こんにちは。李哲です。
明けましておめでとうございます。
正月休みはゆっくりできたでしょうか。
新しいイノシシの年、幸運と幸せに恵まれる事を願います。
以下は2018年の感想です。
去年を振り返ってみると、いろんな患者さんを診てきました。
効果が良い症例も、効果が薄いもしくはない例もある。
心に残るのは、何人かの末期癌の患者さん。
全力を尽くしても、末期がんには勝てなかったです。
最初から勝てる可能性が稀なのは知っていたけど、少しでも苦痛を減らしたいのが願い事でした。
患者さんがなくなってから、家族からの感謝の言葉を頂いて、悲しみ・悔しみ・嬉しい恐縮が混ざった複雑な気持ち。
もっと勉強して腕を磨いて、末期がんの辛い症状を楽にさせたいと思います。
末期がん以外の患者さんはいろんな改善が見られて、鍼治療のやり甲斐があって嬉しかったです。もう少し早く治す方法を常に模索中。
「中医学は死ぬまで勉強が必要、本が手放せない」と言われていますが、まさにそのとおりだと思います。
鍼の響きが強くて、1回きりで止める患者さんもいる中、頑張って鍼治療に通ってくれた皆さんにもお礼を言いたいです。
患者さんは臨床で一番いい先生。
書籍にないものを教えてくれるから。
治療方法に迷って、もしくは西洋医学の脅かし・誘惑に負ける患者さんもたくさんいました。人生の道で誰でも迷うときがあるので、患者さんのせいではない。これは前の記事でも心境を語りました。
今年は臨床での鍼治療を頑張る以外に、漢方薬・鍼灸はどんな病気を治したのか、歴史上でどんな物語があったのか、記事でご紹介できればと思います。
少しでも皆さんの力になれるように。
今年も宜しくお願いします!
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