脱毛症女性の原因は生理不順!4週間で顔の蝶形紅斑が治った全身性エリテマトーデス女性。西洋薬を止めてから劇的に変化したパーキンソン病のおばあちゃん。

こんにちは、李哲です。
アメリカの著名な中医師、倪海厦(ニハイシャ)先生1の症例、2005-4-22治療日記を翻訳しました。

女性の脱毛症、全身性エリテマトーデス、パーキンソン病など3人の症例が含まれています。西洋医学と違う中医学の分析と治療方法、あんたの参考になると幸いです。

目次

脱毛症(髪の毛が抜ける)女性の原因は生理不順

2005年4月22日、晴れ。

今日2回目の診察に来た女性。彼女は西洋医学でいう「脱毛症(だつもうしょう)」になりました。今年53歳。先週来た時、私は聞いてみました。

私「何時から脱毛症になりましたか?」
彼女「20代からでした。」

私「当時の生理はどうですか?」
彼女「当時は生理が9ヶ月来なかったです。その後から髪の毛が落ちました。

脱毛症は生理と関連性がある!

私「その後の生理はどうですか?」
彼女「来たり来なかったり、バラバラでした。」

診察はこれで終了。

生理がどれだけ大事か、皆さんは分かりましたか?
私はよく言いますが、「病気が治せる先生は原因が分かっているので、同じ方法で違う病気を治せます」

李哲の説明:
生理が来ないのは様々な原因があります。漢方薬はいろんな生薬を戦略的に組み合わせる必要がありますが、足つぼ整体の場合は全体的の流れを改善するだけでも効果がありました。以下は一つの症例、参考になると幸いです。

生理が来ないのは、ストレスと多いな関係がある。生理が2年も来ないのを治し、ひどい腰痛・お尻のしびれも改善した例【足つぼ整体】

4週間で顔の蝶形紅斑が治り、睡眠・便通が正常になった全身性エリテマトーデス女性

もう1人、全身性エリテマトーデスの患者が再診に来ました。今日で5週目の治療です。顔にできた赤い蝶形紅斑は全部治り、背中の第五番脊椎下の痛みも消えました。睡眠と大便は正常。手足も暖かくなって、彼女はとても喜んでました。

彼女は私が言った「未来の長寿村」からきた患者。この村で、3人目の全身性エリテマトーデスが漢方薬で治りました。彼女周りの人たちはどう思うでしょう?

昨日の記事に書いた白血病+前立腺がんの方も、この村から来たのです。西洋医学の先生が、余命3ヶ月だと宣言したけど、漢方薬3週間で治りました。彼の治療内容は以下をご覧ください。

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現在、この村の人たちは中医学しか信じません。そして、この村には流行っている言葉があるそうです。「中医学があなたの病気はもうダメだと言ったら、それは本当に治せない!」

この言葉に反対する先生はいますか?

すべての西洋薬を止めてから、劇的変化にビックリしたパーキンソン病のおばあちゃん 

3番目の患者は、先週金曜日に初めて来た人で、今日再診に来ました。80歳。白人のおばあちゃん、病院でパーキンソン病だと診断されました。

前回、病気の原因を説明するとき、「あなたのパーキンソン病は薬の中毒が原因です」と教えました。おばあちゃんが飲んだ薬は以下の通り。

  • 高血圧薬
  • 血糖値を下げる薬
  • コレステロールを下げる薬
  • 抗うつ剤
  • 鎮痛剤など

みんな10年以上飲んでいます。

先週、「薬を全部止めてください!」と言ったら、おばあちゃんは西洋薬を止めたら体調不良になると思って、すごくビビってました。しかし、おばあちゃんは運が良かったです。

その時、前話したパーキンソン病の兄を連れてきた妹さんが、外で煎じ薬を待っていたのです。パーキンソン病の兄の治療内容は以下をご覧ください。

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私は妹さんを呼んで、おばあちゃんと話すようにしました。そしたら、妹さんはすごい勢いで西洋薬のボロクソを言って、おばあちゃんはその話を聞いてすぐ私の指示とおりに、全ての西洋薬を止めました。

今日来て話した最初の言葉は、「本当にすごい!西洋薬を止めて漢方を飲んでから、こんなに調子がいいとは想像もしなかった!」

おばあちゃんは、まだ両足に力が入りません。これは腎機能が西洋薬の汚染で、まだ回復してないからです。処方を変えた以外に、今日は鍼灸もやりました。

李哲の補足説明:
足に力が入らない患者さんは、ほかの漢方医も治した例があります。以下はニハイシャ先生の有能な弟子が書いた例。参考になると幸いです。

静脈瘤で左足の激痛、足に力が入らないのを1週間で治した漢方薬症例

漢方薬治療の時、すべての西洋薬を止める必要がある

皆さん、中医学を信じてください。
漢方は絶対効果があります。しかし、よりよい効果を出すために以下の条件が必要です。

  1. 全ての西洋薬を止める。
  2. 毎週診察に来ないとダメ。

漢方は自覚症状が変わった時に変えないといけません。たくさんの人は同じ漢方薬をずっと飲めば病気が治ると考えていますが、これは間違い。

優秀な中医学先生は、病気の原因が分かるだけではなくて、タイミングも分かるから、症状が変わった時に処方も変えます。タイミングさえ間に合えば、治せない病気はありません。

(おわり)

  1. 倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。

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