こんにちは、李哲です。
冬になると、冷え性の方は大変ですね。特に女性の方は、冷え性が多い感じです。
今日は、冷え性に効果バツグンの黒糖生姜湯をご紹介します。作り方が簡単、しかも安い。私はコスパ抜群のものが大好き(笑)
冷え性で困っている方、ぜひ飲んでみて下さい!
黒糖生姜湯の作り方はシンプル
黒糖と生姜と水で、15分~20分煮詰めるだけでいいです。
量は適当に入れる。
(黒糖がなかったら、きび砂糖でも良いです)
味は自分の好みで調整してください。できれば、生姜の量を多めにしたほうがいいです。飲んで咽がカッと熱くなるくらいがちょうどいい。
黒糖生姜湯を飲んだ後は、お腹も手足も温かくなりますよ。
黒糖と生姜の効能
生姜は胃を強化して、胃袋の古い水を発散、冷え性にも良い
中医学の理論で言うと、生姜は胃の働きを強化、胃袋に溜まっている古い水を発散してなくす作用があります。だから胃炎、消化不良などに効く。胃袋がボチャボチャ水の音がする人には、特に相性抜群ですね。
以下は古文の引用。
味辛,微温。主治傷寒頭痛、鼻塞、咳逆上气,止呕吐。又,生姜,微温,辛,归五藏。去痰,下气,止呕吐,除风邪寒热。久服小志少智,伤心气。
引用元:『名医别録』
▼簡単に直訳します。
寒気にやられて風邪を引き、頭痛、鼻づまり、咳、嘔吐がある時には使うと良い。また、痰を減らし、詰まった食べ物を下に下ろせる。
ただし、食べ過ぎると心臓などの臓器に良くはない。
以前、テレビで見ましたが、ある家庭は生姜をたくさん使っていました。料理を作るシーンがあったけど、愕然とするくらい生姜を入れてました。本当にてんこ盛り!
テレビに映ったお母さんが言うのは、寒い時期になると毎日たくさん生姜を食べるそうです。結果的に、寒い一軒家に住んでいるのに、皆さん裸足!温める力は半端ない(笑)
私が治療した末期がん患者も、生姜をアレンジしてずっと飲んでました。だから、抗がん剤を打ってても他の人みたいな不調はなかったのです。乳がん女性の詳しい治療内容は、以下をご覧んください。

黒糖は血を補う強力な「補血剤」
黒糖は甘くて色が赤黒いです。中医学理論でいうと、甘いのは脾胃に良い(脾胃は食べ物から新しい血を作るところ)。赤黒は色が濃いので、血管系に良いです。
黒糖の最大の作用は、血を補うこと。だから、貧血にとても良いです。また、血を養う事で筋も潤うので、寒くて筋肉がつるのも防げます。
以下は一つの症例。
臨床で使ってみたけど、効果はとても良かったです。

黒糖は「自然な糖」なので、体には負担かけません。多く取り入れた分は、尿で出ますから気にしなくていいです。普段食べても大丈夫なのは黒糖・きび砂糖・膠飴(こうい)のみ。ほかの三温糖などは、止めたほうが良いです。
白砂糖、人工甘味料は最悪のもの!
血を補うところか、内臓を破壊するのでさらに貧血になります!

黒糖生姜湯は冷え性の方に、うってつけの飲み物
西洋薬をたくさん飲む人は、胃が必ず荒れます。
コーヒーも、サプリ、コーラなどのジュースも同じ、長年飲むと胃がダメになる。
ちなみに、上記のものは当院の禁止物。詳しい説明は以下の記事をご覧ください。

中医学では胃があれてきた時、「胃寒」と言います。
文字通り、胃が寒くなる意味。胃袋の温度が下がると蠕動運動が遅くなるので、消化不良になります。それだけではなく、胃に冷たい水が溜まりやすくなり、頭痛、吐き気とか気持ち悪いなどの症状が出ます。
体内が冷えて、特別な症状がある人もいます。それは、お腹が冷えるだけではなくて腰、お尻の深部まで冷える人。こんな人にはもっと飲むのが必要ですね。
以下は鍼治療をした患者さんの中で、1番冷えている女性でした。お腹は氷みたいに冷たかったけど、鍼治療を続けることで徐々に改善。もちろん、生姜黒糖湯などもオススメしました。

冷え性の患者さんに普段の飲み物としてすすめたら、ボトルに入れて会社にもって行く人もいるくらいでした(笑)
食生活を変えて、1週間に体が変わるものではないから、もっと時間かけて実践した方がいいです。何ヶ月、もしくは一年を目指して。
黒糖生姜湯は風邪の予防・治療もできる
上記の古文引用のとおり、
- 生姜は風邪の頭痛、鼻づまりにも有効。
- 黒糖は血を補うので、エネルギー補充になり、免疫力の強化になります。
雨に塗れたり、冷たい風に当たって、風邪を引きそうになったとき、すぐ黒糖生姜湯を作って飲んでください。風邪の予防と治療になります。
中国では生姜湯を、風邪薬としてよく使ってました。料理に使うだけではなく、便利な漢方として常に予備しているものです。

生姜:漢方の処方箋によく出る生薬で、医食同源の証の一つです。
また、車とか船に乗って気持ち悪くなる人、乗る前に生姜を鼻で匂ってみても効果があると言われています。万が一、生姜の匂いで効かなかったら、内関というツボを強く揉む事で車酔いは改善できます。

養生に気を使う男性にも、黒糖生姜湯がオススメ
中国には「男子不可百日無姜」と言う話があります。意味は、男にとって生姜は欠かせないもの。
生姜はもともと『陽気』を強めるものなので、『壮陽』(強壮剤)効果があると言われてます。ちなみに、男性は毎日の朝たちをチェックすることで、自分の健康状態が分かります。1週間に1~2回しか朝たちがなかったら、すぐ治してくれる鍼灸医・漢方医を探すべき。
病院は止めてください。
西洋医学は、なぜ朝たちがあるかも知りません。

黒糖生姜湯の注意事項
①全ての人に合うとは限らないので、飲んで体がつらくなったら、飲むのを止めてください。
「胃寒」でない人がたくさん飲むと、すごく熱がりになります。 こういう人は、入れる生姜の量を減らすか、あるいは普通の白湯がおすすめです。
②生姜は腐ると、毒になります。
明らかに匂いが変な生姜、色が変な生姜は捨てましょう。食中毒は避けるべきです。
ちなみに、食あたりで胃が辛くなったとき、漢方薬もしくは鍼治療で治せます。以下は一つの症例、参考になると幸いです。
③黒糖生姜湯ですべての冷え性が治る保証はありません。日常生活で1番取り入れやすい飲み物だから紹介しただけです。
黒糖生姜湯を飲んでも冷え性が治らなかったら、信頼できる漢方医・鍼灸医に治してもらってください。黒糖生姜湯が効かないのではなくて、あなたの冷え性がひどいから、もっと強力な治療法にしないといけないのです。
コメント