(※本記事は2019-03-12修正しました。全記事文字数5866)
こんにちは。李哲です。
様々な間違った流行っている説を、中医学の理論で分析しました。
参考になれば幸いです。
- 1.ビタミン剤などの栄養剤、含有量が多ければ多いほうが良いのか?
- 2.「日本人の腸は欧米人より短くて○○消化酵素が遅い説」は笑うしかない
- 3.白いものは体に良くない(白砂糖.白米.白面…)、極端すぎる説
- 4.1日1食で健康になるのは本当?
- 5.糖質制限でダイエット効果絶大、しかし条件がある
- 6.脂肪分解の○○茶は、脂肪が分解したあとの老廃物はどうする?
- 7.妊娠中の投薬は危険!
- 8.先天性病気(無脳症.悪性脳腫瘍.白血病など)が増えてる原因:ワクチン!
- 9.「陣痛促進剤は、妊婦と新生児に害がない」という理論はデタラメ
- 10.会陰切開しないと、子供を産めないのか?
- 11.現代医学の出産の姿勢は、間違いだらけ
- 12.出産直後の、古来の伝統がなくなった
- 13.出産は病気?病院で産む必要がある?
- おわりに
1.ビタミン剤などの栄養剤、含有量が多ければ多いほうが良いのか?
しじみ500個分の栄養が入っている。
レモン100個分のビタミンCが入っている… …
似てるようなアピールする商品を見たことないですか?
大体のコマーシャルは、現代人は栄養不足になりがちだと言い、これだけ栄養たっぷりでこんなに安いよ!と宣伝してます。
現代人は本当に栄養が足りないかどうかは後にして、そもそも栄養(特にビタミン.ミネラル)がどのくらい必要であるか?
例えばビタミンCに関して、私の鍼灸専門学校の先生が面白い話をした事があります。
「通常は1日50mgしか必要ありません。」
しかし、ある広告では5000mgも入っていると見ました。飲むと4950mgは無駄になり、排出されるだけなのに…
ビタミンがちゃんと排出できるかどうかは後にして、排出するために内臓はまた余計に働かないといけない。
ビタミンCをたくさん摂ると、何の良い事あるか?
下痢とか尿路結石になります。
わざとコマーシャルで過剰摂取の結果を言わないのは、当たり前のことです。皆さんがその商品を買わなくなるから。
企業にとって有利な情報だけ流して、不利な情報は隠蔽する。
西洋薬の開発中で、データねつ造する製薬会社。
最近は報道にも出ましたね。
これは氷山の一角しかない。
コーヒー、清涼飲料水、牛乳、サプリ、薬などを禁止する理由 でも書いてますが、現代人はそんなに栄養不足ではありません。むしろ、栄養過剰でいろんな病気になっています。
中医学の理論では、足りない方がましです。
少しお腹空いた方が、お腹いっぱいより良い。だから、昔から腹八分目の言葉があるわけです。
ビタミン過剰摂取もダメ、丁度良い量を摂るためにはちゃんと測らなきゃ!と思う方がいるかも知れません。これは神経質でやり過ぎである。
簡単な理屈で説明します。
①身体に何が必要になると、自然に欲しくなる
足りないのがあったら、体は自然に甘いものが欲しくなったり、塩辛の料理を食べたくなったりします。
栄養をいくら摂れば良いか?
自然に身体に任せとけばいいです。
栄養成分を計算する必要もありません。
②静かにいる時と運動する時、身体に必要な栄養は毎日変わる
血圧.血糖値.脈拍.呼吸と同じ様に随時変わります。
こんなに変動性が高い身体が毎日毎時必要なもの、あなたは正確に測れると思いますか?
③健康維持はビタミン.ミネラル.糖分.タンパク質…だけではない!
タンパク質.糖質.ビタミン.ミネラルなどは、健康維持に必要なものです。
しかし、以上のものを摂るだけで健康になれるとは限らない。
なぜなら、健康は成分だけではないからです。
世の中は西洋医学の影響で、物質の成分ばかり気にしてるみたいです。
学生時代に習ったのは、哲学的に唯物理論と唯心論がありました。
西洋医学はいわゆる科学的なもので、唯物理論である。目に見えない物を信じる唯心論とは違います。
アインシュタインの相対論には、ブラックホール 理論があります。目に見えないけど、存在してるものは、目に見える世界より圧倒的に多いと言われてます。
続いて私の質問。
タンパク質.ビタミンなどが大事だという栄養学学者に質問があります。
見るだけでリラックスする油絵、その栄養成分は何でしょうか?
心を動かすメロディ、その栄養成分は何でしょうか?
読むと力が出る一冊の本、その栄養成分は何でしょうか?
成分を測るようがありません。
しかし、その作用は明らかにあります。
疲れた人は元気が出るし、死にそうな人でも生き返ります。
栄養学専門家にもう一つ質問があります。
水の成分はH2O。
現代科学から見ると、水蒸気も氷も同じ成分です。
しかし、熱い水を飲むと体はポカポカ。氷を食べると寒くて震える。
なんで同じ成分なのに、作用が違うでしょうか?
