こんにちは、李哲です。
倪海夏(ニハイシャ)先生1の治療日記、癲癇を翻訳しました。
難病になるアンジェルマン(Angelman) 症候群、てんかんが漢方薬で著しく改善した例です。病院の薬よりも漢方薬が優れていることを知ってください。
アンジェルマン症候群の子供:ひどいけいれん、よだれを垂らしっぱなし、手足は変形して意識もうろう状態
08/11/2008。
患者さんは16歳。
今年の03/12から診察に来て、今日は再診察に来ました。彼女は小さい時からてんかんが起きて、西洋医学の診断名は「アンジェルマン(Angelman )症候群」。
発作は私が臨床で見た中で、一番ひどいものでした。寝ている時だけ静かで、それ以外はほとんどけいれんしている。強烈なけいれんで彼女の顔は歪み、手足も変形していました。
また、患者は歩けないので手足の筋肉も萎縮し、変形した顔は口を閉められないから、ずっとヨダレが出ている。両目は吊り上げられて意識もうろう状態、口の中では狼みたいな声を出していました。
外観上では、脳性麻痺の患者さんみたいです。
彼女は車椅子に座って、お母さんが連れて来ました。
お母さんの姿を見て、私は心の中から悲しくなりました。
この病は、お母さんにとって悪夢です。
しかも、終わりがない悪夢。
お母さんは16年も耐えてきました。
お母さんの愛は、本当に2文字でしか表現できない。
偉大!
抗てんかん薬で治ったところか、逆に副作用で歩行障害になった
患者さんは当時、クロナゼパム(Clonazepam)という西洋薬を飲んでいました。Klonopim社が製造してる抗てんかん薬。クロナゼパムの副作用は、歩行障害。
患者さんは西洋薬を飲んでいる間、両足はカマキリみたいになり、両膝は地面について足先で踏ん張って歩いてました。ひどいけいれんで両手は変形し、握ることができません。お母さんが患者さんを持ち上げた状態で、左右に揺れながら歩いてました。
皆さん、この親子はどうしたら良いですか?
もっとひどいのは、患者さんが飲んでいる西洋薬は、てんかんをコントロールできてない。薬を飲んでも、相変わらずてんかんが発作しています。
漢方薬で大量の痰が口・便から出た
私は患者さんを診たあと、お母さんに話しました。
「娘さんの病気は、陳年の痰が血脈神経の所にあるからです。この痰がなくならないと、回復はできません。私は劇薬を処方するのを怖がらない。娘さんは飲んだあと、たくさんの痰を口から吐き出して、大便からも出るはずです。あなたは以上の事を見ても、心配しないで下さい。ただ一つ注意すべきの点は、硬いものを食べさせないで。吐き出すときに、喉につまると危険だから」
そして、私は処方箋を出しました。
患者さんは漢方薬を飲んでから、すぐ大量の痰が出ました。お母さんが言うのは、「想像もできないくらいたくさん出ました。毎回大きなバケツじゃないと間に合いません。娘の体内に、こんなに痰があるなんて信じられない!」
西洋薬を全部止めると決意したお母さん
1週間後、お母さんが言うのは「西洋薬を全部止めたいです」
なぜなら、てんかん発作は変わらないし、その副作用で歩行障害になっている。そして、毒性がとても強いので、いずれかその薬に殺されると思うから。彼女は私の意見を聞いてから、決めようとしたそうです。
私はお母さんの話を聞いて、その場ですぐ返事しました。「害しか無いあの西洋薬は、すぐ止めていいです。娘さんは私に任せて下さい!」
私は今でも覚えています。お母さんはその場で、感情のコントロールができなくて大泣きしてました。10何人の研修医たちが隣にいるのにもかかわらず。
当時、私のプレッシャーは非常に強かったです。
また一人の命を預かって。
終わりがない悪夢から逃れるようにしてあげないと、彼女たちの一生は悲劇で終わります。
抗てんかん薬を飲ませようとするバカお父さん
