こんにちは、李哲です。
アメリカの著名な中医師、倪海厦(ニハイシャ)先生1の治療例、2010年07月23日跟診之診療日誌を翻訳しました。三叉神経痛、不眠症、肩こりなど症状に関する解釈と漢方薬が書かれています。参考にしてください。
不眠症と肩の筋肉がけいれんする男性は、真武湯と黄連阿膠湯で治せる
一人、アメリカ人中年男性。
肩の筋肉は、けいれんが止まらない。これが原因で、睡眠の質は良くないそうです。
彼は神経質な方で、問診の時に要らない話がとても多くて、私が診察に集中できなくて大変でした。
このような患者さんは多いです。
彼らのやり方は、医師が重点を見つからなくて戸惑うだけ。
私たちは今患者さんに、簡単明瞭の報告を求めています。例え話、夜は眠れなくて寝汗をかく。小便は濃い黄色で便秘症。喉は渇く。冷たい飲み物がほしがる。両足は氷みたいに冷たい。体力はなくなり、意気消沈。
このような報告だと私たちはすぐ要所が分かり、患者さんの治療にも有利です。
11年も続く三叉神経痛、氷みたいな冷え性が治らないのは、西洋医学の治療を受けたから
一人の中年女性。ミシシッピから来ました。
三叉神経痛は11年も続いている。歯の真ん中辺りから始め、左の顔に向かって痛い。よく両ほっぺが痛くなるそうです。
彼女の手術記録はとても多かったです。
腎臓結石。胆嚢結石。子宮卵巣全摘手術など。鎮痛剤、ビタミン剤もたくさん飲んでいる。なのに、現在は全身の病気だらけ!
彼女の自覚症状は、
- 両手は真っ白でツヤがなく、氷みたいに冷たい。
- 脈診では細小無力。
- 両足は氷みたいに冷たい。
- 体は寒い時が多い。
このような症状が証明するのは、過去の11年彼女はたくさんのミスをしてきました。選択肢が間違っているから、今も治らないまま苦しんでいるのです。
私は彼女に話しました。
「あなたは11年も間違ってきたから、今日があるわけです」
彼女の旦那さんは隣で頷いてました。しかし、彼女は理解できなくてぼっとしているだけ。無知は本当にかわいそう。
彼女がもし私のアドバイスを聞かなかったら、この痛みは治りません。続けて西洋薬を飲むと最終的に人工透析、もしくは肝臓がん。そして、三叉神経痛は相変わらず彼女を困らせます。
彼女みたいな人は、西洋薬を信じた可哀想な人、今の台湾では増え続けています。
(おわり)
倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。
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