こんにちは、李哲です。
プロテインは「健康に良い」「ダイエットに必須」と宣伝されますが、
実際には動悸・脇の痛み・胃腸トラブルなどの副作用で来院する方が増えています。
この記事では、プロテインを飲んで1週間で
「脇下の激痛」「心臓のドキドキ」が出た30代女性の実例を紹介します。
さらに、同じ患者さんが再びプロテインを飲んで
“まったく同じ症状が再発した”2回目の症例も追記しました。
✅️ この記事でわかること
1.プロテインで「動悸・脇下の痛み」が起きる理由(中医学の経絡の視点)
心臓の経絡と脇下の痛みの関係、なぜ動悸が出るのかを分かりやすく解説。
2.30代女性の実例:プロテインで症状が出て、鍼治療と中止で改善した経過
1回目の症状発生から改善までの流れを、実際の臨床データとして紹介。
3.【追記】3週間飲んで再発した“2回目の症例”と施術画像 再現性のある症例として、再発の理由・内臓の強さ・毒の行き先まで詳しく説明。
患者さんの症状と背景
来院時の主な症状
2024年12月13日、30代の女性患者さんが来院しました。彼女は私の常連さんです。
今回は以下の症状を訴えました:
- 首の痛み:寝違えたような感覚で動かすと痛い。
- 脇下の痛み:生理前に左脇下(胸に近い部分)が強く痛み、乳がんのリンパ転移を心配したほど。
- 心臓のドキドキ:今週に入って頻繁に動悸が起きる。
彼女は「何かおかしい」と不安そうでした。特に脇下の痛みで乳がんを疑った時は、パニックになったそうです。
彼女の健康状態と過去の治療
彼女は私がこれまで何度も治療してきた患者さんで、体の状態をよく把握しています。
過去には寝違いで首が痛いとか、片頭痛で困ったときに来て毎回劇的に改善して、その後は姿が消えます。
今までは首こり肩こり、片頭痛だけだったのに、急に心臓に問題があるなんて考えられない!
プロテインで動悸や脇の痛みが起きる理由
心臓と脇下の痛みの原因(経絡の説明)
彼女の脇下の痛みは、**心臓の経絡(けいらく)**の問題と考えられます。中医学では、心臓の経絡は胸や脇下を通り、不調が現れることがあります。
私には経験があります。以前、同じような脇下の痛みで悩む女性を治療したことがあり、その時も心臓経絡の調整で改善しました。詳細は、排卵痛が治った女性の治療記録をご覧下さい。
今回のケースも同様で、脇下の痛みと心臓のドキドキが連動している可能性が高いです。
プロテインと動悸、脇下の痛みの関連性
鍼治療後、彼女と話している時に原因が判明しました。彼女は1週間前からプロテインを飲み始めたそうです。きっかけはダイエット目的。ところが、プロテインを飲み始めて2〜3日後に心臓のドキドキと脇下の痛みが現れました。
私はすぐ気づきました。「これはプロテインの副作用の可能性が高いです。すぐに止めることを勧めます」と伝えました。
彼女は「もうやめてます!」と即答。さすがに警戒心が強いですね。症状が出て速攻でやめたそうです。
どんなプロテインを飲んだのか?プロテインのどんな成分が悪影響を出したのか?私には分かりません。
ただし確定できるのは、彼女がプロテインを飲んだあと、ある毒素が心臓の経絡に侵入し、経絡に沿って心臓まで入り、心臓のドキドキ(動悸)が起きたこと。
プロテインで起こりやすい副作用一覧
- 動悸・心臓のドキドキ
- 脇下の痛み(心経の乱れ)
- 胃腸の不調・下痢
- むくみ・体の重だるさ
- 皮膚トラブル(発疹・かゆみ)
鍼治療とプロテイン中止の効果
使用したツボと治療内容
今回の鍼治療では、特別なツボは使いませんでした。主に以下を施しました:
- 神門(しんもん):心経を整え、動悸を抑える。
- 大陵(だいりょう):心包経の子穴で、心包経の痛みを治すのに効果的。
治療はシンプルでしたが、彼女の状態に合わせた基本的なアプローチです。鍼を刺した後、彼女は「少し楽になった」と感じたようです。
治療後の経過と考察
この治療1回で彼女は来なくなりました。おそらく症状が落ち着いたからでしょう。彼女は今まで、困った時にだけ来院し、良くなると次の予約をしないパターンです。
今回は鍼で治った可能性もありますが、私はプロテインを止めたことが最も効果的だったと考えます。
【追記】1年後に再発した症例
脇下の痛みが再発した理由
2026-06-25
彼女がまた来ました。
来院理由を聞いたら、彼女は悪いことをした小学生みたいに苦笑いしてました。
彼女「プロテインを飲んだら、また脇下が痛くなりました…」
私「え???なんでまた飲んだのですか?」
彼女「最近ダイエットをやってますが、ジムの先生にすすめられ、断りきれなくて3週間飲みました。そしたら、また同じ痛みが出たのです。」
あい…
もう!!!
怒ってもしょうがないので、とりあえず痛みを治すことにしました。
施術内容と施術画像
ほかの辛い症状を治すついでに前回と同じツボを刺しました。
- 大陵(たいりょう)
- 神門(しんもん)
みんな瀉法を行う。
30分後、鍼を取るゴロにはすべて治り。実際には瀉法を行うその1分で治りました。
以下は当時の施術画像。
今回も前回と同じく、大陵と神門を中心に心経・心包経を調整し、脇下の痛みが即座に改善しました。
鍼周りに薄いピンク色が見えますが、これがいわゆる「得気」(とっき)現象。ピンク色が強ければ強いほど効果が良いです。
得気の詳細は、中国鍼と日本鍼の違い:得気(響き)で効果が変わる!を参考にしてください。


