膝が痛くて、正座すると違和感がある患者
こんにちは、李哲です。
膝の痛みを治した施術記録です。
患者は筋肉隆々の男性。
ほかの症状で鍼治療に通ってましたが、今回は特別な症状を訴えてました。
右膝が痛い。
以前から右膝に違和感があって、正座する時に右膝だけ違和感を感じる。最近は、右膝の内側と真正面まで痛いそうです。
膝が痛いのは5回で治った
2018-5-4
膝周りの鍼をしました。
今日は1回目の治療です。刺したツボは右の足三里、内膝眼、外膝眼、鶴頂、陽陵泉から陰陵泉につなぐ(3寸の鍼で)。
2018-5-11
2回目。特に感想なし。
2018-5-18
3回目の膝痛の施術。
鍼する前に、彼が言うのは「前回の鍼をしてから、右膝はほぼ大丈夫です」
念のために、3回目の鍼をしました。
2018-5-24
4回目の施術。
彼が言うのは、膝痛は8割良くなって、あと2割くらい違和感あるくらい。
2018-5-31
5回目の施術。
彼が言うのは、前回の鍼をしてから90~95%良くなった感じ。
面白いのは、彼が施術後に言ったのが、「今日膝周りの鍼を刺した瞬間に分かりました、膝はすごくいい感じ。もうこれで治る感じです」
私も今回で膝痛は消えると思いました。
ただし不思議なのは、なぜ彼は鍼を刺した瞬間に分かるか?
ほかの治療のついでに膝痛も解決。一安心しました。
私のおばさんは、1回で膝痛を緩和したけど、誰でも1回で解決できるとは保証ができません。
膝を痛めた原因は、過度なトレーニングだった
彼の膝痛の原因は、筋トレで膝を痛めたからです。彼が言うのは、300kgのおもりを両足で動かすそうです。すごいと言うしかない。
筋トレは体に良いですが、やりすぎは避けてほしいですね。以下は筋トレやり過ぎて、体調不良になった男性の例です。
筋トレ、若しくは激しいスポーツ・事故で膝を痛めた。膝の軟骨がすり減って痛い。理由を問わず、膝痛であれば鍼は効果があります。2~3回で膝痛を治した経験は少なくない。治療回数が多い人もいますが、これは別の原因があるからです。(腎機能低下が主な原因)
一般的な膝痛は、若ければ若いほど、ビックリするくらい早く治ります。
人工膝関節置換術のデメリットは3つある
西洋医学では膝痛が治せないので、ヒアルロン酸を膝に注射したり、がん細胞の飯になるサプリを処方したり。最新テクノロジーは人工関節置換術。
最新テクノロジーだと皆さんは安心感があると思いますが、事実は違います。以下は、現実に溢れる医療機器問題を指摘した翻訳文、参考になると幸いです。
私が人工関節置換術を反対する理由は、以下の3つがあります。
人工関節置換術の医療機器は、10~20年しか持たない。老後にまた手術するのか?
この人工関節置換術で入れるのは、金属製の部品で有効期限があります。だいたい10~20年。(今はテクノロジー発展で、もっと長持ちすると言いますが、本当の話は誰も分かりません。)
50代で手術を受けると、60~70代のときは再置換術を受けるしかない。その時あなたは体力がなくて、手術を受けられない場合、残りの人生は車イス生活になります。
中医学治療を受けると、歩けないことにはなりません。単純な膝痛よりもひどいアンジェルマン症候群でも、漢方薬で著しく改善されているのです。
人工膝関節置換術をしても痛みが完全に消えない、膝の可動域なども問題がある
2つ目の理由は、人工膝関節置換術は生まれつきの膝にかなわないこと。
私は患者さんたちから話を何回も聞きました。友人・知り合いが人工関節置換術を受けたあと、いつもの膝と違う。うまく曲がれない、もしくは別の痛みが生じたり、いろいろ問題があるので、長期間のリハビリが必要。
中医学の治療を受けるとどうなるのか?以下は症例には、全身の関節が痛くて泣いている患者さんが、わずか1週間の漢方薬で痛みが治りました。鎮痛剤が良いのか、漢方薬が良いのか、自分で判断してください。
膝周辺に長い傷口が残り、外観的に美を失う
もう一つのデメリット。
膝には10~20cmの傷口が残ります。
鍼治療のあとは、痛みも消えていつものヒザに戻る。完全にあなたの意志通りに動く、生まれつきの膝です。もちろん、傷口も残りません。
以下はニハイシャ先生の漢方薬症例。手術ではないですが、乳癌のしこりが治っても、生検したあとの傷口が治らない事実を書いています。手術は厄介な治療法、なるべく避けてください。
追記:患者さんの膝痛をもう一度鍼で治した
彼はその後、また膝を痛めました。今度は筋トレが原因ではなくて、回復段階で歩きすぎたのです。以下の記事で詳しく説明しています。どうぞご覧ください。
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