻った時、人紀クラスの生徒さんとこの例を討論します。
自力で歩けるようになり、視力回復して人の顔が見えて、便座の色が分かるようになった
針治療で選んだツボは、晴明、頭臨泣、太陽、前頂、百会、後頂、風府、天柱、腎兪、痞根、消積、委中、迎香、合谷穴など。漢方薬の処方箋は保留します。
2007年6月12日。
教授は私たちの顔が分かるようになりました。一人で診察室に歩いて入ることができて、奥さんの支えがなくても大丈夫。治療を始めてから、ずっと回復しています。
皆さん、中医学と西洋医学、どちらの治療が良いと思いますか?
2007年6月13日。
鍼灸に来た時、教授の報告がありました。
「トイレに行った時、便座の色が分かるようになりました。」
アメリカだからまだ良いけど、中国の大陸旅行に行った場合、私は教授が盲人になったほうがいいと思います。
聖書に書いたのは、イエス様しか盲人の視力を治せない
教授の奥さんは、忠実なキリスト教徒でした。奥さんが私に言うのは、「聖書に書いたのは、イエス様しか盲人の視力を治せない。今は神様に出会ったみたいです。」
私は彼女に言いました。
「聖書にはお腹空いたらご飯食べて。病気になったら、薬草を食べてと書いてるでしょう。病気になったら、ビタミン剤・西洋薬を飲みなさいと書いてないでしょう?」
奥さんはずっと頷いてました。
(おわり)
倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。
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