繰り返す口内炎は1週間で完治し、胃酸逆流・口の中が苦い・昼間とても眠い症状が著しく改善した漢方薬症例

この記事は、楊貞(やんじぇん)先生の漢方治療シリーズ10の一つです。
西洋医学で改善しなかった重症例が、中医学の診断と経方でどのように回復したのかをまとめています。
シリーズ全体の一覧はこちら:
👉 楊貞先生の漢方治療例|西洋医学で治らなかった10症例の劇的改善まとめ

繰り返す口内炎、胃酸逆流、口の苦み、昼間の強い眠気。 西洋医学では原因が分からず改善しなかった48歳男性が、漢方治療で1週間以内に口内炎が完治し、諸症状が大きく改善した症例です。

肝の損傷・湿熱・少陰症をどのように整えたのか、詳しく紹介します。前回の記事は以下をご覧んください。

中医学の第一人者:ニハイシャ先生1の弟子、楊貞(やんじぇん)先生の治療例4(中国語原文はこちら)を李哲が完全翻訳しました。

目次

口内炎、胃酸逆流、口の中が苦い男性

男性患者、48歳、体型は中。

症状は、よく口内炎ができる。
大便は毎回あるけど、出きった感じがしない。大便は最初は太くてあとは細い。
口の中は苦くて、胃酸逆流があり、喉は渇いて温かい飲み物をほしがる。
食欲は普通、味覚はあり。
睡眠は良いけど、昼にも眠たい。

🔎あわせて読みたい:朝の口の苦みが鍼1回で改善した症例はこちら

中医学の診断と処方

脈診では沈細。
舌苔は黄色で厚くて乾いている。

両側の目の下には黒青いところがあって、眼診では肝臓の損傷が分かります(よく夜更かしをするから)。

診断:
●少陰症
●胃腸の湿熱
●肝臓が損傷

処方箋(単位は銭)
麻黄3、加工したトリカブト5、細辛2、柴胡3、黄芩3、川芎3、◯◯5、甘草3、◯◯2、黄連2、芍薬3、アギョウ(3袋に分けて飲む)、茯苓5、白朮3。

肝の損傷が「口の苦み」「目の下の黒青」に現れる理由(李哲の補足)

中医学理論で、口の中が苦いときは肝胆の問題です。また、肝胆は青色に属しているので、目の下に青色が現れたときは、肝胆のトラブルを示します。黒は腎臓に属している。つまり、この患者さんは肝胆にも腎臓にも問題があります。

腎臓に問題があるときは、よく「少陰症(しょういんしょう)」と言います。

1週間で口内炎が完治

1週間飲んでから、諸症状が著しく改善して口内炎は完治。処方箋を変えず、飲み続けることにしています。

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この記事は、楊貞(やんじぇん)先生の漢方治療シリーズ10の一つです。
西洋医学で改善しなかった重症例が、中医学の診断と経方でどのように回復したのかをまとめています。
シリーズ全体の一覧はこちら:
👉 楊貞先生の漢方治療例|西洋医学で治らなかった10症例の劇的改善まとめ

  1. 倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。

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