頭皮のフケと痒みでイライラした私の体験談
こんにちは、李哲です。
今回は、頭皮のかゆみとフケを鍼治療で改善した私自身の体験談をお伝えします。
ある時期、頭皮のフケと痒みに悩まされました。頭皮が痒くて掻くとフケが落ちる状況が続き、イライラしてさらに掻いてしまう。すると頭皮が傷つき、フケが大きくなって増える悪循環に陥っていました。
頭皮のかゆみとフケの原因は「肝血虚」
鍼に関する情報を探すため、ブログをよく読んでいましたが、頭皮のかゆみとフケについての関連記事はあまり見つかりませんでした。
董氏奇穴の「制汚穴」を刺絡して黒い血を出して治した例もありましたが、自分の親指に静脈の突出がなかったため、私には合わないと感じました。
転機となったのは、ニハイシャ先生の弟子のブログを読んだときです。そこから、頭皮のかゆみとフケは肝臓の血と関係があることに気づきました。中医学では、これを「肝血不足(肝血虚)」や「肝陽上亢」と呼びます。
実は、肝臓の血が不足すると、日光湿疹などの症状も引き起こされます。以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
2日に1回の鍼治療で2週間で頭皮のかゆみとフケが改善
このヒントをもとに、早速自分を実験台にして鍼治療を試しました。
使用したツボは大衝と三陰交の2つだけ。
- 30分の置鍼
- 置鍼前に鍼を回して最大の響きを作る
詳細はこちらの記事で解説しています。
鍼の響きとは?
2日に1回(時には連続3日)鍼を刺し、2週間経ったある日、気づきました。無意識に頭皮を掻く癖がなくなり、フケも大幅に減っていたのです!
頭皮を触ってみると、以前より綺麗で大きなかさぶたもなし。今では頭皮のかゆみやフケの大量発生で悩むことはほぼなくなりました。
まだ少し残っている部分はありますが、引き続き太衝と三陰交を刺して調整していきます。
たった2つのツボで2週間で改善したことに軽い驚きを感じつつ、鍼を学んで良かったと実感しました。自分だけでなく、他の人の悩みも解決できるのは大きな喜びです。
アメリカの漢方医・鄭先生も、自身の子供の病気を治した際に大きな喜びを感じたと書いています。詳細はこちら。
鍼治療ができない人はお灸やマッサージでもOK
「鍼が怖い」という方には、代替案として三陰交と血海穴を自分で毎日しっかり揉むことをおすすめします。さらに、以下の生活習慣にも気を付けましょう。
- 夜更かししない
- 怒らないようにする
夜更かしや怒りは肝臓のエネルギーを大量に消耗するため、控えるのが賢明です。
三陰交と血海の詳しい効能は以下の記事で解説しています。ぜひご覧ください。
マッサージを3~4週間続けると効果が現れるはずです。
鍼に抵抗がない方は、ぜひ鍼治療を試してみてください。より早く変化を実感できますよ。
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