こんにちは。李哲です。
梅雨になって、湿気が多くなりましたね。
湿気にやられて、体調不良の方はいませんか?
- 食欲不振
- あせもが増えてかゆい
- 全身の筋肉、節々が重だるくて痛い
- 足のむくみがひどくて、顔色くすんだ
- 体がだるくて、集中力が途切れる、思考がもうろうとする
上記の症状がある方は、神の薬膳料理「四神湯」を食べてみてください。2~3週間食べ続ければ、いろいろ改善点が見られるはずです。
本記事の作成は、四神汤_百度百科を参考にして書きました。役に立つ情報になると嬉しいです。
四神湯の効能と簡単な紹介
「四神湯」は中医学の歴史で、かなり有名な医食同源の薬膳料理。
漢方薬はゲロマズのイメージですが、この薬膳料理は飲みやすいです。
体の湿気を取り除くので、体がだるい・関節痛・あせも・食欲不振・むくみに有効。
痩身・美容効果もあります!
女性の皆さんには、きっと朗報でしょうね。ぜひ食べてみてください。
「四神湯」は医食同源のやつなので、毎日食べても大丈夫です。鎮痛剤、抗生物質、抗がん剤などとは違いますよ。あれは毎日食べたら、すぐ体がおかしくなり、早死になります。
歴代、四神湯は様々なバージョンがあるけど、今日はその中で最も一般的な組み合わせをご紹介します。
薬膳料理:「四神湯」の材料
- 豚のモツ250g
- 山薬20g
- 茯苓20g
- ヨクイニン20g
- 蓮子(去芯)20g
- 芡実(けんじつ)20g
- 塩などの調味料
※注1
豚のモツがなかったら、牛のモツでも良いです。
※注2
①生薬はネットでも購入できます。500g単位だと、めちゃくちゃやすいです。良心的な価格を求める方には、以下の漢方薬局がオススメです。
②外苑前駅近くでは、「五行堂」(電話:03-3478-4020)漢方薬局がオススメ。珍しくバラ売りしてくれて、何グラム単位でも購入が可能です。ネットよりは少し高く付きますが、直接店舗で買えるので便利ですね。
※注3
山薬は、俗で言うヤマイモです。でも買う時は、必ず漢方薬局の山薬を買ってください。スーパーで売っているヤマイモとは、薬用と食用の区別があるので、パワーが違います。
四神湯の作り方
①豚のモツをきれいに洗って、食べやすいサイズに切る。(スーパーで売っているのは、ほとんど小さく切ってあり、きれいな状態だと思います)
②豚のモツを強火で15分煮詰め、その後は火を止めて10分蒸します。
③芡実、蓮子、ヨクイニン、山薬を1リットルの水と一緒に、強火で沸騰させます。
沸騰したら、さっき下処理した豚のモツを入れて、弱火で30分煮詰める。
④最後は塩などの調味料を入れれば完成。
甘味が好きな方は、黒糖・キビ砂糖を適当に入れてください。
⑤「四神湯」で食べるのはモツとスープだけ。入れた生薬(芡実、蓮子、ヨクイニン、山薬)は食べるものではないので、捨ててください。もしくは、最初から各生薬をお茶パックに入れて、完成した時にポイッと捨てます。
「四神湯」の逸話:本来は「四臣湯」だったそうだ
中国・清朝の乾隆帝 – Wikipediaが南へ巡察する時、いつも信頼している4人の大臣を連れて行ったそうです。移動の疲れと水・気候が合わないせいか、4人の大臣は相次いて病気で倒れました。
乾隆帝はすぐ地元の知事に、治せるお医者さんを探すように指示しました。
知事がお医者さんを探すポスターを貼りだしたら、一人の僧侶が応募して来て、皆さんの脈診をしてから処方しました。
処方内容は、ヨクイニン、芡実、茯苓、山薬を各同量、豚のモツと一緒に煮込む。
そして、一言残しました。
「四臣、事成!」
4人の大臣は、この薬膳料理を食べてから本当に病気が治り、その後から乾隆帝が巡察に行くときは、必ずこの「四臣湯」を食べるそうです。
時間が経つとともに、民間にもこの薬膳料理が広まりました。
台湾に広がった時、「四臣湯」の由来も分からないし、台湾の発音では「臣」と「神」が似ているので、「四神湯」だと呼ばれるようになったそうです。
コーヒー飲んでお菓子食べる場合は、本来の効果が出ない!
四神湯はとてもいい薬膳料理ですが、一つ注意すべきことがあります。
コーヒー・病院の薬・牛乳といろんな乳製品・お菓子などを食べない事!
コーヒーをガブガブ飲みながら、チーズケーキ・バターロール食べながら、毎日「四神湯」を飲んでも効きません。
「四神湯は効果がない」と言わないでください。あなたがダメな物ばかり食べているから、効果がないだけです!
破壊のスピードは、建設よりも遥かに早い。
だから、四神湯で体調不良を治したいとき、必ずダメな食べ物・飲み物を止めないと効き目は出ません!
以下は一つの施術例は、食べ物の大事さが分かる記事です。
まとめ
上記のつらい自覚症状がある方は、梅雨まで待たなくて良いです。
四神湯は、いつ食べてかまいません。体が重だるい、関節が痛い、食欲不振の症状には、打って付けの薬膳料理です。
ニハイシャ先生は癌治療でも良く使いました。以下はニハイシャ先生の弟子の治療例、四神湯を日常のおやつとして食べさせてました。
四神湯はつらい梅雨を乗り越える、美味しくて効果バツグンの食べ物です。ただし、これ一つですべて解消できるとは限りません。
四神湯を食べても、食欲不振・体の重だるいのが改善しない場合、信頼できる鍼灸医に診てもらってください。おそらく、あなたの体内の湿気が強くて、薬膳料理だけでは足りないです。
鍼灸は強力な治療法なので、どんなに頑固な湿気でも、取り除いて体を軽くする事ができます。以下は一つの鍼治療例、参考になると幸いです。また、むくみが取れた症例を貼ってありますので、参考になると幸いです。

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