こんにちは。李哲です。
今日は雑談。
アンデルセン童話、『裸の王様』。
童話では、王様は下着以外に何も着てないけど、裁縫師は「王様の服はとても綺麗!」と絶賛。
王様が裸であることに気づいている民衆は何も言わない。
子どもだけ裸だ!と騒いている。
バカげた話ですが、今の現代医療も似ているのがあると思います。
患者さんは良くなってないのに、「○○病は良くなっています!」と言う。
若しくは患者さんが辛いと言うのに、「貴方はどこも悪くない!」という。
西洋医学が判断するのは、血液検査.MRIなどいろんな機械で得た数値。いわゆる<科学的根拠>に基づいたデータ。
ほかの場面を考えると、これは矛盾な話です。
料理が美味しいかどうかは、自分の味覚で見分ける。
音楽が良いかどうかは、自分の耳で確かめる。
運動が有効かどうかは、自分の体を鍛えてみれば分かる。
自分の感覚で決めるのに、唯一、医療だけは自分の感覚で判断させない。
貴方が健康であるかどうかは、お医者さんが決めるのです。
おかしいじゃないですか?
調子が良いかどうかは、自分で分かるでしょう?なんで機械で測るんですか?
しかし、【科学的な旗】を上げると、騙される人が多いです。
さらに人々はメディアを通じて洗脳され、血糖値.コレステロール値.血圧をいくらまでコントロールしないと、何々病気になると心配。
検査値はいくらか覚えているけど、
西洋薬で自分の手足が冷たくなったのも気づかない。
西洋薬で睡眠の質が悪くなったのも気づかない。
大小便の出が悪くなったのも気づかない。
このような人は、いずれか西洋医学のお陰で早死になります。
西洋医学が決定権を患者さんに渡さないのは、操り人形みたいにコントロールするためだと思います。
患者さんには独立した考え方を持ってほしくない。バカになって、言われたままになれば最高。
死ぬまで従順に薬を飲んでくれるし、お金を払ってくれる。
中医学の考え方は、西洋医学と違います。
中医学の判断基準は、患者さんの自覚症状をもとにする。
なので、決定権は患者さんにあります。
体調不良であるかどうかは、患者さんが分かる。
治療して良くなったのかどうかも、患者さんが分かる。
わかった上で、お互いに治療を進めます。
良くなっているかどうか、自分で常識的に考えたことがない。
他人が良くなったというので、自分が良くなったと感じる(思い込む)。
これは、裸の王様と何が違うでしょうか?
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