【※本記事は2020-03-14更新しました】
こんにちは。李哲です。
今日はおばさんに鍼した記録。鍼治療で腰痛は改善され、鍼した夜はとても良く眠れて、尿の調子が良いのが証明されました。
2018/09/11
3番目のおばさんの報告:
睡眠は良い。
便通はまだ完全ではない(1日1回が目標)けど、前よりはマシ。
便通と睡眠の質は、健康状態をチェックするとき欠かさない指標です。ほかにもチェック項目があるので、以下の記事をご覧ください。
腰痛はまだあるけど、前ほど痛くないそうです。前回痛いと言ったところ、私が指で押してみても「痛い痛い!」と言ってなかったから。
今日は足のツボを少なめにしました。
腎兪、志室、大腸兪、京門、心兪、肺兪、だいちゅう(骨会)。
合谷透後谿、内関、復溜、陰陵泉、太衝、天枢、中脘、巨闕。
帰る電車でおばさんはまたラインくれました。
「いつもは手足が冷たいのに、今は手足がポカポカ。」
若い人は、さらなる効果が見られます。
1回で足が暖かくなる可能性すらあるのです。以下は私が日本の専門学校に通ったときの症例、参考にしてください。
以下は当時のおばさんへの施術画像です。
2018-09-25
3番目のおばさんの報告:
鍼したその夜は、とてもよく寝れる。尿の調子も良い。
いつも冷え症で電車に乗ると冷房が嫌だったけど、鍼して帰るときは手足がポカポカ。
便秘はあまり変化なし。
「麻子仁丸」(ましにんがん)という漢方薬を飲むと、便が出るそうです。
便通は大腸だけの問題ではないです。
心臓と腎臓の機能とも関連があるので、心臓と腎臓、両方を治さないといけない。
朝起きると手がこわばる(リウマチに近い)症状は、去年みたいに1回の鍼で著しく変わらないそうです。人間の体は年とともに気力が落ちるので、いつでも1回で変わるとは限らないですね。
治療のツボとしては、合谷透後谿。
この1本のみ。
手指関節の痛みには針がとても有効です。
場合によっては、1~2回で痛みが治るときもあります。
おばさんの腰は針をすると楽になるけど、たくさん歩いたり運動したりするとまた痛くなるそうです。鍼の効果はあるものの、定着しない感じ。
おばさんが言うのは、小学生のときに重い物を担いて腰を痛め、痛くて2日も泣いたそうです。そして、20代30代の時にまた腰を痛めて今は50代。もう万年の痛みになっています。
これはそうとう腎臓を痛めているので、3~4回で治るものではありません。
私はおばさんに説明しました。
「鍼治療もクール(治療期間)が必要。だから、2~3日に1回の鍼治療で、しばらく続く必要があります」
おばさんは笑いながら冗談を言ってました。
「毎回来るのが勇気がいるよ。鍼の良さは分かるけど、たまには来るのが嫌で止めているんだ」
針の響き。
私は自分の体にも針をしているから、その感覚が分かります。
響きはみんな嫌がるけど、響きがない・「得気」がないと、病気は治らないと大昔から言われています。
たまに思いますが、鍼治療を続ける人は勇気があります。何故かと言うと、針の響きが嫌で1回でやめる人もいるから。
おばさんも、いやいやモードありですね。
けれども、今のところ鍼治療組からは脱落してない。
今日の治療のツボは前回とほぼ同じで、少しだけ変えました。以下は当時の施術画像。
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