生理中のお腹のむくみが、鍼を刺して“5分以内”にぺたんこになった——。
生理中のむくみで悩む方には、ぜひ知ってほしい症例です。
生理中のむくみは脾胃の弱りや気血の滞りが原因になることが多く、ツボがハマると驚くほど早く変化します。
📌 この記事で分かること
1.生理中のむくみが一瞬で変化した実際の症例
2.どのツボが即効で効いたのか(足三里・三陰交など)
3.なぜ生理中にむくみが出やすいのか(中医学の視点)
4.むくみに強いツボの特徴と体質との関係
5.関連するむくみ改善の症例まとめ
生理中のお腹と足のむくみがひどかった女性の症例
こんにちは、李哲です。
お腹が張って足がパンパンむくんだ女性を5分で治した簡単な症例を紹介します。
一人30代の女性。
鍼治療に来た日はちょうど生理中で、「お腹と足がすごくむくんでいる」と彼女が言ってました。
ほかには肩こりがひどい。
最初はうつ伏せで鍼をしました。
腎兪、大チュウ(骨会)、後谿穴など。
直接むくみを解決するツボではないですが、全体的に気血の巡り・水分代謝を助ける作用はあります。
仰向けでの施術中に起きた“予想外の変化”
面白いのは仰向けになったときです。
三陰交、陰陵泉、地機、足三里、内廷、太衝を刺して少し回して響かせる。その後、お腹の関元を刺そうとしたら、彼女が急に言うのが「さっきまでぽんぽこだったお腹が、今ぺたんこになった。」

え???
まだお腹の関元を刺してない、足だけしかやってないけど…5分も経ってないのに、そのむくみはどこに消えた?
足の太衝穴を刺した瞬間に目の奥の痛み・重みが消えるのは経験したけど、5分も経たないうちにお腹のむくみが消えたのは初めてです。その後、もう一人の症例でも刺した瞬間にむくみが消えてました。以下の記事をご覧ください。
なぜ生理中のむくみが5分で消えたのか(中医学の解説)
鍼を刺してから5分。
お腹と足のむくみが消えたのは、以下の理由だと思われます。
むくみは汗、尿から出てない。
となると、むくみ(水)自体は残っているはず。ただし、鍼を刺したことで体内の気の巡りが一気に強化され、体が自分でむくみ(水)を回収して代謝しているのです。
つまり、むくみ(水)は消えたのではなくて、体内に戻り、代謝を受けて、外に出す準備をしている。
たくさんの患者さんは鍼治療後に尿がすごい出る反応は、ちょうどそのむくみ(水)が代謝されたからです。
※気の働きについて詳しくはこちら
→ 中医学の基本①:気とは何か(準備中)
むくみに強いツボ|足三里・内廷・三陰交・陰陵泉・地機
私が思うのは主に、足三里と内廷。そして、脾臓の経絡の三陰交、地機、陰陵泉が効いたと思います。脾胃はお腹と、とても関係しているから。
お腹にガスが溜まりやすくて張る人は、足三里と内廷だけでも十分効果が出るケースが、しばしばあります。それにしても、ツボのスピードは本当に新幹線なみに速いですね。以下の記事で、気の速度を説明しました。参考になると幸いです。
むくみに良い漢方薬もありますが、煎じるのにも時間がかかるでしょう?その場で鍼を刺せば、漢方薬すら要らなくなると思います。
患者さんの感覚が教えてくれる臨床の学び
帰りに彼女が言うのは、「肩も楽だし、全体的に楽になった。足も軽い!」
ツボの効能は本でしか勉強したことないけど、患者さんの感覚・感想のおかげで、さらなる理解ができました。臨床で患者さんは一番良い”先生”ですね。
体のむくみを治したほかの症例まとめ
生理中だけでなく、がんのむくみ・手足のむくみ・全身のむくみも、同じ原理で改善します。

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