3週間飲んで再発した理由:内臓の強さと毒の行き先
彼女は鍼治療後に私と話しました。
彼女「去年は1週間飲んだだけで心臓がドキドキして脇下が痛くなったけど、今回は3週間飲んでも心臓のドキドキがありません。脇下が痛くなっただけです。甘味料が入ってないプロテインで質が良いからでしょうか?」
私「いいえ、違います。あなたがお酒を1か月止めて、食事改善して運動を頑張っているから内臓が強くなっています。内臓が強いので、プロテインの毒を外側に止めて、中に入れてないです。もし内臓が弱かったら、プロテインの毒が中に入り、去年みたいにまたドキドキが起きます。」
毒が現れる部位は人それぞれ
私「みんな体質が違うので、同じプロテイン・サプリメント飲んでも毒が現れるところが違います。私が見たのは足にしもやけみたいな血管が出る人がいれば、足に発疹が出る人もいます。あなたは、心臓に来るタイプ。あい…もう今後は飲まないでください。」
彼女は今回をキッカケに確実に教訓を得たでしょう。肝に銘じることを願います。
プロテインとサプリメントに警鐘
なぜサプリメントを拒否するのか
当院ではサプリメントを断固拒否しています。プロテインも同じです。「タンパク質補強に必要」と言う人もいますが、私は反対です。たとえ「オーガニック由来」と宣伝されても信じてはいけません。
自然の肉、野菜、魚を調理したもの以外は食べるべきではないと私は主張します。なぜなら、サプリメントやプロテインは人工的な加工品であり、体に負担をかけるからです。今回の症例はその一例です。

自然な食事との違い
自然の食べ物とサプリメントの違いは、倪海厦(ニハイシャ)先生1の記事でよく説明されています。例えば、以下の記事をご覧ください:ビタミンAとEで心臓病・がんリスクが高まる。ニハイシャ先生は、化学合成のサプリメントが心臓やがんに悪影響を与えると警告しています。
自然な食事は体に吸収されやすく、余計な副作用がありません。一方、プロテインのような人工物は、吸収過程で内臓に負担をかけ、今回のケースのように心臓のドキドキを引き起こすのです。

関連症例と今後の報告予定
過去の心臓関連治療例
心臓のドキドキや不整脈に対する鍼の効果は、他の症例でも確認しています。以下が参考になります:
- 心房細動を一晩で改善:50代女性が呼吸苦と動悸を訴え、鍼で即日回復。
- 動悸と心臓の痛みを4回で治癒:89歳のおばあちゃんが鍼で動悸と胸痛を克服。
これらのケースでは、鍼が心臓の機能を整え、症状を劇的に改善させました。今回の30代女性とは状況が異なりますが、心臓関連の問題に鍼が有効なのは確かです。
さらなる症例の公開予告
「1人だけの症例では、プロテインとの因果関係が証明できない」と疑う方もいるでしょう。その気持ちは分かります。もう少しお待ちください。2人目のプロテイン被害者の症例を近いうちに公開します。複数例を揃えることで、プロテインの危険性をより明確に示したいと思います。
同じ地雷を踏まないでほしいというのが私の願いです。
プロテインではないですが、サプリメントを服用して体調不良になった患者さんは数人も見ました。2人の治療例があるので参考にしてください。
プロテインで体調を崩したかもしれない方へ
もしあなたが最近プロテインを飲み始めて、動悸・脇の痛み・胃腸の不調などが出ているなら、まずは一度中止して様子を見てください。
今回の患者さんのように、原因が分からず不安になって来院される方は少なくありません。
まとめ:プロテインより自然な選択を
今回の症例では、30代女性がプロテインを飲んだ後に心臓のドキドキや脇下の痛みを経験し、鍼治療とプロテイン中止で改善しました。プロテインの副作用は見過ごせません。私はプロテインやサプリメントを強く否定し、自然な食事を推奨します。
心臓の健康を守りたいなら、人工物に頼らず、肉や野菜をしっかり食べましょう。今まで症例がなかったので具体的な説明ができなかったのですが、今回のケースを機に警鐘を鳴らします。質問や感想があれば、ぜひコメントしてください。
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倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。

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