氷食症とは
こんにちは。李由香です。
氷食症って聞いたことありますか?
氷が食べたくて仕方なくなって、バリバリバリバリ食べてしまう症状です。

氷食症は中医学でいうと、貧血と脾胃が弱いのが原因
飲み物に氷が入っていたらつい食べてしまう、という程度ではなく、食べたくて食べたくて仕方なくなってしまう、という感じ
一応、1日で製氷皿を空っぽにしてしまうくらいという定義があるようです。
私の経験談:氷食症の原因は、胃腸の冷え・貧血にある
私、以前氷食症でした。
食後や寝起きなどは、特に食べていましたね。
多い時で1日に1キロ以上の氷を食べていました
これは西洋医学でも言われていますが、鉄欠乏性貧血と深く関わりがあります。あと、胃の調子が悪いのとも関係していると思います。
私も、氷が食べたくなったのは、貧血で胃の調子も悪い時でした。氷を食べるとその冷たさに胃の感覚が麻痺するので、気持ち悪い感じが一時的になくなってスッキリするのです。
貧血で何故氷が食べたくなるかは、西洋医学でも諸説あって、口内の温度が高くなるから、とか自律神経がおかしくなるから、とかいろいろです。
中医学では、貧血は脾臓と深い関係があります。脾臓は消化器と関係しているので、貧血がある人は胃腸の調子も悪い場合が多いです。
胃腸の疲れは貧血とも関係があります。
胃腸が疲れていると、食べ物からうまく栄養が吸収できなくて、血も足りなくなるから。
つまり、貧血である場合は胃腸の調子も悪い場合が多く、また、胃腸の調子が悪いと貧血にもなりやすいです。
貧血と氷食症とは間接的な関係になります。
もちろん、氷なんて冷たいものを食べれば内臓もとても冷えるので、ますます胃腸は悪くなるし、体も冷えます。そもそも貧血の状態だと、内臓に必要な血液が供給されず、働きが低下します。
私の氷食症を治した方法:四物湯+黒糖生姜湯
貧血と氷食症の直接的な関係は説明できませんが、貧血を治したら氷食症もなくなりました。
プライブケア禁止物を知らなかった頃は、市販の鉄剤を飲んでいましたが(市販の鉄剤で貧血がおさまったときも、氷食症は良くなっていました。ただし、便秘や浮腫がでました)西洋薬をやめてからは、漢方薬の四物湯に変えました。
四物湯に関しては以下の症例もあるので、どうぞご覧ください。
四物湯はドラッグストアではあまり見かけませんが、薬局・漢方薬局やネットで買えます。錠剤タイプや粉薬タイプがあって比較的飲みやすいです
あとは、胃がムカムカして氷が食べたくなったら、黒糖生姜湯を飲むと胃のムカつきと氷を食べたい感じが収まりました。これもスゴくオススメ生姜は胃にとても良いです。
まとめ
もちろん、貧血にならないようにすること、胃腸を疲れさせないことが一番大切ですね。
脾臓を強くするには、適度に運動したり歩いたりするのが良いですし、天然の甘いもの(黒糖、キビ砂糖など)も良いですね
コーヒー、白砂糖、睡眠不足などは大敵ですよ!
足つぼ、整体は胃腸の調子を整えたり、貧血を改善するのにも効果的です。
特に足つぼは、胃などの色んな不調に、効果がとても早いです。
氷食症みたいに、○○病!とか言われていない微妙な症状って、どうしたらいいか分からなくて放置しがちですね。
でも、そういう症状が出るのは体からのサインです。
些細な症状こそ、体の具合を知るための大切なヒントになります
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