こんにちは、李哲です。
西洋医学ではガングリオンを治すとき、手術が一般的ですが、大げさな手術と比べ、ガングリオンは鍼で簡単に治ります。不信感を抱えている方が多いと思いますが、今日は一人の症例(写真付き)で説明します。
手首に大きなしこり(ガングリオン)ができて、手首を回すと痛い男性
30代の男性、職業はマッサージ。
主訴:
1年前から右手首に違和感があり、手首を回すときに痛みがある。手首関節の間に、大きなしこりができたのは、おそらく職業病でしょう。
日常生活には特に支障なかったので、放ったらかしたら大きくなり、手首関節の背屈が痛くなって治療することになりました。関節の間にできたしこり(良性腫瘍)が、周りの神経など圧迫するから痛みが生じたと考えられます。
鍼治療で起きた変化の画像と説明文
治療は右手首に針1本のみ刺す。
施術の手技は中国語で「報刺」と言うもの。簡単なやり方なので、素人でも何回か練習すればできます。
施術は3分くらいで終了。
施術は合計3回。
(正しく言うと2回。1回はズレた場所を刺したから無しに等しい)
以下は写真つきの説明です。
▼2015年4月5日の撮影。
針を刺す前、正面画像1。
骨みたいにテッパっているのが見えます。
この邪魔物のせいで、手首を曲げるときに痛みが生じていました。
▼2015年4月5日に撮影。
側面画像だと、そこまでテッパってはないです。
▼2015年4月6日、2回目の鍼治療したあと。
鍼を抜いたばかりなので、まだ赤いのが見えます。
赤いのは鍼を回したあと、気がまだ集まっているから起きる「得気」という現象です。
▼2015年4月13日に撮影。
正面画像で分かりますが、ほとんどガングリオンの姿が消えています。もちろん、痛みも治りました。
側面からの画像。
↓↓↓
テッパっているのは、ほとんど見えなくなりました。
痛みは前回、2回目の針が終わった次の日からなくなっています。
いつの間にか1週間経ち、気づいたら凹んでいたので、慌てて写真を残しました。
手術が嫌な人は、鍼を試して下さい
患者さんの友人は最初見た時、「これはガングリオンですね~病院に行って手術すればすぐ治りますよ」と言ったそうです。
ネットで調べたら、手術は5~6万円もする。中には「強力でしこりを押し潰す!」というやり方もありました。さすがそれは痛すぎ、野蛮な治療法だろう…
麻酔も要らない針治療。
1回の施術は2~3分くらい。
2回で費用はいくらだと思いますか?
これは別に自慢話ではない。
手術したくない方に、もう一つ選択肢があることを教えるためです。
手術が好きだったら、切り取っても良いし。
鍼灸が好みだったら、鍼治療を選べば良いだけです。
補足説明
気づかれたかも知れませんが、患者さんは私本人です(笑)手術が嫌いなので、自分で治療してみたけど予想外の効果。
鍼灸の道ではまだ未熟者ですが、コツコツ頑張りたいと思います。




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