こんにちは、李哲です。
アメリカの中医師、鄭智城先生1の記事、发烧的迷思:传说中的烧坏脑子到底是真的还是假的?_郑智城_新浪博客(2016-12-09 発表)を翻訳しました。
- 子供が高熱になっても脳障害にならない。
- 発熱は子供の成長に欠かせないもの。
- 発熱したとき、解熱剤で下げてはいけない。
などの内容、参考になると幸いです。
熱を下げないと脳障害になる都市伝説
親がよく心配するのは、子供の高熱。発熱すれば、すぐ頭が真っ白になり、何でもかんでも病院の治療を受けます。親たちが心配しているのは都市伝説:高熱をすぐ下げないと、脳障害になる。
歴史上、確かにこのような事はありました。流行性脳脊髄膜炎患者は、高熱のあと生き残ったけど、智力がだいぶ落ちました。
高熱は子供の成長で欠かせないもの
流行性脳脊髄膜炎を除いて、一般的な発熱は違います。
高熱は子供の成長過程で欠かせないもの。
子供が発熱するのは、夢にも来てほしい事です。高熱を起こしたあとの子供は、賢くなるし身長がぐっと伸びる。セミの抜け殻の段階みたいに急成長します。発熱がなかったら、身長と智力の向上は難しい。

上の理論に反対する人もいるでしょう。
「私たちの子供は高熱が少ないけど、身長も智力もあります!」
あなたの子供は、もともと身長180cm・IQが130にもなれるのに、発熱が少なくて今は170cmでIQが99だけです。あなたはどう思いますか?
田舎の年配者たちは、子供が高熱を出してもあまり気にしません。発熱したあと、子供はぐっと身長が伸びて、賢くなるのを知っているから。

高熱で脳障害になるのは、西洋医学の治療を受けたから
それでは、なぜ「高熱で脳障害になる」都市伝説があるのか?
現代医学の高熱に対する処理が間違って、強制的に発熱を中止させたからです。
もともと子供は風邪を引いたあと、もしくはワクチン接種のあとに発熱します。これは体の免疫力が、自動的に抵抗する過程。
体には免疫システムがあること、皆さんは知っているでしょう。発熱は免疫システムが働いている過程で起きる現象です。
もともと、この過程は3~5日で終わるもの。しかし、今の親たちはすぐ病院に運んで治療する。病院の治療は、だいたい点滴で熱を下げる。
むりやり子供の免疫システムを押しつぶして、抵抗しているのを止めさせるのです。(お医者さんの本意は、体を助けて侵入者を倒す)
結果的には、この免疫システムは後ろからナイフで刺され、すぐ負けて働けなくなる。外からの侵入者もだいぶ死んだけど、悪いやつは簡単に全滅しない。生き残った悪いやつらが目を覚ましたら、目の前は抵抗する軍団がない。喜んで更に進軍。
なぜ小さな風邪が、肺炎になり腎炎になるのか?
西洋医学の治療が原因です。
もともと悪いやつらは、鼻.咽頭などでグルグル回っていて、体には免疫システムがあるので中には入れません。西洋医学の治療で免疫力がダメになったから、今はヨシヨシ、直接に肺と腎臓など大切な要害に飛び込める。

高熱が中止された結果は、非常に怖いです。
子供の生命力・免疫力は、治療で打撃を受け押し潰されています。
抗生物質は純粋な陰のもの。均等的に全身に周り、いろんな臓器(脳も含めて)に持久的作用するので、西洋薬で熱を下げると、子供の知能低下が起きるのは当たり前。
子供が発熱したとき、親は喜ぶべき
真相は、高熱で脳障害にならない。
西洋医学の強制的に熱を下げる処理で、脳障害になり知能低下を惹き起こします。
真相を知らない人たちが見たのは、ただ高熱が下がったあと子供が少しバカになったこと。だから、たくさんの人は「高熱で脳障害になる」都市伝説を信じているのです。
子供発熱したとき、親は喜ぶべきです。子供の身長と智力が伸びるチャンスが来たから。子供の様々な難病、例えば白血病・1型糖尿病などが治るチャンスが来た!
発熱したときの正しい治療法を知らなかったら、ほったらかして下さい。大多数の場合、子供は1週間で熱が自然に下がります。
▼李哲の説明:
風邪で高熱・咳などの症状があった場合、漢方薬を飲めば翌日にすぐ治ります。詳しい処方箋の説明は以下の記事をご覧ください。
鄭智城先生はアメリカで開業している漢方医。様々な面白い症例があったので、翻訳させていただきました。人物紹介と診療所情報は、オススメの漢方医・鍼灸医(海外)をご覧ください。
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