【※本記事は2020-03-04更新しました】
こんにちは、李哲です。
アメリカの著名な中医学先生:倪海厦(ニハイシャ)先生*1の治療例を翻訳しました。中国語本文のリンク先は、2010年07月17日跟診之診療日誌
ワクチンの副作用で、終身的な障害者になるかも知れません。ワクチンに関して、皆さんはよく調べるべきです。ニハイシャ先生はまだ治療ができるけど、万が一てんかん、1型糖尿病になったら、あなたは誰に治してもらいますか?
台湾には、ニハイシャの弟子たちがやっている診療所があります。オススメの中医学診療所なので、漢方薬治療を試したい方はぜひ行ってみてください。以下の記事には電話番号など関連情報があります。
ワクチン接種してから「てんかん」になった子供
今日は二人の子どもが来ました。
一人目は5歳くらいの男の子。
男の子は生後6ヶ月くらいの時、ワクチン接種してから癲癇(てんかん)になりました。今は毎週3~4回、朝の九時になると必ず癲癇(てんかん)が発作します。
男の子はおばあちゃんが面倒を見ているから、おばあちゃんの質問が面白かったです。
「なぜ子どもは食後の8時間後に、必ず食べたものを吐き出すでしょうか?」
これは『金匱要略』に書いた「朝食幕吐」。
胃の下に食べ物が詰まって消化ができないから、このような不思議な症状が出るのです。
おばあちゃんが質問したのは、「子どもはお腹が痛いと言うけど、なぜでしょうか?」
私はおばあちゃんに教えました。
「子どもの小腸が冷えているから、腹痛が出るのです。あと、食欲不振にもなっています。」
▼李哲の補足説明:子供の腹痛は、わりと解決しやすいです。ほかの中医師の症例があるので、どうぞご参考に。
腹痛などはまだ治しやすい方です。
一番難しいのは癲癇(てんかん)。
望診で分かるのは、子どもの太陽穴は青黒色。
眼の上白あたりは、赤い糸みたいのがある。
これは痰が詰まっているのを証明します。
病気は上にあるので、吐き出す方法を使う。
これは経方の治療原則です。
私は子どもに吐き出す処方箋を出しました。同時に胃腸を強化、詰まっている食べ物を出す。一石三鳥です。
とりあえず2週間分を出しました。
次回にまた様子を診るつもりです。
▼李哲の補足説明:てんかんの症例は、ほかにもあります。以下の記事、どうぞご参考にしてください。
ワクチンの副作用で起きた1型糖尿病は、終身的障害かも知れない!
もう一人は、治療がさらに難しい子ども。
10歳くらい、1型糖尿病でインスリン注射に頼るしかないです。
子どもの今の症状は、
- 食欲が良すぎて、過度の肥満症。
- 体は熱くて汗がたくさん出る。
- 手も額も熱い。
これは「陽明経」の病気で間違いないです。
先週来た時、大量の石膏を使い、1日で200gも使ったけどまだ熱いと言うので、今日は300gに増量してまた次回に診るつもりです。
▼李哲の補足説明:食欲が強すぎるのは、過食症です。ニハイシャ先生の弟子が治した過食症の症例があるので、どうぞご覧ください。
子供の1型糖尿病は、ワクチンの後遺障害です。
難病で完治の可能性は少ない。
漢方薬を飲んだあと、手の表と額の熱さが消えて、手のひらが暖かい症状があれば、治す可能性はあります。もし、以上の症状が出なかったら、治せません。
私は子どものお父さんに言いました。
「漢方薬を飲んだあと、子どもの手と額の温度を診てください。触っただけで、漢方薬が効き目があるかないかが分かります。
1ヶ月後、もし手と額がまだ熱い場合、漢方薬を止めるか飲み続けるかを決めていいです。飲み続けると決めた場合は、私も増量することしかできないです。」
▼李哲の補足説明:漢方薬症例ではないですが、足ツボ整体で血糖値をうまくコントロールしたのがあります。以下の記事、どうぞご覧ください。
今日、ほかに診た重病人はいないので省略します。
今までの治療例から見ると、ワクチン後遺障害の病気は、ほぼ終身的な障害。
私は心のなかで分かってるけど、患者さんの為に頑張ってやってみるしかない。じゃなかったら、患者さんはどうしたら良いですか?
◆ワクチン接種しないと病気になるのは杞憂。伝染病治療で「隔離」はワクチン・薬よりも有効。
◆視力が完全に回復した糖尿病患者。頭がハッキリして、言葉が増えて、しかも論理的になったてんかんの女の子…などの中医学治療例
◆アンジェルマン症候群の漢方治療症例:意識もうろうが良くなり、けいれんが治って、よだれも垂らさない、まっすぐに歩けるようになった
◆死ぬまで抗てんかん薬を飲むか、鍼灸で治すか?てんかんの原因と症状・鍼治療例を分析
*1:倪海厦(ニハイシャ)先生の紹介文は、リンク先記事をご覧ください。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介します
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