手術より、鍼治療を先に受けるべき!嗅覚障害(蓄膿症)(12)

蓄膿症・嗅覚障害 全22回シリーズ
この症例は、重症蓄膿症で匂いが全く分からなかった30代男性が、鍼治療で嗅覚を取り戻していく記録です。
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こんにちは、李哲です。

長年の蓄膿症で鼻づまりがひどく、口呼吸で苦しんでいた男性。
2回の手術を受けたのに改善せず、嗅覚もほぼ失われていました。

ところが鍼治療を重ねたある日、「前回の鍼が抜群に効きました!鼻がずっと通っています」と感動の報告。

即効性は出にくい頑固なケースでも、迎香穴などを丁寧に通すことでついに劇的変化が! 手術を考える前に、鍼を先に試すべき理由を、この実例からお伝えします。

前回の治療内容は以下をご覧ください。

目次

鍼の直後は通るが、すぐ鼻が詰まる理由

2017年4月26日。
62回目の鍼。

彼の報告:
目の痒みはないけど、右鼻がつまる。
口呼吸になって辛い。
鼻をかんでも、またすぐにつまる。

今日は背中の肺兪など刺して、先に6回瀉法してその後、9回補法をした。風池穴は1寸5分の鍼を全部入れる。右の迎香穴も深い所を通すように工夫。

鍼をとったあと、右鼻はまだ詰まったまま。

鍼の即効性が現れません…
一般的には鍼を刺したその場で鼻通りが良くなるけど、彼は違う。
しつこい鼻づまり!
本当に困りました。

📗関連記事:副鼻腔炎の頬が痛い、鼻詰まりは1回で治り、下痢も普通の便になっちゃった

鼻づまりが安定して改善し始めた

2017年4月29日。
63回目の鍼。

彼の報告:
「前回の鍼が抜群に効きました!鼻づまりが良くなり、ずっと鼻が通っています。」

朝たちも毎日ある。
今日の鍼をしている間、更に鼻通りがよくなった感じ。

彼の話を聞いて、やっとホッとしました。これから鼻づまりは更に良くなって、その後は安定するでしょう。

嗅覚障害と腎機能がゆっくり回復している

何十回の迎香穴を通すことで、やっと安定するようになったのです。 なくなった嗅覚は、まだ完全に戻ってはないけど、紅茶.食べ物のいい匂いが分かるようになっています。

腎のう胞は完全に消えてはないけど、少なくとも小さくなって、腎機能を示す自覚症状が良くなっている。朝たち.尿のキレなどで、腎機能が良くなっている事が分かります。

腎機能低下(腎虚証)の具体的な症状は、以下の記事をご覧ください。

手術歴があると治りが遅くなる理由

「前回の針のあとから劇的に良くなった」と彼は言うけど、前回の針で抜群に効いたのではなくて、今までの累計の施術があるからです。

花粉症。鼻づまり。鼻水は治しやすいものです。
私は今まで十何人の鼻づまり.鼻水を治して来ましたが、だいたいの方は3~4回で花粉症が良くなっています。彼みたいに苦労したのは初めて。20倍の時間がかかりました。

彼の効果が遅いのは、前にも話しました。
蓄膿症のために顔の骨を削る手術を、2回も受けたから。

蓄膿症.鼻づまりで手術を迷っている方がいたら、私の助言を聞いてください。

先に鍼治療を受けて下さい。
鍼がダメだったら、また手術しても良いでしょう?

絶対に逆パターンにしないで。
手術してから鍼治療に来ると、すごく時間がかかります。

↓次回へ続く↓

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蓄膿症・嗅覚障害 全22回シリーズ
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