2週間後、3回目の診察になった時、娘さんのお父さんが現れました。お父さんは猛烈に抗議をしてきて、抗てんかん薬を再び飲ませようとしました。そのお父さんは西洋薬を信じていて、態度は非常に悪かったです。お父さんが話してる時、親子は隣で何も言わなかったです。
私は非常に怒って、お父さんを叱りました。
「演劇なんかしないで下さい!娘さんを関心していたら、初診にきて私が何をしているかを見るべきです。今日になって来るものじゃない。あなたが関心するふりをする裏の目的は知らない。でも、娘さんが西洋薬を飲んだ結果は、あなたも目で見るはず。
今、娘さんには選択肢がありません。
私は彼女の最後の希望です。
漢方薬を飲むかどうか、自分で決めて下さい!」
その時、お母さんは固く決意してました。
「続けて漢方薬を飲みます。西洋薬は止めます!」
当時、私はなぜお父さんがやっと現れたか、さっぱり分かりませんでした。後でお母さんに電話して聞いたら、二人はすでに離婚して、娘さんはお母さんが預かっている。お父さんはたまにしか見に来ないそうです。
このような無知な人は、西洋薬を迷信してるバカ。
私が診察を拒否するリストに入る。
諸症状が劇的に改善
その後、私は中医学の本を書くために、アメリカを離れることになりました。
離れる前に一人の新規患者さんが来ました。そのお母さんの紹介で来た人。新規患者さんの話によると、その娘さんは現在意識がだいぶ良くなり、みんな喜んでいる。
娘さんはずっと同じ処方箋を飲んで、今日親子が診察室に入った時は別人のようでした。娘さんは一人で診察室に入り、両足はまっすぐで立ってられる。両手のけいれんはなくなり、口からヨダレも出ない。意識もうろうは良くなり、周りに何が起きたかを分かります。
お母さんは嬉しくて、ずっと娘さんにキスしていました。
本当に感動のシーン。
私の肩の重圧も少しは軽くなりました。
患者さんが診療所を離れたあと、カウンターの受付嬢がもう一つ教えてくれました。受付嬢が見たのは、親子が漢方薬を待っている間に、娘さんが雑誌を一つ取ってお母さんの手を引っ張っていて、「これ面白いよ!」とお母さんに教えてあげようとしていた。
受付嬢はその動きに驚いてました。この親子は普通の人みたいに、交流ができるようになっている。
娘さんは勉強頑張って欲しいです。
彼女の知能は、まだ発病前の段階であります。発病後、彼女の知能は墓に葬られ、外部世界とのつながる信号がなくなりました。現在、彼女の痰はなくなり、蓋をした知能が再び現れて、すべての学習がゼロから始まります。
今日私の処方箋には、筋肉強化をするやつが入っています。筋肉と骨を強化して、正常な人みたいに運動ができるように。
心のなかから祈ります。
娘さんに明るい未来が来るように。
アンジェルマン症候群(てんかん)の原因
たくさんの子どものてんかんは、羊水処理が徹底的に行なってないからです。産婦人科医は新生児を預かるとき、逆らいにしてお尻を叩いて泣かせたほうが良い。これは一番良い、肺の中の羊水を処理するやり方です。
生まれた時にちゃんとやらなかったら、将来的に子どもはてんかん.喘息.肺炎などになりやすい。皮膚炎にもなります。世の中の親も、これには気を付けるべきです。
この治療例が証明したのは、漢方薬は西洋薬より効果が著しくて、副作用がない!
西洋医学の先生、もう害しか無い抗てんかん薬など処方しないで下さい。こんな副作用だらけの薬を考えたのは悪魔だけです!なのに、衛生署はまた西洋薬の製薬会社を保護してる!
本当に群魔が踊っている世の中です。
(おわり)
倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。
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