後頭部が神経痛みたいにピリピリ痛む。
市販薬を飲んでも全く効かず、頭を前に傾けただけで激痛。
仕事もできないほどつらかった40代男性の症状が、数本の鍼で一瞬で消えました。

後頭部の神経痛で困った男性
こんにちは、李哲です。
簡単な鍼治療例を紹介します。
2026年4月1日。
患者さんは40代の男性。常連さん。
症状は後頭部が神経痛みたいにピリピリ痛む、仕事もできないぐらい 。市販の薬を飲んでも効果なし。特に頭を前に傾けたときに痛むそうです。一週間前、彼はもともと鍼治療の予約をしたけど、当日に後頭部の神経痛でキャンセルし、今日やっと来たのです。
後頭部の神経痛は一瞬で治った
私「痛い場所はどのあたりですか?」
彼は頭の後ろを指してくれました。
私が見たら膀胱経と胆経の範囲なので、以下のツボを刺しました。
- 後渓
- 束骨
- 足三里
- 足臨泣
響きが来たとき、数秒の瀉法を行ったら彼は響きと痛みで飛び上がりました 。
私「今頭を上にちょっと傾けてみてください。痛みがまだ残ってたら教えてください。」
彼は頭を左右前後に動かしてみて、愕然の顔をしてました。
「もう痛くないです!」
後頭部の神経痛は数本の鍼、一瞬で治りました。
以下は当時の施術画像2枚。


なぜ鍼(特に膀胱経のツボ+瀉法)が即効で効くのか
なぜ4箇所のツボで後頭部の神経痛が治るかを説明します。
4個のツボで3個は兪穴です。『黄帝内経』で言うのは、「兪主体重節痛」。直訳すると、兪穴は体が重い、痛いときに使う。
後渓:小腸経の兪穴で督脈を司る。督脈は頭の後ろの真ん中(脊柱菅)を通ります。
束骨:膀胱経の兪穴。膀胱経は頭の後ろ、中心部から外側1.5寸と3寸のところを通ります。
足臨泣:胆経の兪穴。胆経は頭の外側3寸のところ(風池穴)を通る。また、足臨泣+足三里は夾脊痛を治すツボ。夾脊痛の説明は以下をご覧ください。

要略すると、後頭部の中心から外側1.5寸、3寸をカバーする経絡を全部整え、不備なく全方位で治すこと。
これで1発で治りました。
後頭部が痛い原因
彼の場合、過労が原因です。
パソコン、スマホのやり過ぎ。
頭を前に傾けた姿勢、長時間ハードな作業で、首後ろの経絡が詰まり始める。そして、ある程度まで溜まると、経絡がひどくつまって痛みが生じます。

人間は動かないと経絡が詰まります。他の言葉でいうと、気血の巡りがつまる。だから、人間は運動しないと駄目。
特にパソコン作業する人、1時間に1回休憩をとり、体を動かす体操をしたり、目を休むために遠い緑の葉など見たほうがいいです。首を前に傾げた姿勢を長時間維持するのを止めれば、後頭部の神経痛も出ないです。
鍼は最強の鎮痛剤
2週間後彼はまた来ました。
彼が言うのは「前回の針治療してから、後頭部の痛みはすっかり治りました」。
彼「なんで鍼で一瞬で治るのですか?こんなに早く治ることを知っていたら、早めに来ればよかった。 痛い日に来れば良かったですね。」
私「そうです。痛い日に来た方が一番いいです。いろんな痛みに対して、鍼は最強の鎮痛剤です」

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