親指の付け根が痛いのは、鍼1回でだいぶ治った

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こんにちは、李哲です。
簡単な鍼治療例を紹介します。

2024年10月。
患者さんは70代の女性。
親指の付け根が痛い主訴がありました。

この症状は最近、シニア世代の女性から何回も聞きます。言葉で説明しにくいので、私の手をサンプルに撮影しました。赤い丸のところが痛い場所。以下の画像、参考にして下さい。

親指の付け根が痛いのは、鍼1回でだいぶ治った

肺経になりますが、ここにはツボがありません。どうしたら良いのか?

鍼灸理論には「阿是穴」があります。つまり、圧痛点のこと。ツボがない時は、圧痛点に鍼をする。一般的には子穴で瀉法を行えばいいですが、今回はあえて圧痛点だけにしました。

深さは5分くらい刺して回したら、強烈な響きで呻く。

1週間後彼女が来たときに確認したら、ほとんど痛みが消えました。少しだけ痛みがあるので、もう一度同じツボに鍼をしました。これで治るはずです。

簡単な症状ですが、困る女性が多いでしょう。湿布とか貼っても、整形外科に行っても、さほど変わらない。指関節の痛みに対して、病院の治療で治った患者さんを私は見たことがありません。

たとえばブシャール結節。湿布よりも鍼のほうが効果抜群です。以下は一つの症例、参考になると幸いです。

痛みを治す時、鍼は最強の鎮痛剤とも言えます。痛みで困っている方は、ぜひ近所の信頼できる鍼灸院に行ってみてください。

どうしても鍼灸院が見つからない場合は、患部にお灸するだけでもマシになります。千年灸は貼っても落ちないからオススメです。

ほかの指が痛い時は、ツボを選んでやったほうが良いかも知れません。以下の記事でツボを紹介しているので、参考になると幸いです。

(おわり)

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