こんにちは、李哲です。
アメリカの著名な中医師、倪海厦(ニハイシャ)先生1の治療日記、2010年08月30日診療日誌を翻訳しました。
主に3つの治療例が入っています。
- 死神から奪ってきた危篤な乳がん患者
- 漢方薬と鍼灸だけにしてから、数年ぶりに初めて皮膚病が良くなった患者
- 鎮痛剤の副作用で、全身性エリテマトーデス(SLE)になった患者
乳がん、4週間の漢方薬治療で寝汗が治り、不眠症が改善して両足も暖かくなり始めた
今日あのペンシルベニア州から来た、乳がん患者さんのアメリカ人。4回目の診察に来ました。すべての危篤な症状が消えました。
- 体力は回復
- 睡眠は良くなり
- 寝汗をかくのは完全に消えた
- 両足は暖かくなり始め、体も涼しくなって
- 食欲は正常になっている
このすべての症状が表すのは、患者さんは回復している途中です。もう処方箋を変えることもない。続けて正常になるまで飲み続ければ良いです。
彼女の3回目の治療内容は、以下の記事をご覧ください。
彼女はとても緊張して話しました。
「地元に帰るのが不安です。ずっと先生と一緒にいたほうが安心できる。」
私「もう心配は要りません。3回の診察で、どの処方箋があなたに一番適しているのかは、すでに把握しています。貴方はもうわざわざ診療所まで来なくても大丈夫。遠隔治療ができるので。」
彼女は治療に来る前に、すでに手術して放射線療法を3ヶ月やりました。しかし、乳がんの転移を止められなかったです。
もし彼女が中国人だったら、私は治療しません。 中医学を信じる中国人だけの為にも、人が溢れて大変なのに、中医学を信じない中国人のために、時間と労力をかける暇がない。
漢方薬と鍼灸だけにしてから、皮膚病は良くなり、新しい皮膚が再生してきた
軍隊の看護師を退職した皮膚病患者、今日また鍼灸に来ました。前回の治療内容は以下の記事をご覧ください。
手足が氷みたいに冷たいと不妊症が治らない。乳腺症か乳がんか?中医学は質問するだけで分かる。皮膚が赤くて痛い、痒い患者、原因不明だと言われた
彼女の皮膚はレーザー治療を止めて、漢方薬と鍼灸のみの治療を始めてから、急激の変化が現れました。特に両手のうらの皮膚は今日来た時、ピンク色の新しい皮膚が出て、もうすぐで治りそうな感じ。足首の方だけ残っています。足首の皮膚も、外側から皮膚が乾いて脱皮してるところ。
彼女が言うのは、「この何年こんなに良くなったことはない。」
過去に何年も無効な治療をして、中医学の治療を何週間受けただけで、病状がすぐ変わるなんて、彼女は感動してました。
以下は彼女の写真です。
鎮痛剤の副作用で、全身性エリテマトーデスになった患者
一人の香港籍の華僑、中年女性、南アメリカ大陸から来ました。
今日は初診。
カルテに書いたのは、変形性関節痛と全身性エリテマトーデス(SLE)。
問診で分かるのは、3年前に関節痛で西洋医学の検査を受けたら、リウマチ性関節痛だと診断され、ずっと鎮痛剤を飲んだそうです。その後、すぐ顔に紅斑が現れて、腕にも紅斑が現れて検査に行ったら、今度は全身性エリテマトーデスだと診断されました。これは2年前の事。
明らかに、彼女は長期的に鎮痛剤を飲んで心臓を傷つけ、母乳が心臓に逆流して(全身性)紅斑性狼瘡(Lupus)の症状で出ています。
これは薬害です!
薬漬けの人は、自分が何を飲んでいるのか、目覚めてください!
現在、彼女の生理はいつも遅れている。今月の生理もまだ来ていません。睡眠はまだましで、ほかの症状は正常。
薬害で生じた全身性エリテマトーデスなので、まだ治療が難しくない。
この例が示すのは、関節炎の治療ができない西洋医学の先生は、勝手に治療しないで下さい。知らないで治療を始めると、関節炎よりもひどい病気になる。治療しなければまだマシ。
関節痛は中医学の治療では、なんの難しいこともありません。
漢方薬で関節痛を治す時、絶対にこの例みたいな全身性エリテマトーデスが出ません。
治療すればするほど、病気が増える。これが西洋医学です。
「鎮痛剤の副作用は、心臓を傷つける」。
これは西洋医学でも公表された事実です。女性は心臓を傷つけると、母乳が逆流して心臓に入り、全身性エリテマトーデスになる。このような例は、たくさんあります。
女性の皆さんは十分気をつけて下さい。
鎮痛剤を飲まないように!
どこか痛くなったら、私がネットに公表した中医師を探して治療すれば大丈夫です。
(おわり)
倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。
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