こんにちは。李哲です。
今日は治療例ではなくて感想です。
私の親戚には、出稼で大儲けしたおばさんがいます。
しかし、今はご主人が脳卒中の後遺障害でずっと西洋薬を飲んでいる。そのおばさんはリウマチとヘルニア腰痛で手術を受けて、また病院の治療を続けています。
おそらく死ぬまで治療するでしょう。
貯めといたお金、いずれか吸い取られると思います。
老後破産にならなければいいですが。
中国の昔は、病気治療の為に破産する例は少なかったです。生薬自体がそこまで高くないし、よく使う生薬は本当に安いです。(珍しい貴重な生薬はもちろんすごく高価だけど、一般的な処方箋ではない)
例えば漢方薬でよく使う生姜.山薬(いわゆる山芋です)など、スーパーでも買えるもので、高くないです。
しかし、現代社会では治療で破産するのはあり得る。
以前は金持ちだったけど、病気治療を始めてから貧乏になった人、少なくないでしょう。
その問題は、選択した医療が間違っているからです。
正しい医療を選べば、様々なトラブルを解決するし、治せば治すほど病気が増えたりしない。とても経済的です。
しかし、間違った医療を選んだ場合、治せば治すほど辛い所が増えて、
高額な医療費を取られる。そして、苦しみながら死を待つだけ。
特に難病.がん治療は、とんでもないお金がかかります。
中国では家を売った上に借金までして、最後は亡くなった人が少なくないです。だから、中国の庶民たちは病気になるのを怖がっています。
よく日本のテレビで有名人の奥さんが癌治療しているを見てますが、金持ちだから最先端医療を受けるでしょう。
しかし、最先端治療であればあるほど、治療の副作用が予測できない。新薬の値段もすごく高い。
数十万円のところか、数百万円、数千万円もかかる。
最先端医療で体調が良くなったのか?
生活のクオリティが維持できたのか?
患者さんは一番分かるはずです。
追記:
以前、中国に帰省した時、風邪を引いて生薬を買いに行ったことがあります。
麻黄湯の処方(麻黄15グラム、杏仁15グラムなど)を紙に書いて、これを下さい。と言ったら、会計は3元でした。日本円で換算すると50円くらいです。
麻黄湯はだいたい1日分だけで十分。つまり、風邪をひいた時は、3元で十分です。
地元の西洋医学の治療は、抗生物質の点滴を1週間くらい続くのが一般的。金額はだいたい700~1000元。
コメント