こんにちは、李哲です。
お尻と太ももの痛みは、坐骨神経痛だと言われるときが多い。西洋医学は大腿骨骨頭が脆くなったと言い、よく人工関節置換術を薦めます。
鍼治療なら、大げさに人工関節置換術をする必要もなく、1~2回で痛みが緩和もしくは治癒します。以下は一つの鍼治療例、参考になると幸いです。
鍼刺して2分後には、お尻と太ももの痛みが消えた
一人の女性。
彼女の治療例は、以前書いたことがあります。
今回彼女の主訴は、お尻と太ももの外側が痛い。階段を登って太ももをあげるとき、痛みが顕著だそうです。面白いのは、階段を降りるときに、お尻・太ももの痛みはさほど気にならない。
登るときは筋肉が縮まり、経絡への負荷がかかるので痛みが生じるけど、降りるときはそこまで筋肉を使わないのが原因だと思います。
お尻と太ももの痛みは、西洋医学の言葉でいうと、坐骨神経痛、椎間板ヘルニア、脊柱狭窄症など。
中医学はこんな奇妙な病名はありません。古代の鍼灸の本には、患者さんの主訴とツボのみ。
今回刺したのは、環跳穴一つ。
手技を行った2分後、寝返りするとき、お尻の痛みは消えました。
着替えの時、太ももを上げてみても、さほど痛くなかったそうです。
お尻と太ももの痛みが1回で楽になる、もしくは治るのはしょっちゅう見ているので、不思議なことはないです。鍼したあと、痛みが減らなかったら私が反省すべき。
人工関節置換術して10年後、また痛みが再発
彼女から聞いた話、同じお尻と太ももの痛みで、人工関節置換術を受けた親族がいました。20~30年は持つだろうと先生が言ったけど、10年経った今、雨の日とか天候が悪い日には、人工関節の所がズキンズキンと痛みが止まらないそうです。
ここで分かりますが、病院の先生は医療機器メーカーに騙されている。使用期間が30年だと言っても、消費者はその半分だと理解したほうが良いです。
ところで、彼女の親族はどうしたら良いですかね?また人工関節置換術を受ける?年を取ったときは、手術を受ける体力もないので、人工関節置換術ができないですよ。 手術ができなくなると、残りの人生は車いすになります。
もともとの骨があったら、鍼で脆くなった骨を再生して強化し、どんなにひどい痛みでも取れるけど、今は人工関節になりもとの骨はありません。
人工関節置換術をしたあと痛みが生じて、鍼治療に来ても治療効果は不明確です。
あい。。。
彼女の話を聞いて、むなしくなりました。
人工関節置換術に関して、以前の記事でも討論したことがあります。読んだことがない方はどうぞご覧ください。
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