急性虫垂炎で話もできない女性:1回の鍼で激しい痛みが減り、3日の漢方薬でほぼ治った

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こんにちは。李哲です。

ニハイシャ先生の有能な弟子:李宗恩博士*1の治療記事を翻訳しました。

急性の虫垂炎を治すのには、手術だけではない。

鍼と漢方薬でも治せる事を知ってください。

本文のリンク先は、

中醫盲腸炎急診 – 當張仲景遇上史丹佛

(2014.3.14 発表)

急性虫垂炎の女性:痛くて全身から冷え汗が吹き出て、話もできない

03/14/2014。

今日の夕方、診療所を去ろうとした時、スタッフさんが急に私を止めました。

ある患者さんが急にお腹が痛くなって、お母さんの同伴でスタンフォード大学から急いで来ている。私に診てほしいそうです。

この患者さんはスタンフォード大の生物科学研究員で、20代の背が高くて綺麗な女性。

診療所に入った時、手で右下腹部の盲腸のあたりを押さえていました。

四肢は氷みたいに冷たくなり、全身から冷え汗が吹き出している。痛くて話もできない状態。

急性虫垂炎は漢方薬・鍼灸で治った

急性虫垂炎は漢方薬・鍼灸で治った

彼女の状態を見て、急性虫垂炎の可能性が高いのが分かりました。

すぐ検査を行い、虫垂炎のツボを押して確認した結果、8~9割で虫垂炎もしくは盲腸に問題があるのが確認できました。

鍼治療と漢方薬を飲んで30分後、激しい痛みは良くなり、笑えるようになった

診断が確認できたあとは、「中医学の救急治療」です。

最初に刺したツボは、

盲腸点(足三里の下1~2寸)天枢、関元。

10分くらいで痛みが減り始めました。

既成品の大黄牡丹皮湯をアレンジしたのを飲ませました。

煎じ薬は間に合わないので、既成品で救急対策としてとりました。

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牡丹皮(ぼたんぴ):瘀血を溶かす生薬の一つ。

次に刺したツボは、支溝、照海、梁丘、足三里。

15分鍼を置いたら、患者さんの下腹部痛は明らかに減り、リラックスができて、体はもう寒くならない。

もう一度漢方薬を飲ませ、その後は3日分の煎じ薬を渡して患者さんは帰りました。

前後の治療は30分くらい。

患者さんが帰る時、だいぶ良くなり笑うことができました。

虫垂を切りたくなくて、中医学治療に駆け込んだ患者の母

私は患者さんのお母さん(私の患者さんでもある)に聞きました。

「なぜスタンフォード大学の救急病棟に運ばなかったのか?」

お母さんが言うのは、「自分も虫垂炎だと予測しました。でも、救急病棟に運んだら確実に盲腸を切り取るでしょう?」

彼女は娘さんの虫垂を切りたくない、中医学にも救急対策があると思って、退勤ラッシュでスタンフォード大学から診療所のEl Camino Realまで渋滞があるのを知っていながらも、私に先に診てほしかった。

彼女が言うのは、「私が診療所を離れる数分前に連絡できて良かったです。いなかったらどうしようと迷ったかも」

彼女の言葉、彼女が私に対する信頼、とても感動しました。

手術のメスがなくても、患者を助けることはできる

小さい時、外科医に憧れたけど、物理学と半導体の道に行き、小さい時の手術メスで人を救う考える方は徐々に忘れました。

車で帰る時、夕日を見て、金曜日の賑やかなPalo Altoを見て思ったのは、手術のメスがなくても同じように人を救う事ができる。

週末までの忙しさで疲れた心身も、疲れが飛んで行きました。

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考えると人生は不思議です。

小さい時の手術メスはなくなり、物理学、電気、管理、投資をやって人生はすでに半分過ぎています。

小さい時の手術メスはまた浮かび上がったけど、この道具はすでに華やかで論理的な中医学に変わっています。

漢方薬を飲んだ3日後には、ほぼ治り

2014年3月16日。

患者さんから「ほぼ治った」とメールが来ました。

今回は非常に成功した中医学の救急治療だとも言えるでしょう。

李哲の感想

急性虫垂炎(盲腸炎)は、暴飲暴食と関係があります。

急いで食べたあと動き回ると、食べ物が降りなくて盲腸の所でつまり炎症が起きるのです。

西洋医学の治療では、すぐ開腹手術して盲腸を切り取り。

緊急時に良いけど、開腹手術のデメリットがあります。

  1. 傷痕が残る。
  2. 運が悪くて腸粘膜がくっついた場合は、腸閉塞の症状が出る。

 

手術後すぐ腸閉塞になる人もいるし、何年か後にメスを入れた所に便のつまりが生じて、腹痛.便秘症になる人もいます。この傷口周辺の痛みはとても厄介で、治りがなかなか悪い。

以下の記事でも、手術の後遺障害に関して書きました。参考になると幸いです。

中医学の漢方薬.鍼灸は、開腹手術なしでも治療ができます。

鍼だけだと力が足りないかも知れないので、漢方薬も同時に使えば最強の治療になります。

元になる処方箋は上に書いてますが、臨床では漢方医がアレンジして使うので、詳しいのはやはり漢方医に聞いてみて方が良いです。

*1:李宗恩博士の紹介は、オススメの漢方医・鍼灸医(海外) をご覧ください。

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