整体と吸玉4回で、背中の急な痛みを治した
こんにちは、李哲です。
背中を急に痛めた女性を治した症例を紹介します。
この女性は最近始めた馬術に慣れなくて、背中を痛めました。 彼女がお店に来た日は、ちょうどケガした次の日。痛いところは横隔膜の後ろ、肩胛骨のちょっと下。寝返りも出来ないくらい痛いそうです。
治すためには、整体をメインにしました。
しかし、昨日痛めたばかりなので、強く押すと跳ね返る痛みで彼女は息もできないくらいでした。弱めの「こん法」で、けいれんしてる筋肉を安らげ、その後徐々に力を入れるしかなかったです。
(注:こん法というのは整体のやり方。拳を丸めて転がしながらやる。よく「ローラでやってますか?」と聞かれます。)
最後は、吸玉を置き。
次に来たとき、彼女は「寝返りが出来るようになった、背中の一点だけ痛いのが気になる」と話してました。今度は整体だけで、吸い玉はナシ。
3回目に来たとき、彼女は「ほとんど痛みがなくなった」と話してました。
4回目に来たときは完璧に回復、何の支障もありません。
鍼治療の場合は、もっと早く治ります。
1回で治るケースもあるので、以下の記事が参考になると幸いです。
急性の痛みに効く童子尿
彼女はよくなったと喜んでたけど、実は整体は大した物ではありません。中医学はもっとスゴイ解決方法があります。
昔の中国では、交通手段として馬に乗るときが多かったです。しかし、みんなモンゴル族みたいに乗馬がうまいわけではありません。だから、よく馬から落とされてケガをしたりしました。運が悪い人は、胸とかお腹を蹴られて内出血。人間の拳に打たれても痛いのに、馬に蹴られたら大変な事になるわけです。
そのときはどうしたか?
中医学の緊急治療方法があります。
子供の温かい小便を飲む。
(童貞じゃない子供はダメ!大人の小便はさらにダメ!)
子供の小便を中医学では、「童子尿」と言います。
瘀血を溶かす力がすごく強い生薬の一つ。
捻挫、打撲した時は、体内に瘀血が生じてつまっているから痛くなります。「童子尿」は、ちょうど瘀血を溶かすパワーがある。ギックリ背中であろうと、ギックリ腰であろうと、みんな治せます。
皆さんはきっと、「え?尿を飲んで治る?ありえへん!!」とするでしょう。
しかし、論より証拠。
中国の歴史記載もあるし、近代も使った先生がいます。私はまだぎっくり腰とか打撲とかないので、飲んだことありません。しかし、いつか事故に遭ったときには飲みます。
日本には飲尿療法がありますね。
上記の童子尿とは違うけど、尿がどれだけ体に良いのかが分かる一例です。
中医学の緊急救命には、もちろん童子尿だけではありません。ほかにも治療法がたくさんあります。以下がその一つ、参考になると幸いです。
(おわり)
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