太もも後ろの痒みは鍼2回で治り、頑固な陰性便秘は改善されるけど、また徐々に戻る

太ももの後ろが耐えられないほどかゆい…

掻きむしって傷だらけになった40代女性が、
鍼灸たった2回で完治した実例をお届けします。

ピンクの短パンとクロップトップを着て、心配そうな表情で座りながら太ももを触る女性のアニメ風イラスト
太ももの後ろがすごくかゆくて掻きむしってしまう…そんなお悩み、鍼で解決できるかも?

こんにちは、李哲です。
今日は簡単な鍼治療例。

2025年5月。
40代の女性、常連さん。すごい久しぶりに来ました。
カルテを見たらなんと最初来たのは2014年。本当に感慨深い懐かしいカルテです。

今回彼女が突然来た理由は、太ももの後ろがすごく痒い。私が見たら掻いた傷跡がいっぱいありました。あとは慢性的なひどい便秘がある。週1~2回しか出ない。

彼女の生活習慣は以前から分かっているので、今回は睡眠不足とお酒で、肝臓の血が足りない(肝血虚)と判断しました。

皮膚のかゆみを治すツボはだいたい同じ。血海、三陰交、築賓、太衝など。太ももの後ろは足太陽膀胱経が通りますので、膀胱経のツボ、京骨穴(母穴)で補法を行いました。あとは便秘改善のツボ。

右足の外側に赤丸で京骨穴を示し、黒文字で「京骨」とラベルされた骨格イラスト
太ももの後ろのかゆみに効く膀胱経のツボ「京骨穴」

彼女は週一のペースで、1ヶ月頑張って来ました。

2025年6月6日。
彼女が言うのは、「太ももの後ろの痒みは、最初の2回の鍼で治りました。便通は良くなるけど、また徐々に便秘に戻ります。仕事の関係もあるので、しばらく鍼はお休みして、また調子が悪くなったらきます。」

  • 太ももの痒みは完治。
  • 便秘改善はしたけど、完治には至らない。これだけが遺憾なところ。

本治療例で話したいのは2点あります。

1つ目:皮膚のかゆみ、湿疹、何でもいいです。アトピー何でもかまわない。
皮膚のかゆみであれば、鍼で治せます。
彼女みたいに痒くなってすぐ治療すれば、数回で治ります。

ただし、痒くなってステロイドを何ヶ月~何年も使ってから来ると、そうそう簡単には治りません。鍼でステロイド毒の排除作業が必要なので、長い目で見ないといけない。

左の人差し指にステロイド軟膏を塗っている様子で、隣に軟膏のチューブが置かれている画像
長期使用に注意!ステロイド軟膏はかゆみを一時的に抑えるが、根本解決にはならない場合が多い

2つ目は、便秘のことです。彼女のは陰性(寒性)便秘なので、鍼を刺しても一時的には良くなるけど、また徐々に戻ります。完治までにも相当 時間がかかるかもしれません。

陰性(寒性)便秘とはなにか?
また今度の記事で説明します。

冬は寒くて乾燥肌、痒みで困っている方が多いと思いますが、保湿剤・ステロイド軟膏クリームよりも漢方薬や鍼治療を試してください。彼女みたいに2回で治るとは保証できませんが、少なくとも数回で著しく改善できます。

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