C型肝炎の便秘、睡眠、吐き気、食欲不振は1週間で改善され、余命2日の膀胱がん患者は生き返って、ギャンブル遊びに出かけた。

この記事は約4分で読めます。

こんにちは、李哲です。

アメリカの著名な中医師、倪海夏(ニハイシャ)先生の漢方薬症例、印地安保留區(2007-5-14発表)を翻訳しました。C型肝炎、高血圧、糖尿病、膀胱がんなど3人の患者の治療内容が書かれています。

西洋医学の手術・薬よりも漢方薬の治療効果が良いことを知ってください。また、重病で漢方薬治療を希望する方は、台北に行くことをすすめます。イチオシの中医学診療所は以下になるので、参考になると幸いです。

半年の治療で血糖値・血圧は安定

05/14/2007。
白人男性、51歳。
糖尿病と高血圧症があります。
病院の薬が嫌でこちらに診察に来ました。

今日は再診。
半年の治療で現在、血糖値はとても安定しています。

彼は自分の血糖値を検査してるけど、いつも103~105くらい。血圧も安定しているそうです。

李哲の説明:
以下は私の症例。
高血圧の諸症状は、足ツボ整体でも簡単に解決できます。鍼灸・漢方薬は、なおさら治せますね。

血圧が160から130に下がり、頭痛・めまい・肩こり首こりも解消された男性。コーヒーを止めたら胃痛が治り、甘いものを止めたら1ヶ月で5kgダイエット。

余命2日の膀胱がん患者は生き返り、ギャンブル遊びに出掛けた

上記の男性は診療所を去る前に、1つ教えてくれました。

彼の友人のお父さんはミネソタ州に住んでいます。2ヶ月前に膀胱がんが全身に転移して、地方の西洋医学の先生は治療を放棄しました。そして家族に宣告したのは、お父さんの余命は2日。

患者さんの息子は私を訪ねてきて、「最後のチャンスかも知れないから、出来る限りのことはしたい!」と頼みました。当時、私は症状を聞いて処方し、息子さんは漢方薬を持って、その日に飛行機でミネソタ州に帰りました。

息子として親孝行ができるのは、これが最後かもしれないと思いました。家族のみんなは、葬儀の準備までしたそうです。しかし、お父さんは漢方薬(茯苓四逆湯ぶくりょうしぎゃくとうをアレンジしたもの)を飲んで死んだのではなくて、生き生きしてインディアン保留区に行き、ギャンブルを樂しんでいたそうです。

李哲の説明:
茯苓四逆湯ぶくりょうしぎゃくとうは救急救命に使うもっとも有名な処方箋です。もちろん、救急以外にも使われています。たとえば冷えがひどくて出血する場合。以下一つの症例があるので、参考になると幸いです。

不正出血1ヶ月でめまいがする女性、5日の漢方薬で治り、便秘・喉が乾いて口の中が苦い諸症状も同時に治った。

家族と友人は、みんな患者さんが死ぬはずだと思ったのに予想外に生きていて、しかもギャンブルを樂しんでいる。今は仕方がないから、いつ死ぬかをじっと待っているそうです。

患者さんは私に顔を合わせたことがない。
縁があるだけでした。
患者さんの息子さんは誰も信じないで、私だけ信じてました。お父さんの遺言手続きまで私にやらせてました。

このような重篤な病人。
たとえ救ってきて最後死んでも、西洋医学の治療を受けるより生活のクオリティが高いです。

C型肝炎の便秘、睡眠、吐き気、食欲不振は1週間で改善された

先週来たC型肝炎の患者さん、今日は再診に来ました。1週間の漢方薬を飲んでから、自覚症状の変化は以下の通り。

  • 便秘は良くなり
  • 睡眠は改善され
  • 吐き気は減って
  • 食欲は増加
  • 体力は増えたけど、両足の痛みはまだある

今日は鍼灸を追加しました。刺したツボは陰市、伏兎、梁丘、解谿など。

痛いのは足陽明胃経。
夜間に痛にがひどいのは、病気が陰分にあることを示す。
だから、陰市を選んだのです。

私は彼に話しました。
「続けて西洋薬を飲んだら、あなたは必ず肝臓がんで死ぬ!」

西洋薬は本当に悪魔です!

私は過去にとても良い治療例がたくさんありました。しかし、患者さんが再診に来た時、私は詳しくカルテを書いてない。患者さんが多くて書ききれないから、毎回話を聞くだけにしました。

今回は生徒さんたちにちゃんと教えるために、頑張ってカルテの記録をつけようとしてます。貴重な経験は記録しないと、ただの水みたいに流れるからもったいない。時間は限られてるけどなるべく記録して、有志の中医学愛好家と生徒さんに伝えます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました