人差し指がしびれるのを一瞬で治した例

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こんにちは、李哲です。
簡単な鍼治療例を紹介します。

2023/6/20
70代の女性、常連さん。
不思議な症状がありました。

10日前から右手の人差し指がしびれる。キッカケは分からないそうです。以下の画像、丸をしたところが患者さんのしびれるところ。(患者さん本人の手ではありません、説明するために以前の施術画像を借りました。)

ほかの症状を聞いたあと、最初に左手の合谷穴を刺して補法を行いました。1-2-3。3回回したら強烈な響きで患者さんはうめき声。その後、患者さんに質問しました。

私「右手の人差し指をさすってみてください。まだしびれていますか?」
患者さん「しびれは治りました!」

施術にかかった時間は1分も経ちません。これで痺れるのは治りました。ほかのツボを刺し終わって帰るとき、もう一度確認してみましたが、しびれは出てない。

私「帰ったあとでも大丈夫だと思います。万が一しびれるのが再発したら、次回教えてください。」

人差し指は大腸経が通ります。また、しびれは虚証に属するので、補法を行う。合谷以外にもツボは選べられますが、合谷が原穴で気が強いので選んだのです。

患者さんが一瞬で回復したのは、発症してから10日しか経ってないからです。また、2週間に1回鍼治療を受けているので、経絡の流れがまあまあ良かったのも一つの原因です。

もし発症して2ヶ月後、1年後に来たら、こんなに一瞬で治る可能性はありません。

しびれ・痛みは鍼治療の得意分野とも言えます。発症してからすぐ来ればあっという間に治るので、我慢しないですぐ鍼することをすすめます。病院の画像診断などは時間と労力の無駄。

(おわり)

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