こんにちは。李哲です。
今日はお灸のマメ知識。膝痛の方に役に立つ情報になれば幸いです。
- 膝を曲げたり伸ばしたりする時に、ボキボキ音がする。
- 階段の昇降で痛い。
- 歩く時は痛くないけど、走ったりすると痛い。
以上のような膝痛には、次のツボにお灸をするのが有効です。
鶴頂(奇穴、かくちょう)。
ツボの位置は、以下の図を参考にしてください。
参考になる外部サイトは以下。
鶴頂(かくちょう)にお灸をする時は、1箇所に9回続ける。時間があれば15回、20回続けてやると更に良いです。
毎日続ければ、2週間くらいで効果が分かります。
注意点:
①せんねん灸は、生姜入りタイプを購入すること。
②やけどしないように気をつけること。せんねん灸が熱くなったらすぐ取って、新しいせんねん灸を置いて続けてください。
③お灸してから3日間はお茶が禁止。
お灸の効果が落ちますので飲まないで下さい。
緑茶、ウーロン茶、紅茶、プーアル茶などは禁止です。
大丈夫なのはトウモロコシ茶、麦茶、水など。
条件がある方は、自宅で生姜灸をやったほうが良いです。
火力と効き目は、せんねん灸よりも強いです。
生姜灸のやり方と注意事項は、以下の記事をご覧ください。
膝の中が痛い。
膝の両側もしくは片方が痛い。
この場合は、指で押してみて痛い所にせんねん灸を置いて、お灸をすれば良いです。連続で9回続ける。(1回だけでは、ほとんど効果ありません!)
お灸をしても効果が出ない場合は、近くの信頼できる鍼灸院に行ってみてください。詰まりがひどい時は、お灸の力だけで足りないので、プラス鍼治療が良いです。
今までの自分の施術経験からみると、急性の膝痛.病歴が短い膝痛は1~2回で痛みがだいぶ緩和できます。長年の膝痛だったら、もっと時間がかかると思いますが、効果がない事はないですね。
以下は膝を痛めてから、日にちが経ってない鍼治療例。
長引いてないので、計5回で完治しました。

以下はもう一人の鍼治療例、事故で膝を痛めた女性です。
年数が経ってから鍼治療したので、治りが遅かったけど、効果がないことはありません。ちなみに、膝痛を治しただけではなくて、頑固な冷え性・30年の花粉症もかなり改善しました。

膝痛だけではなくて、痛風.変形性関節炎で膝の中に水が溜まったのも、鍼治療の効果は良いです。
グルコサミン服用、膝にヒアルロン酸を注射。
このような治療法よりも、膝内の循環を良くするので、治ったあとは二度と鍼治療をしなくても済みます。
膝痛で困っている方は、先にお灸を試してみてください。
1週間くらお灸しても変化がないときは、素早く鍼治療を受けて方が良いです。
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