中国鍼と日本鍼の違い:得気(響き)で効果が変わる!痛くない鍼の落とし穴

こんにちは、李哲です。
鍼灸の経験があるという患者さんに施術したら、響きでびっくりする人が多かったので、今日は当院で使う鍼に関して説明したいと思います。

タイトルは日本鍼との違いと言いましたが、鍼はほぼ同じものです。

皆さんが認識している鍼より、少し太いくらいでしょうか。日本鍼の直径は、一般的に0.20~0.22cm。私が使うのは、直径0.25cmもしくは0.35cmです。太さ0.05cmの違いは、刺されたとき、ほとんど分かりません。

それでは、中国鍼は日本鍼と比べて、何が違うと言うのか?

中国鍼の最大の特徴は、補法もしくは瀉法・平補平瀉の手技を行い、響きを作ることです

鍼灸師の左手が鍼を持ち、右腕の内関穴(PC6)に刺入しようとするクローズアップ。古典中国鍼の得気を得るための精密な手技を示す。
当院の古典中国鍼施術例。内関穴に鍼を刺入し、ズンとする響き(得気)を得る瞬間。痛みを伴う刺激が病気を治す鍵です。

たくさんの患者さんから聞いたのは、「痛い」!
独特の響きを日本語で表現する言葉がなくて、痛いとしか言えないそうです。

ツボによっては、響きがとても強い所があります。

  • ズンと重くなる
  • 電気が走るように感じる
  • 鋭くピリピリする
  • 鍼したところが痛くないけど、周囲が熱くなる

ツボによって、感覚がいろいろあります。

鍼がすごい細くて「痛くない」。
響きがない。
鍼灸の流派によって、やり方がいろいろあるかも知れません。ちなみに、漢方薬も流派があり、議論が続いています。以下は私の小論文、参考になると幸いです。

ひびきがあるかないかは後にして、効果がある事が1番大事でしょう。私は鍼で治るなら、痛いか痛くないか関係なしで、どんなやり方でも良いと思います。

当院の施術は、中国昔からのやり方(古典鍼灸)で、響きがほとんどです。(私が知っている限り、日本の鍼灸師も響きを求める先生はたくさんいます。)

響きは鍼灸の理論で、『得気』(とっき)と言います。鍼したところに気が集まって、体を刺激していろいろ治すのです。中医学の聖典:『黄帝内経』などには、「鍼を刺して得気がないと病気は治らない」と書いてあります。

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当院は治療するためであり、リラックス・気持ちいいのが目的ではありません。治すために、かならず得気(ひびき)を求めて施術します。

まったく響きもなくて、効果バツグンの鍼があればいいですが、私はまだ聞いた事がありません。中国鍼が痛い(響く)のは当たり前。痛くない鍼で病気が治るなら、私も習いたい。

ネット上には痛くない鍼でアピールしている治療院が多いですが、私は笑うしかないです。まあ、様々な症例を出してくれれば、信じるかも知れないけど、今のところはまだ信用できない。

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