手の指の皮がむける、ステロイド剤を使わないで治した鍼治療例

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こんにちは。李哲です。
痒くない手の湿疹・皮が剥ける(乾癬?異汗性湿疹?)のを治した例です。全治1ヶ月半かかりましたが、皮膚病はステロイドなしでも治る事が証明できました。

漢方薬も素晴らしい効果がありますが、あえて鍼治療だけにしました。皮膚病に関する漢方薬治療例は、以下の記事が参考になると思います。感染症には漢方薬が効かないという方、よく見てください。

一般的に湿疹だと、ジュクジュク滲出液が出て痒いのが多いです。しかし、これは痒くないタイプ。見た感じはイボでもないので、「乾癬」もしくは「異汗性湿疹」の病名だと推測しています。

湿疹であろうと乾癬であろうと、鍼治療はそんなに病名を分けません。

皮膚の病気であれば、治すツボも同じ。

今回は少し違うツボだったので、全過程をカメラで収めました。参考になると幸いです。

手の痒くない湿疹(乾癬?)の原因

おそらく睡眠不足・強いストレス(心配事など)だと思います。ある日、気づいたら手の指がこんな事になったのです。

病気を治すために、睡眠時間を少し増やして、ストレスを貯めないようにしました。もちろん、治す主力の治療法は鍼です。

鍼治療してからの皮膚の変化

以下は画像での説明です。

(2019.4.19)謎の皮膚の病気、指の間がカッサカサで痛くなる

両手の指の皮が剥けて痒みはないけど、皮膚がカッサカサで衣類の繊維に引っかかるとき、電気が走るように痛かったです。

この日から、労宮に鍼を刺しました。

手の痒くない湿疹(乾癬?):左手の画像

手の痒くない湿疹(乾癬?):左手の画像

手の痒くない湿疹(乾癬?):左手の画像

痒くない手の湿疹(乾癬?):左手の画像

(2019.4.24)皮膚のカッサカサが少し緩和

数日の労宮と少府に鍼をしたのが効いたのか、少しはマシになったのが分かります。カッサカサは減ったけど、なんとなく少し痒くなりました。夜は瀉血療法もしました。

手の痒くない湿疹(乾癬?):右手の画像

手の痒くない湿疹(乾癬?):右手の画像

手の痒くない湿疹(乾癬?):左手の画像

鍼治療後、左手のカッサカサ、乾燥が少し緩和してきた

(2019.4.25)少し改善

少し良くなってきたかな…
皮が剥けて皮膚が薄いので、お湯をかけると染みて痛かったです。

手の痒くない湿疹(乾癬?):右手の画像

手の痒くない湿疹(乾癬?):左手の画像

手の痒くない湿疹(乾癬?):右手の画像

乾燥で脱皮した指の間は、お湯をかけると痛かった

2016.4.26:労宮、少府に鍼した画像

以下は労宮、少府に施術した画像です。響きは強かったけど、我慢できないレベルではななかったですね。

まだ治らないから、意地でも我慢して鍼を回しました。治すために我慢するか、そのまま放置して皮膚の病気を我慢するかですね(笑)

手の痒くない湿疹(乾癬?):施術の画像

(2019.4.27)一進一退、皮膚が剥けたところは痛い

皮が剥けるのは減ったけど、病状は一進一退です。皮が剥けたところは、相変わらず皮膚が薄くて、感覚過敏で痛いです。

今日も労宮、少府に鍼をしました。

手の痒くない湿疹(乾癬?):右手の画像

手の痒くない湿疹(乾癬?):右手の画像

手の痒くない湿疹(乾癬?):左手の画像

手の痒くない湿疹(乾癬?):左手の画像

皮膚が剥ける以外、少し浸出液が出てデレデレしている

(2019.5.18)ツボを内関に変更

労宮、少府の効果がイマイチだったので、考えた末に「内関」にしました。気のせいなのか、内関のほうが響きが強くて、効いている感じがしました。

手の痒くない湿疹(乾癬?):施術の画像

内関に施術したときの画像

(2019.5.21)皮膚はだいぶ戻ってきた

カッサカサになって、皮膚が剥けるところは、だいぶなくなりました。

内関への鍼は、まだ2~3日に1回行っています。

手の痒くない湿疹(乾癬?):左手の画像

手の痒くない湿疹(乾癬?):右手の画像

手の痒くない湿疹(乾癬?):左手の画像

手の痒くない湿疹(乾癬?):右手の画像

鍼治療後、皮膚が乾燥して剥けるのは大幅に減少

(2019.5.29)ほぼ正常になったので鍼治療を中止

ほぼ正常になりました。

左手の中指だけ、ほんの少し皮が変だけど、気にならないレベル。鍼治療も止めました。

手の痒くない湿疹(乾癬?):右手の画像

手の痒くない湿疹(乾癬?):左手の画像

手の痒くない湿疹(乾癬?):右手の画像

手の痒くない湿疹(乾癬?):左手の画像

手の痒くない湿疹(乾癬?):右手の画像

鍼治療を続けることで、指の間が乾燥して正常になった

ツボの考察

最初は労宮と少府にしたのは、その理由があります。大昔から手のひらの皮が剥ける、ボロボロになって痛いのは労宮が主力のツボでした。

画像で分かりますが、最初は左手の薬(心経)、右手の中指(心包経)の皮が剥けました。労宮と少府を刺したのは、正しかったと思います。

最初の3~4回は効果がありました。
しかし、その後はイマイチ。
病状が少し変化したので、治療法も臨機応変しないといけない。

内関に変えてから、良くなるスピードが早まりました。途中で1回だけ曲池に鍼をしたけど、1回のみなんで、これで劇的に良くなったとは思いません。曲池が主力で皮膚病を治したのは、以下の記事が参考になると思います。

まとめ

皮膚病はいろいろあります。痒い湿疹から始め、痒くない湿疹・乾癬もあるし、アトピー肌もある。西洋医学ではいろいろ診察して違う病名を出すけど、結局はステロイド一択です。

中医学の考え方から見れば、どんな皮膚病であろうと、根本は体の老廃物の処理・皮膚の新陳代謝に問題があるから起きるトラブルです。

以前の川崎病を治した例でも、皮膚のかゆみなどに関して述べました。参考になると幸いです。

皮膚病を解決する正しい治療法は、外から強力にステロイドで抑えるのではなくて、体の自然治癒力を強化して、自分で自分を治すやり方です。

鍼は消炎鎮痛作用があり、皮膚の再生を催す作用もあります。以下はもう一つの皮膚病を治した記事、参考にしてください。

湿疹、乾癬、水虫…
病名は関係ありません!
皮膚病が治らなくて困っている方は、ぜひ漢方薬なり鍼灸なり、中医学の治療を受けてみてください。

少し時間がかかりますが、ステロイドのような副作用がなくて、きれいな皮膚に戻せます。

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