物質成分以外に、また目に見えないものがあります。
現代科学(テクノロジー)では解釈できない未知の世界。 エネルギーと言えば良いでしょうか。
中医学でよくいう「気」は、エネルギーに似てます。
栄養学専門家はよくビタミン.ミネラル摂取を言いますが、それは商品販売の為。
理屈上では栄養補充になるけど、実際の状況をみるとそうでもないです。
机上の空論は、信じてはいけない!
④ビタミン剤で頭痛、生理痛、腰痛が治った人はいない
私は今までたくさんの患者さんに聞いてみました。
「ビタミン剤.ミネラル補給剤を飲んで元気になったか?
頭痛.生理痛.腰痛などの痛みは消えたか?」
答えは:ない!
むしろ、旅行に行ったり、カラオケ屋さんで歌ったり、好きなスポーツ鑑賞をした方が元気になります。
ビタミン.ミネラル補給剤を買うお金があったら、友人との食事会、音楽鑑賞会.旅行.美術展.カラオケなどに行きなさい。こちらの方がよっぽど健康になります。
2.「日本人の腸は欧米人より短くて○○消化酵素が遅い説」は笑うしかない
日本人の腸が短いと、正式解剖学の教科書に書いてありません。
胃腸がもともと弱いと言うのも不自然。
胃腸が弱い人たちが生物(刺し身.寿司など)を昔から食べるわけがないです。
3.白いものは体に良くない(白砂糖.白米.白面…)、極端すぎる説
この理論は患者さんから聞きました。
人工的に精製したのが良くないと言うのは、一理あります。しかし、すべての白いものがダメだとは言えない。
大根.山芋.にんにく…自然の中には白いものがたくさんあります。こんな物がダメだと言うのはおかしい。
白面.白米などは気にしなくて良いと思います。
栄養は少し落ちますが、病院の薬やファースト食品と比べたら、100倍も良い。
4.1日1食で健康になるのは本当?
これに関しては、私は反対の意見です。
関連の内容は、以下の記事で説明していますので、ご覧ください。
5.糖質制限でダイエット効果絶大、しかし条件がある
これは一理あります。
世の中は白砂糖より強力な甘味料で溢れてるから。
人工的甘味料は肥満症と糖尿病を引き起こす研究は、海外で報道されてます。
関連報道は以下をご覧ください。
糖分制限は、ケーキ.チョコレート.お菓子.工場で作られたジュースなど…だったら成立します。ただし、自然な米.小麦粉.果物などは成立しない。
でぶちゃんが増えたのは最近の事で、昔の人ではありません。糖質は体に必須なものなので、制限するとダメです。
6.脂肪分解の○○茶は、脂肪が分解したあとの老廃物はどうする?
やたらCMによく出てます。
脂肪は先に分解しないと!と言いますが、常識で考えます。
分解するのは良いです。
その後の排出はどうしますか?
とりあえず分解してゴミをいっぱい作り出して、その後は自分でなんとかしなさい!のことでしょうか?
もし分解後のゴミを排出できなかったら、体にとっては毒です。つまり、分解すればするほど毒素が貯まる。
いわゆる「健康茶」を飲む人を見たことありますが、1年経っても体型は変わってない。お腹は大きいままでした。どこの脂肪が消えたか不思議です。
今いろんな商品は、猟奇的なキャッチフレーズを出したがります。
これはとても誤解を招きやすいので、皆さんは十分気を付けてください。
7.妊娠中の投薬は危険!
主な理由は、化学薬剤で奇形児発生率が増えるから。(たくさんの化学薬剤は胎盤と脳関門を通ります)
普通の人に投薬しても、副作用は長い間経ってもばれないので、しばらく安心して儲けられる。しかし、妊婦だとせいぜい10ヶ月しか騙せない。
なぜなら、10ヶ月後の新生児で結果を表すからです。
こんなリスクが高い商売を製薬会社がやるわけがない。
逆に、考えてほしいけど、
妊娠中の女性がダメだとしたら、妊娠中以外にも飲めないことではないでしょうか?
ここで言わざるを得ないのが、歴史に残る悪名高きのサリドマイド薬害事件。
妊婦がつわりで吐くのはよくあることです。
生理的反射で病気とは言えない。
(漢方薬.鍼灸.マッサージでは簡単につわりを治せるけど)
しかし、西洋医学は病気だと言い、薬を発明して治そうとしました。その結果、世界中に広がった悲惨な事件。
常識で考えてください。
つわりで死んだ妊婦はいますか?
つわりをほったらかしても死なないのに、サリドマイドでどれだけ不幸な子供が増えたでしょうか?
8.先天性病気(無脳症.悪性脳腫瘍.白血病など)が増えてる原因:ワクチン!
西洋医学が妊娠中の投薬を慎重にするのは正しい。しかし、これは妊娠中だけの話。妊娠少し前の投薬はどうなるか?
