朝鮮人参を食べてイライラ、不眠症が悪化した女性。朝鮮人参は3種類の人にオススメできない

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朝鮮人参を食べてイライラ、不眠症が悪化した女性

こんにちは。李哲です。
朝鮮人参は古くから病気治療に使われて、滋養強壮剤として有名ですが、誰でも適応していない事を知っていますか?

今日は何年か前の患者さんを例にして説明したいと思います。

1人40代の女性、整体によく来ました。今でも覚えているのは、彼女は声がでかい。何か興奮しているようで、話がすごく早い。血が昇ったように顔が赤い。

彼女は肩と首が特にこるそうです。そして、夜よく眠れない.イライラが多い。小さな事でもよくイライラするそうでした。毎回、整体をやると首こり肩こりは改善されるけど、イライラはあまり変わらなかったです。

ある日、彼女から聞いたのは、本物の朝鮮人参を煮て飲んでいる。この話を聞いて、私はなぜ彼女が夜眠れないか、イライラしやすいかが分かりました。

朝鮮人参が原因で、イライラが増し、眠れなくなっていたのです。

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薬王と言われる朝鮮人参、誰でも食べて良いものではない

朝鮮人参の適応症は、体の津液を失ったとき

一般的に朝鮮人参は、汗もしくは嘔吐・下痢で体の津液を失ったときに使います。西洋医学の言葉でいうと、電解質異常の症状に使う。

臨床で良く使われる症状をあげます。
マラソンに参加する前に飲むと、最後まで軽く走れる。(マラソンは大汗をかきます)
熱中症で倒れた時に飲ませると、その場で回復できる。
コレラで激しい嘔吐・下痢で食欲がない時に役に立つ。

朝鮮人参の適応症は、中国薬草書では以下のように書かれています。

人参:
气味甘微寒,无毒。主补五藏,安精神,定魂魄,止惊悸,除邪气,明目,开心,益智。久服轻身延年。

神農本草経しんのうほんぞうけい』より

朝鮮人参を食べてはいけない3種類の人

上記の適応症以外に人参を使うと、真逆の効果を出してしまう場合はあります。彼女の場合は、朝鮮人参が合わない体質で症状が悪化したのです。

一般的に3種類の人は適していません。

  1. 便秘ぎみで宿便がある方は、朝鮮人参を食べるとのぼせて、イライラが増す・脳が興奮状態になるので更に不眠症になります。
  2. 湿熱が多い人も上記のような反応が出やすい。(湿熱証の人は肥満症、もしくはお腹が大きい人が多い)
  3. 考え事が止まらない人は、熱が生じやすいので朝鮮人参が合わない

彼女は私のアドバイスを聞いて、1週間くらい朝鮮人参を止めたら、寝られないのは治ってイライラも減りました。それ以来、彼女は1週間に1回しか朝鮮人参を飲んでないそうです。(前は毎日飲んでました)

高価な朝鮮人参に頼るより、食事・睡眠・運動が大事

今は金持ちの人が増えて、高価な朝鮮人参でも買える人が増えました。

朝鮮人参はもちろん体に良いものです。上記の適応症に当てはまる方は、とてもオススメ。ただし、生薬の一つとして、万人受けだとは言えない。自分の現在の体調に合うかどうかは、必ず漢方医のアドバイスを聞いて下さい。

朝鮮人参はプラスアルファのもので、別になくても健康に支障がありません。

食べ物に気をつけて睡眠をしっかりとる。そして運動をたくさんすれば、朝鮮人参を食べなくても元気にいられます。気をつけるべき食べ物は、コーヒー・乳製品・人工的な甘い物・サプリ・病院の薬。

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