吸玉療法の効果が出にくいのは、西洋薬・冷房で汗をかく機能が落ちているからです

【※本記事は2019-09-12更新しました】

こんにちは。李哲です。

吸玉の原理と作用に関して、以前にくわしくお話しました。
今日は効果が出るのに
時間がかかる場合の話です。


私個人の経験談なので、100%正しいとは
言えませんが。間違った所があったら、ぜひ指摘してください。 

吸玉の治療効果は、疑う余地がないくらい高いです。
とくに背中と腰をメインとした範囲での
治療効果は高い。

お腹に使っても、消化器系の調子がよくなります。

以下は一つの施術例、参考になると幸いです。

黒くなったり、紫色になったり、吸玉の中に水滴が出たりした場合は 、効果が必ずあらわれます。

背中と腰は、通常は整体(推拿術)で十分
効果が現れますが、 特殊な腰痛などでは整体(推拿術)は合わないことがあります。

 

むしろ施術したあと、症状がもっとひどくなる可能性があります。


これは私の指の感覚で判断するしかないもの
なので、 言葉での説明は難しいです。 こういう場合には、整体よりも吸玉などが有効です。以下の治療例、参考にしてください。


それでは、吸玉がすぐには効かない
というのは、 どういう場合でしょう?

その前に、吸玉の原理をもう一度説明します。


吸玉とは、ガラス瓶の中を強い火で真空状態にして、 それを皮膚の上に置き、皮膚の穴を通して周辺の血液を収集するやり方です。

置く場所はだいたい指で押してかなり痛い所、 つまり流れが一番悪い場所。
吸玉は悪い血を集めてもう一回血液循環の中に戻し、 代謝して外に出すことができます。

ところで、一つ重要な問題があります。
もし皮膚の穴が開かなくて、血液を収集することができなかったら?

大気圧はかなり強力ですが、皮膚の穴が開いてくれないと、 中の物を吸い上げる力は果たせません。

 

皮膚の穴は力が通るルートなので、この道が開かなかったら 何の意味もない。

つまり、環境によって皮膚の穴が自由に開け締めができない人は、吸玉(火罐)療法の効果が出にくいわけです。

今まで吸玉(火罐)療法の効果がまったくなかった人の体質や生活習慣を見ると、2つの共通点があります。

一つ目は、西洋薬の使い過ぎ。

サプリメントを含めて。

薬の使いすぎで体の免疫力が低くなり、体の一番外側の防衛線 (皮膚の穴を開けたり閉めたりする機能)が弱くなります。とくにステロイド類の濫用で、皮膚の穴が死んでしまう。

以下のアトピー肌の治療で、ステロイド剤の毒素は、本当にしつこくて大変でした。

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自分の施術経験から見ると、長期間鎮痛剤や抗生物質、ステロイドなどを使用していた人は、ほとんど汗をかきません。

 

つまり、皮膚の穴は閉じたまま、老廃物を汗によって出す機能が 低下してしまった

ということです。これは体にそうとうよくない状態なので、気をつけたほうがいいです。

二つ目はエアコン、とくに冷房の効きすぎです。

 

日本はいろんなところで便利ですが、 夏の冷房はちょっと効き過ぎではないかなと思います。

 

体が熱くなって汗をかこうとした時、強い冷房の寒気が当たって 、発汗機能がシャットダウンします。

 

長い期間この状態が続くと、皮膚の老廃物排出機能が弱くなるわけです。
冷房の普及と、近年、発汗機能が弱く熱中症にかかる人が増えたのとは関係があります。

熱中症の原因・対策は以下の記事で詳しく説明しているので、どうぞご覧ください。

冷房のもっとよくないところは、 体が汗をかこうとしたときに無理やり止められると、 汗は行く場所がなくなり、皮膚と内臓器官の間に残ります。つまり、体にいらない廃水になります。

廃水が溜まって淀んでいる場所は、生き物がどうなっているか、 周りの環境を見れば皆さんもよく分かるでしょう。人間の体は、自然環境と同じです。

皮膚の下に汗が溜まったときは、痒みが生じる可能性があります。

以下の記事に書いた女性は、頭だけ痒い症状があったけど、最終的に治って一安心しました。

普通は、人間の体は熱いときに汗をかき、寒いときは汗をかきません。
これ以外には、すごく緊張したときには心臓がドキドキして、手のひらに汗をかくことがあります。

汗をかく目的は、体の温度を一定に保つため、
あるいは体から悪いものを出すためです。

 

この機能を無理やり止めるのは、体にいいことではありません。

だから汗をかいた後、強い冷房に直接あたるのは止めましょう。

今は日焼け止めで、汗腺を塞ぐ可能性もあるので気をつけてください。

自然の風や弱い冷房、弱い扇風機で体は十分冷えます。 汗臭いから嫌だという考え方も捨てたほうがいいです。人間、汗が臭くない人はいませんから、みんな同じです。


薬(とくに鎮痛剤、抗生物質、ステロイド)
の濫用も避けましょう。

免疫力というのは破壊するのは簡単ですが、 建てなおすにはそうとう時間がかかります。

たとえるなら、ビルを建てる時間と破壊する
時間、どちらが早いでしょう?といった感じです。

「免疫力が低下すると、吸玉がまったく効かないんじゃないか?」 という心配は要らないです。

 

効かないことではありません。

効果が出るのが遅いのです。

鍼治療でも遅延効果があります。

遅れて効果が出ることは、以下の記事に書いてあるので、どうぞ参考にしてください。


足ツボ、整体、吸玉、刮痧(グァーサ)など さまざまな方法があり、体質に合えば
効果は必ず出てきます。

 

つまり、あらゆる方法でツボを刺激すること。
吸玉の場合は、何回も繰り返すと、水滴
だけではなく水泡まで出る人がいます。


人によって効果のあらわれる時間は
違いますので、 焦らなくても大丈夫です。

以下は吸い玉で水滴のところか、血まで出た患者さんの例。どうぞ参考にしてください。

https://li-hari.net/entry/suitama-suihou-sikke

(おわり)

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