こんばんは。李哲です。
今までの考え方が大変失礼しました。
長い間、私は日本に本物の鍼灸師がいないと思いました。
何故かと言うと、たくさんの方から鍼灸を受けても症状が軽くならない話ばかり聞いたから。
こちらに通っている94歳のお婆ちゃん。
腹水と膝の痛みで、10年くらい車椅子に乗っています。
膝は完全に変形して、関節が大きくなり、歩くとき足を引きずるしかないので大変です。
お婆ちゃんのは頭に何か被っている症状と、手足が冷たくて眠れないのと腹水は徐々に解決しました。
しかし、膝の痛みだけはどうしても治らない。
膝の痛みは針ですぐ治せるのを知っていたので、鍼灸院をすすめました。ちょうどお婆ちゃんは、以前から通っていた鍼灸院があったそうです。
しかし、2ヶ月通っても変わらない。
すすめた私が恥ずかしくなりました。
無駄にお金を使わせて、自分が悪いことをした感じ。
本当の鍼灸で必要なツボは、5個所だけです。
(そのうちの2ヶ所は、針一本でつなげる)
だった針4本があれば、膝の痛みが治るのに。
あの先生はどのツボを刺したでしょう?
自分もまだ未熟で、あの先生を言うのも五十歩百歩だけど、何時かは超えられると思います。
本当の鍼灸はどこまでできるか、自分は知っているから。
このようなことが多いので、
私はてっきりもう鍼灸ができる人はいないと思ったのです。
しかし、この前大阪の友たちに会って話を聞いてから、考え方は変わりました。
大阪の友たちはこの4~5年、
頑固な頭痛に襲われて大変だったそうです。
ちょうど彼が勤めてるマッサージ屋。オーナーの知り合いで、一人のお爺ちゃんがいました。針ができるけど、免許証がない方だそうです。
でも彼は治してくれるなら、免許なんかなくても良い!とお願いして、お爺ちゃんは試しに針をしてくれたそうです。
彼が驚いたのは、頑固な頭痛が治ったこと。
回数は、4回だけ。
4回で4~5年の頭痛が完治!
皆さんは有り得ないと思うかも知れませんが、私は彼の話を信じてます。
これが本当の針の力だから。
風刺的なことは、お爺ちゃんは資格がない「鍼灸師」。
実力があるのに、免許証がなくて正式な治療ができない人は、ほかにもいるでしょう?
とても惜しいと思いました。
患者の福になるのに、
だった一枚の紙がないから...
その紙一枚って、
本当にすごい物ですかね?
中国の民間にも、
実力があるけど免許が無い方はたくさんいます。特に貧しい田舎に多い。
彼らは先生から教わった知識で、家族と友達の健康を守り、そしてまた子孫にその知識を伝えるのです。
何時か、漢方と鍼灸に対しる制限が緩くなれば、たくさんの患者が助かるのではないでしょうか?
このように漢方とか鍼灸の話をすると、
皆さんはきっと「神話」だと思うでしょう?
実は、「神話」と「現実」は紙一枚の距離です。
出来る人が少なすぎるから、「神話」だと思うわけ。
もし出来る人が多ければ、「神話」ではなくて当たり前のこと。
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