出産後、膣から空気が出るのを10日の漢方で治した症例2つ

【2020-11-03追加情報】
最近、鍼だけで膣から空気が漏れる症状を治した例があったので追加します。漢方薬以外に、鍼灸でも「膣なら」を治せることが証明できました。つたない文章ですが、参考になると幸いです。
🔗産後の膣から空気漏れ(膣なら)と息切れを3回鍼灸で改善|お尻の痛み・不眠解消

産後、何十年も誰にも言えなかった悩み…
「膣から空気が出て、おならのような音がする」。

恥ずかしくて我慢し続けた女性たちが、漢方薬をわずか8〜10日飲むだけで劇的に改善した実例があります。

西洋医学では「治らない」「手術はおすすめしない」と言われがちなこの症状(膣なら・陰吹)を、中医学の力でどう解決したのか? 実際の症例とその驚きの理由を紹介します。

目次

症例1:何十年も言えなかった症状、膣から空気が出るのは、10日の漢方で治った

古代で女性の出産は、「閻魔に会いに行ってくる」と言われるそうです。現代の帝王切開がないので、妊娠・出産は勇気が要ることですね。

今は帝王切開があるので、万が一ダメだったら手術すれば良いです。もちろん、手術の弊害もありますが。

関連記事:帝王切開と自然分娩のメリット・デメリット比較!出産方法の選び方

数年前、60代のおばあちゃんが逆流性食道炎を治してに来て、漢方で治りました。治ったあと、おばあちゃんは私に話しました。

おばあちゃん「1つ恥ずかしい症状があるけど、非常にうっとうしいです。中医学はなにか解決策がないですかね?膣から空気が出るというか、おならが出るのです。自分でもコントロールできないくらい空気が出て、膣中には水泡があるように、全身が辛いです。デリケートゾンなので、この数十年、誰にも言わなかったです。」

私「いつからこの症状があったのですか?」
おばあちゃん「一人目の子を産んでからです。」

産後の膣から空気漏れ(膣なら)に悩む女性のイラスト。おでこに手を当てて心配そうで、隣に子宮の図が描かれている
長年誰にも言えなかった「膣から空気が出る」悩み…多くの女性が抱える産後のつらい症状です

私「中医学でこの病名は、陰吹と言います。出産のとき、子供の頭が大きすぎて、産道の損傷で起きる症状。古代には多かったので、もちろん治療法もあります。」

今の西洋医学は、どう治療しているでしょうか?

ちょうどこの日、私の友人が来て、私が薬を作るのを見てました。

彼「え?これも治せるの?」
私「そうだよ。あなた達の外科ではどう治療するの?」

彼「手術。でも、なるべく手術はすすめない。悪性癌など仕方がないときは手術するけど。なぜなら、この部位で手術するとなかなか治らなくて、患者さんも非常に辛いからです。

私「中医学で治すのはとても簡単、簡単すぎてあなたが聞いたらビックリするかも。」

生薬が特別なので、私はおばあちゃんに作り方を教え、おばあちゃんは一人で準備しに行きました。

10日くらい飲んだあと、おばあちゃんが言うのは、「膣からガスが出るのは治り、水泡がある感覚も治りました。」

症例2:膣からガスが出る30代の女性、8日の漢方で治った

36歳の女性。
よく口内炎になり、ふくらはぎが張る、便秘などの小さな問題があります。ほかにあるのは、膣からガスが出る症状。何回か治療したあとに、この症状を私に教えてくれたのです。

関連記事:口内炎の原因は腎虚証!2日で口内炎が治り、ご飯が食べられて水も飲めるようになった【鍼と漢方薬の治療例】

病院で検査したら隙間がある。西洋医学の先生は手術もすすめない。そして、「膣から空気が出るのは治らない」と言ったそうです。

なぜ彼女は、こんな病気になったのか?
出産のとき子供が4kg以上もあり、頭が大きすぎて産道に損傷が起きたのです。出産したあと、ずっと治っていません。

当時の処方は、桃核承気湯+猪膏髪煎

透明容器に入った白いラード(豚脂)をスプーンですくっている画像。漢方「猪膏髪煎」の主成分
2000年前の古典『傷寒雑病論』に記された「猪膏髪煎」。現代では入手しにくいラード(猪膏)を用いた特別な漢方です

