こんにちは、李哲です。
今日は一人60代の女性の施術例。
肩こりが原因で息苦しい、呼吸しづらいのを治し、ついでにまぶたがピクピク痙攣するのも治した例です。
ひどい肩こりで息が苦しくなり、深呼吸ができない患者
患者さんは中年女性。
息子さんの紹介で来ました。
主な自覚症状は、
- 長年の肩こり
- 時々息が苦しくなり、深呼吸ができない
カルテを見たら、よく食べる食べ物はすごかったです。チーズ.牛乳.白砂糖が入ったお菓子.コーヒー。唯一にないのが、薬とサプリメント。こんなにたくさん食べたら、体調が良くなるワケがないです。
コーヒー、チーズ、お菓子などは当院の禁止物。具体的な理由は以下の記事で説明しているので、どうぞご覧ください。
背中を触ってみたら、パンパン張っていました。
彼女は肩こりしかないと思っているけど、触ってみたらそんな簡単なことではなかったです。五臓六腑には既に影響がありました。幸いなのは手足は温かくて、睡眠と便通が良いこと。
彼女は幸運としか言えないです。なぜなら、同じように食べてきたたくさんの女性は、もっと症状がひどいから。
以下の治療例に書いた女性は、サプリメントと乳製品を何十年も食べて来て、大きな子宮筋腫ができ、そのせいでひどい貧血にもなりました。
1回で肩こりはだいぶ楽になり、息苦しくて呼吸しづらいのも治った
彼女の施術は、足ツボと整体の一時間。
余りにの痛さで彼女は爆笑。私も笑うしかなくて、けっきょく二人の爆笑で施術が終わり。
2回目に来た時、体調の変化を聞いてみました。彼女が言うのは、「肩こりがだいぶ楽になった。息苦しい症状はなくなり、深呼吸もできるようになりました」
息苦しい、呼吸しづらいのは鍼治療でもっと早く改善できます。以下は末期乳がんの患者さんの治療例、心臓が痛くて呼吸しづらいのを5分で治した例です。
筋肉痛が3週間も続いてビックリ
彼女の話を聞いたら、足ツボ後の筋肉痛が3週間も続いたそうです。私はびっくりしました。1週間続くのは聞いたことあるけど、3週間はさすがに初めて。
筋肉痛が長引くのは、運動不足が一つの原因。もう一つは、右足に溜まっている老廃物が多いからです。好転反応として筋肉痛が出るのは良くあります。
以下の記事で症例をもとに詳しく説明したので、参考にしてください。
まぶたが2週間ピクピク痙攣するのも、ついでに治った
2回目の足ツボをやるとき、彼女は面白い変化を教えてくれました。
当院に来る前、2週間くらいまぶたがくっつきそうで、ピクピク痙攣したそうです。
「目医者さんに診てもらうかな?」と迷った時、ちょうどこちらの施術を受け、次の日からなぜかまぶたが大丈夫になった。彼女は、「足ツボのおかげではないかな?」と思ったそうです。
確かに。
これは足ツボと整体のおかげです。
彼女のまぶたがけいれんするのは、脾臓の問題。余分な水が、体内に溜まっているからです。(コーヒー飲むな!白砂糖入りのお菓子食べるな!など言うのは、脾臓を守るためです)
彼女はまぶたがけいれんするのが治って、とても喜んでました。
しかし、余談話で聞いたのは哀しい内容。
まぶたの痙攣が1年も治らない知り合い
彼女の知り合いは糖尿病患者。まぶたがピクピクするのが治らなくて、大学病院に行って目の周りに注射をするそうです。
2~3ヶ月に一回の注射。
そうすると、しばらくは大丈夫。
1年くらい経っているけど、まだ大学病院に通っています。
彼女が私に質問したのは賢かったです。
「注射するのは、恐らく麻酔剤でしょう?」
私の答えは「そうです!」
麻酔剤だから神経をマヒさせて、けいれんしないように収める。まぶたがピクピク動く本当の原因は、なにかを知らないで、ただ単に麻酔剤を打って神経を麻痺させるのは...これで治りますか?
臨床では、麻酔薬で「てんかん」になった女性すらいます。ニハイシャ先生1の治療記事、どうぞ参考になると幸いです。
追記:鍼でまぶたの痙攣を治した例
2018-06-19追記情報。
自分のまぶたがピクピク(けいれん)するのを鍼で治した例もあります。足つぼ整体も有効ですが、個人的には鍼治療のほうが早い気がします。
なにか不調がありましたら、鍼治療がオススメです。以下の記事、参考になると幸いです。
倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。
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