1ヶ月で治った小児てんかんの症例で、小児てんかんの原因を解釈します【中医学理論】

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こんにちは、李哲です。
解熱剤の使用後、小児てんかんになった子供を、1ヶ月くらいの漢方薬で完治した例です。

てんかんを治したい方は、以下の台湾診療所がオススメします。ニハイシャ先生2の弟子たちが治療を行う診療所。ぜひ問い合わせしてみてください。

台湾のオススメ漢方診療所『台北漢唐中医診所』
こんにちは。李哲です。オススメの台湾(台北)の漢方・鍼灸を行う診療所を紹介します。台北は日本からも行きやすいので、ぜひ参考にしてください!倪海厦(ニハイシャ)先生の弟子たちが集まった診療所がオープンしたので、お知らせします。診療項目は小さい...

解熱剤の副作用で、てんかんになった女の子


患者はオーランダの9歳の可愛い女の子。

女の子は4歳のとき、高熱で病院の薬を使って熱を下げました。その20日後から、右手のけいれんが止まらなくて、今は右半身が全部けいれんする状態。病院では「てんかん」だと診断されました。

5年間いろんな所で治療したけど、効果はなし。
子供は毎日てんかんで、けいれんする生活
皆さん分かると思いますが、てんかん発作の時、吐いたもので窒息して死ぬ可能性もあります。

治療に来た時、女の子の症状は以下の通り。

  • ちゃんと歩けない
  • 寝られない
  • 頭がまっすぐではなく横に倒れている
  • 顔は、けいれんで歪んでる状態

一日のひどいけいれん回数は10回以上。
寝ている時以外、右半身が毎分毎秒震えたり、けいれんが止まらない。

この5年間、子供の親はどんな生活をしたか、想像できると思います。

小児てんかんの原因と漢方薬の治療法

ニハイシャ先生は話しました。
「痰が心臓の周りと血管の中に溜まっているのが、小児てんかんの原因です」

それで痰を出す方法は、「口から吐き出す」

ニハイシャ先生は患者のお母さんに話しました。
「中医学で、てんかんは3種類あります。①治しやすい②難治③治せない。この子のてんかんは、まだ②難治の段階だから治せます。痰は神経と血管の間にあります。漢方薬を飲んでから黄色い、青い、白い、黒い、赤いなど、いろんな色の痰が出るから、びっくりしないでください。吐き出したあとは、×××湯で子供の体液を補充します。ご飯は、吐き出した2時間後にしてください。

頭がまっすぐに立てないのは、西洋薬の副作用で筋肉のけいれんが止まらないからです。薬を止めれば自然にまっすぐになり、顔の歪みも治ります

ここから分かりますが、ニハイシャ先生はてんかんの原因と治療方法、そして途中で出る反応まで把握しています。

1ヶ月後、てんかんは9割治って、けいれんがなくなった

最初、お母さんは漢方が信じられなくて、西洋医学の薬を少しだけ減らして、完全には止めなかったです。

お母さんが考えたのは、
「もし完全に止めたら、もっとひどくなるんじゃないかな?」 

しかし、漢方を飲む日が続いて、3週目で全身が震える症状がほぼなくなり、自分で歩いて診療所まで来れました。歪んだ体も、前よりまっすぐになりました。

そしてある日、お母さんはやっと西洋薬を完全に止めることを決意したのです。西洋薬を止めたその夜、お母さんはてんかん発作が心配で、寝ないで子供を見守ってましたが、子供はすやすやよく寝てました。次の日から、お母さんは完全に漢方を信じて、倪海厦先生に質問したのは、「一日1回飲ませてもいいですか?」

そうです。
お母さんは子供が毎回漢方を飲んで吐くのがかわいそうで、自ら回数を2日に1回にしたのです。だから、治療の進歩がなかなか遅かったのです。西洋薬を完全に止めて、漢方も一日1回にした時から、女の子の症状は劇的に変わりました。

2008年10月6日から11月6日、ちょうど1カ月。
てんかんは9割以上よくなり、体も震えたりしません。

もともと、お母さんの邪魔がなければ2週間で治るのが、お母さんの頭がさえてなかったから、4週間もかかったのです。

帰国後、お母さんからの報告:子供のてんかんは完全に治った!

回復してオーランダに帰る時、女の子は倪海厦先生にお礼として、似顔絵を描いてあげました。見た目は熊ですが、犬だと説明し。倪海厦先生は冗談を言いました。「私がこんな顔?(笑)」

倪海厦先生はお母さんに警告しました。
「歪んだ体は徐々に戻ります。今後風邪を引いたら、絶対抗生物質を使わないで下さい。お子さんは今、×××湯を飲んでいるから風邪は引かないけど、万が一誰か風邪ひいて子供に伝染しないように、この×××(風邪薬)を持って帰ってください」

こんな細かいところまで、倪海厦先生は患者の為に考えてるのです。


2008年12月9日、オーランダからお母さんの電話がありました。
てんかんは完全に治り、頭も体もまっすぐになって、普通の子供になりました!


電話の向こうには、お姉さんと遊んでいる彼女の笑い声が聞こえてました。

小児てんかんが治って笑っている子供

半分の脳を切り取る西洋医学の野蛮な手術

最後、女の子は完治で良かったですが、一つだけ私がいまだに怒ってるのがあります。それは、病院の対策。

てんかん薬で治らないから、ラスムッセン脳炎Rasmussen だと再び診断し左半分の脳を切り取る手術をすすめたのです。


信じられない野蛮な治療法!

脳を半分取って、ダメだったら戻すんですか?
病院の先生は戻せると思ったんでしょうか?

女の子が飲んで、体が歪んだ西洋医学の薬を公開します。

1.Oxcarbazepine (marketed as Trileptal or Trexapin )

2. Levetiracetam (International Nonproprietary Name marketed under the trade name Keppra )

Oxcarbazepineオクスカルバゼピン)は25gで14,500円。
Levetiracetam(レベチラセタム)は面倒で調べていません。


こんなに高い薬で、病気はよくなったでしょうか?

人生がつまらなかったら、ぜひこの薬を飲んでください。あなたがてんかんの病気がなくても、頭と肩、脊椎が歪んで、筋肉が毎分毎秒けいれんが止まらないことを保証できます。

(おわり)

  1. 倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。

  2. 倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。

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