こんにちは、李哲です。
簡単な鍼治療例を紹介します。
2024/7/4
患者さんは70代の女性。
以下の記事で書いた方です。
今日、彼女の主訴は1週間前から風邪を引いて、鼻水が出て喉が痛い。病院の薬を飲んだけど治らない。
鍼を刺したのは太衝、陰陵泉、地機、三陰交、公孫、中脘、関元、中極、巨闕、列缺、内関、神門、三間。
陰陵泉、地機、三陰交を刺したのは慢性的なむくみがあるからです。自転車ばかり乗って運動不足なので、歩いてください!と伝えましたが、やはり足りないので毎回刺しています。むくみの鍼治療効果がどのくらい強いかは、以下の症例を見れば分かります。
面白いのは下半身のツボを刺した時、喉の痛みはすでにだいぶ治ったこと。上半身の列缺を刺したのは、鍼治療の強化と安定の役割にしか過ぎなったです。もし列缺を刺してダメだったら、天突穴を刺すつもりだったけど、余計な心配でした。
三間で鼻水が止まるのは、たくさんの症例から検証されています。一言でいうと効果抜群。以下の症例でも三間を主力として使いました。参考になると幸いです。
コロナの喉も痛みも鍼で治せるのか?
もちろんできます。
ツボはあなたがインフルエンザであろうと、コロナであろうと関係なし。病原菌がなにであろうと、喉が痛くなる機序は同じ。ツボはその機序をもとに戻すボタンです。
(おわり)
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