現在は猪膏を探すのが大変です。

私たちは買って帰って、煎じ始めました。診療所の中には怪しい生薬の香りでもないニオイが充満し、後で髪を入れて煎じたらニオイは更に強烈になりました。

特にその髪。親からもらったものなのに、手に握ったときはなんとも言えない気持ちでした。何年も貯蔵したのは、この日の為だったのです。

私は患者さんに薬の成分を教えなかったです。患者さんが吐くかも知れないと心配して。

不運にも漢方薬を飲んだ翌日、彼女から電話が来ました。

彼女「生薬には何が入っていますか?すごい脂っこいですけど。もう2年も脂っこいものを食べていません。」
私「うん、そんな成分は入っています。ほかもあるけど。でも、これ以上聞かないで!飲み続けるだけでいいです。」

8日飲んだあと、彼女の膣からガスが出る症状は治りました。

漢方薬「桃核承気湯」の主薬・桃仁(とうにん)。桃の種子を生薬として木の板に置いた写真
瘀血を除く効果が高い桃仁。膣なら(陰吹)の治療で重要な役割を果たす生薬です

今度機会があったら、彼女にもう一度検査してもらいたいです。隙間が修復されて治ったのか?

この処方で治せるのは知っていますが、なぜ治せるのかは未だに分かりません。これが中医学の不思議な所でしょう。

上記の女性の隙間が修復されたら、中医学は本当に偉大なものだと思います。

不思議と言うレベルを超えるもの!

※中国・河北省石家荘市の中医師:張静先生1の治療例:阴吹(2017-7-8発表)を翻訳しました。

李哲の解釈

桃核承気湯の説明と症例の紹介

桃核承気湯は膀胱あたりの瘀血をとる漢方です。

膀胱あたりに瘀血が多いと、人は発狂もしくは精神状態がおかしくなります。この時、「桃核承気湯」はうってつけの処方。以下は2つの治療例。参考になると幸いです。

「猪膏髪煎」の紹介

「猪膏髪煎」は、2000年前の『傷寒雑病論』に書いてある処方です。

猪膏は今で言うラード。髪は人の髪です。作り方は『傷寒雑病論』に書いてあるので、省略します。

人の髪で病気を治せるなんて、ビックリするかも知れませんが、結果的には病院も治せない症状を漢方で治しています。

古代の処方箋でも現代人の病気を治せる

2000年前の処方で、現代女性の病気を治す。これは不思議な事がないですね。だって、2000年経っても人間の体は変わってないから。

上記の2人の女性は、本当に幸運です。治してくれる先生がいて。

西洋医学の先生も手術をすすめないのに、中医学までなかったら、彼女たちはどうしたら良いですかね?膣からおならが出るのを我慢してくださいと?

手術を話すと過去記事を思い出します。手術ロボット「ダヴィンチ」の後遺障害で、内臓が膣から垂れ下がって出てきた患者さんたち。

最先端医療は安全・治療効果が高いと妄信するのは危険です!

関連記事:最先端医療機器の後遺症:アルツハイマー、内臓が体外に出て、陰部から大量出血、激痛で失神、仕事する能力がなくなり、性生活もできなくなった

漢方薬では髪の毛以外に、人間の尿も処方箋で使う

中医学には人の髪を生薬として使う以外に、もう一つ「尿」があります。特にギックリ腰など急性の痛みに効果バツグン。

ただし、「尿」は限定されたもので、誰の尿でも良いことではありません。以下の記事で詳しく説明しているので、どうぞご覧ください。

日本では少し前まで、自分の尿を飲む療法があったそうですね。

尿を飲むのは、気持ち悪いと言われるかも知れませんが、鎮痛剤もない・マッサージしてくれる先生もいない田舎でギックリ腰になった時、あなたは他の選択肢がありますか?

なにか不調があったら、漢方薬・鍼灸治療を先に受けてください

数千年前から伝わって来た漢方・鍼灸は様々な治療例があります。西洋医学みたいに実験済ではなくて、臨床で完治済の症例。

中医学は五臓六腑・経絡の知識があるので、どんな症状でも解釈ができて、治療ができます。

なにかあったら、先に中医学の先生に診てもらってください。いろいろ治療して見て、治らなかったら手術なり西洋薬なり選んでも良いじゃないですか?

  1. 張静先生は中国・河北省石家庄市の中医師です。『傷寒雑病論』の処方箋で様々な病気を治す若者実力派。本ブログでは彼女の症例を数多く翻訳しました。張静先生の診療所住所・電話番号などは以下の記事をご覧ください。オススメの漢方医・鍼灸医(海外)

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