こんばんは。李哲です。
当院になる掛け軸の詩は、個人的にすごく好きです。
詩の本文はこちらです。
《楓橋夜泊》 唐.張継 著
月落鳥啼霜満天,
江楓漁火対愁眠。
姑蘇城外寒山寺,
夜半鐘声到客船。
掛け軸の書体のもとは、清朝末の有名な学者.兪樾が書いてあげた詩の碑。
歴史記載によると、初めて書いた詩の碑は戦争で破壊され、時間が経ちすぎてホボロボロになりました。そして、兪樾はもう1回書いたのです。
その時、兪樾はすでに86歳。
書き終わって数十日後に他界。
だぶん、余命の全てのエネルギーを入れて書いたでしょう...
かっこよすぎの書法です。
だまりません。
詩の内容は簡単に説明すると、旅に出た人のふるさとに対する懐かしさ、恋しさを表しています。
昔の中国式の表現方なので、
ハッキリ言わなくて曖昧な表現ですね。
深い感情を、短い文書の中に書き込んでいるから、読めば読むほど新しい感触があります。
さすが~
だと思いました。
CT.MRIなどのテクノロジ(科技)は時代遅れがありますが、文化.智慧というのは時間が経ったとして、その輝きが薄くなるものではないですね。
2018-07-12更新
店舗移転してから今はこんな感じになりました。(マンションの一室の入り口)
小さな鍼灸院になりましたが、清潔感あって酔い鍼治療ができるように、頑張るところです。
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