ここで盲点が生じるわけ。
大きな落とし穴がある。
卵子と精子は受精してから、すぐ着床します。
そんなに何日もかかりません。
早ければ1時間で着床します。
受精卵が出床したということは、すでに一つの命が出来たこと。
しかし、西洋医学の検査では早くて、2~4週間経ってから分かります。hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモン検査で、妊娠反応が出るので分かる。
つまり、受精してから妊娠反応が出るまで、最低2~4週間の空白期間があるわけ。
もし、2~4週間の空白期間で何かの西洋薬を服用.放射線を照らした場合、胎児に厳重な後遺障害が想定されるのも当たり前。
たくさんの妊婦は妊娠結果を知ってから、「あ!この薬は飲めない!」と自覚するけど、すでに遅いです!
西洋医学は妊娠中の投薬を慎重にしてるだけではなく、妊娠する前から投薬禁止するのが正しいです。
9.「陣痛促進剤は、妊婦と新生児に害がない」という理論はデタラメ
ここで2つの盲点があります。
①陣痛促進剤などの西洋薬、100%胎盤を通らない保証はあるか?
胎盤を通る場合は、新生児にも必ず予測不可能な後遺障害があるはず。
②西洋医学での定義は、
一般人の血液量は大体5Lです。
5Lの血が体内を1周するのには、わずか57秒。
出産は何分かかりますか?
西洋薬を打って、57秒以内に出産するなら、何の心配もありません。
10.会陰切開しないと、子供を産めないのか?
デタラメばかり!
貴方の親は会陰切開で生まれた子?
貴方の爺ちゃんは会陰切開で生まれた子?
あなたは人間を作った神様をバカにしてるでしょうか?
人間は会陰切開しなくても、胎児が産道を通れるように作られています。
西洋医学の「善意」な一刀は要らない。
会陰切開した後に、また傷口の感染症の為に抗生物質を与える。1ヶ月くらい飲ませるそうです。
出産で衰弱したお母さんは更に体調不良になり、お母さんの母乳からも化学薬剤の成分が新生児に移る。
お母さんだけではなく、新生児にも毒を注ぎ込む。
一気に患者さんが二人増えるから、一石二鳥のやり方だな~
11.現代医学の出産の姿勢は、間違いだらけ
前の記事に書いたけど、昔は仰向けで出産したのではなく、後ろに半分倒して座ったまま産んでます。後ろで妊婦を支えているのは、体力がある旦那さんとか親族の方。
その目的は重力を利用して、胎児が落ちやすくするため。
妊婦が踏ん張れば、赤ちゃんが出やすくなります。
しかし、今は仰向けの「快適」な病床。
重力の助けがないので、どんなに踏ん張っても出にくいわけ。
結果、西洋医学は会陰切開しないといけないと言う。ペンチで胎児を釣り出すなどバカバカしい光景が現れるわけ。
12.出産直後の、古来の伝統がなくなった
前の記事に書いたけど、昔は赤ちゃんが産まれてすぐ逆立ちでお尻を叩きました。
叩くと赤ちゃんはわ~~~と泣いて、口から鼻から耳から羊水が吹き出します。逆立ちにすると、羊水が重力で落ちやすい。
体内の羊水が全部きれいに出し切るので、肺の中は綺麗です。
中医学の理論では、肺が綺麗であれば、将来にはアトピー.中耳炎.皮膚炎.肺炎などにもなりにくいです。
しかし、今はお尻を叩くのがありません。
「掃除機」で吸い込むだけ。
こんなもので、羊水がちゃんと吸い取れると思いますか?
13.出産は病気?病院で産む必要がある?
今は病院で出産してるいる方が多いみたいです。
昔はみんな自宅出産でした。
自宅出産しても赤ちゃんは簡単に死んでいません。
テレビではタクシー中で赤ちゃんを産んだ女性の報道もありましたね。
(タクシー中では座ったままだから、出産が楽ちんだったと思います。)
今は母子保護の為に、病院で産んだほうが良いと言います。
しかし、常識からの質問です。
病院は病気を治す所でしょう?
妊娠と出産は病気ですか?
病気ではないのに、なぜ病院で産まないといけないですか?
いろいろ話したけど、私は出産に関して以下のように助言します。
①妊娠を計画したら、受精するもっと前から全ての放射線.西洋薬などを避ける。
②できるんであれば、助産院とか昔からの助産婦にやってもらう。
利用できる所がなかったら、病院で出産してもかまわない。タクシー中でもいい。
ただし、半分座ったまま重力を利用したほうが良い。
この姿勢であれば、帝王切開.会陰切開などしなくても簡単に産めます。
そして、赤ちゃんが産まれたら、逆立ちにしてお尻を強く叩いて、全部の羊水を吐き出してもらう。先生にお願いすれば、これはできるはず。
もう一つ、赤ちゃんには全てのワクチン接種をさせない。これはお母さんの決意による。
以上の事は、10年後の子供を守る為であります。
おわりに
施術してる時、いろんな方から様々な説を聞いてます。
今回はとりあえずこれで終わりにします。
また弁論したいのがあったら、続きを書きたいと思います。
最後にネットで見た情報があるので、参考にしてください。とてもよく書かれたと思います。
(おわり)
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