陣痛促進剤より効果がある漢方薬、飲んで2日後に雷スピードで安産

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こんにちは、李哲です。

数年前、陣痛促進剤の代わりに鍼で出産を加速させた例を書きました。詳しい内容は以下をご覧ください。

今回は漢方薬で陣痛促進剤の効果を果たして、超~~安産した症例。患者さんは私の妻です。

2021年10月。予定日が近づいたけど、微量の陣痛すら来てない。このまま陣痛が来ないと、入院になってしまい、陣痛促進剤を使わせるかも知れません。

前回と同じように、鍼をしてみたけど、陣痛を催す事はできなかったです。お腹はびくともしない。ちなみに、鍼を刺すと胎動が激しくなります。面白い検証した例があるので、参考にして下さい。

妻も数日間鍼を受けてから諦めました。毎晩私が帰ってから遅い時間に鍼をするし、効果もさほどなかったから。鍼の響きを強化すれば効果があったと思いますが、強い響きは嫌われるので鍼を止めました。身内の治療は注文が多いし、劇効果を求められるので大変です(笑)

以前、日本にいるおばさん・おじさんたちを治療した時も、なかなか話を聞いてくれなくて大変でした。以下の記事、どうぞご覧ください。

鍼がダメなら、ほかの方法を考えないと!
そこで私が思い出したのは漢方薬。
外苑前駅前の五行堂で生薬を購入しました。

  • 人参(紅参)30グラム
  • 牛膝30グラム

3日分で値段は3900円。人参が入ってるので、少々高いです。

飲んで2日目の夜、陣痛が来て夜中には無事産まれました。陣痛が来てから子供が産まれるまでかかった時間は、わずか2時間。急がなかったら本当にタクシーの中で生まれそうでした。

そして、胎盤が出るのは五分もかかっていません。胎児が出たあと、スルッと胎盤が出てきました。(前回は子供が生まれた一時間後に胎盤が出たので、激しい腹痛で妻は大変な想いをしました)

イメージ図

無事出産後、妻は私に教えてくれました。
「最初の1杯目を飲んだ時、効いている感じがした。2日目に飲んだ時は今日で産まれそうな予感がしたけど、本当に早くてビックリした!」

漢方薬は数ヶ月飲まないと効き目が出ないイメージを持ってる方が多いですが、正しい処方箋である場合は、最初の一杯目を飲んでも効果が体験できます。

例えば風邪・インフルエンザ。基本的に一回目の漢方薬を飲めば、熱がすぐ下がったり咳が収まったりします。もちろん、一回目で完治はしないので、数日間飲む必要があります。

数日飲んでも改善しない時、ニセ漢方医に会ったかも知れません。いわゆる、「時方派(温病派)」。詳細は以下をご覧ください。

ちなみに、妻が2日目の漢方薬を飲みきってないので、残りを私がいただきました。人参が入っているので、甘くておいしかったです。妊婦ではないですが、飲んで不調はなかったです。逆に元気になった感じ。漢方薬は西洋薬と違って、患者さんが飲んでもいいし、健康な人が飲んでも損はしません。

西洋薬の鎮痛解熱剤、ステロイド、抗がん剤など正常な人が飲んだら、痛い目に遭います。患者が飲んでも、ひどい副作用に遭う時があります。以下が一つの症例、参考になると幸いです。

漢方薬は大昔から婦人科疾患に使われていました。産前産後の病気、難産など出産時のトラブル、解決策が揃えていて、数え切れないほどの症例があります。しかし、今は病院に行くのが当たり前になりました。

また、西洋医学の影響で漢方薬も毒があると認識して、怖がって飲まない女性も多いです。この笑うしかない”常識”に関して、ほかの漢方医は痛烈批判しました。以下の記事、参考になると幸いです。

漢方薬と鍼灸は西洋薬よりも安全性に優れています。困っている方、ぜひ使ってみてください。

(おわり)

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