はじめに:まぶたのピクピクを自分で治療した鍼灸師の記録
こんにちは、鍼灸師の李哲です。
今回は、私自身が経験した「まぶたのピクピク(眼瞼けいれん)」を、鍼治療で2回で解消した症例を紹介します。
まぶたがピクピクする症状は不快で、放置してもなかなか改善しないことがあります。この記事では、効果的なツボを使った施術記録と、ピクピクの原因を東洋医学の視点から解説します。
症状:右上まぶたがピクピク動く
ある日、右上まぶたがピクピクと動き始めました。最初は「そのうち治まるだろう」と思っていましたが、数日経っても症状が続くため、鍼治療を試みることに。痛みはないものの、ピクピクする感覚はやはり不快です。この症状は、東洋医学では「胆経」や「肝臓の血不足」と関連していると考えられます。
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鍼治療1回目:陽陵泉と足臨泣を刺激
2018年5月30日、胆経に関連するツボ「陽陵泉」と「足臨泣」(左側)を選択し、鍼を刺しました。
- 陽陵泉:ふくらはぎの外側にあるツボで、胆経の主要なポイント。
- 足臨泣:足の甲にあるツボで、胆経の流れを整えるのに効果的。
昼に施術を行い、午後にはピクピクが一旦落ち着きました。しかし、翌日の午後に再び軽いピクピクが再発。症状は前日より軽減していましたが、さらなる治療が必要でした。
鍼治療2回目:即効性を実感
同じく「陽陵泉」と「足臨泣」に鍼を施しました。今回は、陽陵泉に刺した鍼を軽く回すと、ピクピクが即座に停止。鍼を刺している15分間は症状が完全に消失し、抜鍼後もほぼピクピクがなくなりました。陽陵泉を刺激した際、ふくらはぎ全体にジンジンとした響きを感じ、効果を実感しました。
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鍼治療3回目:完治を確認
2018年6月1日、念のため同じツボに鍼を施しました。この施術以降、まぶたのピクピクは完全に解消し、再発もありませんでした。わずか2~3回の治療で、悩まされていた症状がなくなったのです。
まぶたがピクピクする原因:肝臓の血不足
東洋医学では、まぶたのピクピクは「肝臓の血不足」が主な原因と考えられます。私の場合、パソコン作業による目の酷使が原因でした。長時間のPC作業で目が疲れると、肝臓に蓄えられた血が消耗し、こうした症状が現れることがあります。
以下の記事で、なぜ陽陵泉を選んだか詳しく解説しています。
肝臓の血不足とツボの選び方
西洋医学との違い
西洋医学では、まぶたのピクピクは「眼瞼けいれん」や「顔面ミオキミア」と診断されることがありますが、根本的な治療法は限られています。一方、鍼治療ではツボを刺激することで、短期間で効果的に症状を改善できます。困っている方は、ぜひ近くの鍼灸院を訪れてみてください。
顔面麻痺やミオキミアの鍼治療について
予防のために:目の使いすぎに注意
私の場合は、ブログ執筆やPC作業による目の疲れが原因でした。今後は適度な休憩を取り、目の負担を減らすよう心がけています。まぶたのピクピクを防ぐには、以下のポイントが重要です:
- 長時間のPC作業を避け、定期的に目を休める
- 十分な睡眠とバランスの良い食事を心がける
- ストレスを溜めないようにする
まとめ:鍼治療でまぶたのピクピクを解消
まぶたのピクピクは、鍼治療で驚くほど簡単に改善できる場合があります。私の場合は、陽陵泉と足臨泣を使った2~3回の施術で完治しました。同じ症状でお悩みの方は、鍼灸院での治療を検討してみてください。また、目の使いすぎによる肝臓の血不足を防ぐため、日常生活でのケアも大切です。

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