こんにちは。李哲です。
芸能人の闇営業には、あまり関心がありません。
今日は話したいのは、医師たちの闇営業。
簡単にいうと、医師たちが製薬会社のマネーをもらって、製薬会社の薬が認可しやすくなるように、もっと市場で売られるように、いろいろ活動することです。たとえば医学論文のデータの改ざん・ねつ造、前にもニュースで報道されました。
以下は今回見たネット記事です。
製薬会社と医師の癒着関係は、以前から問題視されていました。ただし、公の場にはあまり出ていません。
それもそうでしょう。
テレビのスポンサー一覧に製薬会社がない番組って、何個あるか数えてみれば分かります。
当ブログには、米『サイエンス』に載せている記事を翻訳したのがあります。
西洋医学がもっとも発達しているアメリカでは、法律も日本より透明化・公正化しようとしていますが、それでも医師と製薬会社の癒着関係はドロドロ。
なぜ避けられないのか?
詳しくは以下の翻訳文をご覧ください。
芸能人の闇営業と医師たちと比べて、月とスッポンだと言ったのは、芸能人がほかのところで演出しても誰が死んだりしません。しかし、医師たちは違います。
医師は命に関わる仕事。
偽の証明・改ざんしたデータなどで薬が許可・販売されて氾濫した時、被害者は一人で終わりません。
世界で1万人以上の奇形児を生み出した、サリドマイド事件。
日本では子宮頸がんワクチン接種で、様々な重篤な副作用が起きた子供たち。
これは公の場に報道された被害者だけで、氷山の一角に過ぎません。闇に埋もれた被害者は、山ほどいます。
現在、被害者がもっとも多いのは、がん治療分野。
これは、すごく儲ける「ビジネス」になり、もはや「人を救う医学」ではなくなりました。
がん治療医は大儲けする。
(年収がいくらか、以下の記事に書いてあります)
がん治療薬を開発した製薬会社も大儲け。
患者さんが治療で死んだら、今度は「癌は怖い!」と病気のせいにして、「癌は早期発見早期治療が必要!」と宣伝。さらに新規のがん患者を集めて、さばき続ける。
西洋医学が、抗がん剤の有効率をアピールするとき、気をつけてください。
アメリカFDAの定義によると、
抗がん剤が効くと言うのは、「癌細胞が28日以内に50%縮小したこと」
癌が治ったわけではない!
詳しくは以下の記事をご覧ください。
言い換えると、60日後に癌細胞がまたもとに戻っても、100日後は薬の副作用で死んでも、抗がん剤は効くと定義するわけです。ウラ事情を知ったら、あなたはきっとおかしいと思うでしょう。
しかし、「科学的根拠がある研究によると、抗がん剤は効く」のです。
患者さんはこんな事も知らないから、相次いで無謀な冒険を始め、すべてを賭けるけど最後は命も全財産も、すべてを失う。
未知の副作用が多いのに、病気治療薬として販売できるのは、医師たちの宣伝活動の助長が欠かせない。医学論文データの裏付け、もしくはほかの薬販売に有利な活動など。
昼間も夜も高級お弁当を無償でもらい、講演しただけでに数百万円をもらえる。
こんな待遇に恵まれた医師、薬の宣伝を頼まれたとき、断れる人はいますか?
人情からしても、他人のお金をもらって、その人の悪口は言えません。
製薬会社と医師たちの癒着を切り離すのには、いくら払ったのかを透明化・公開化する必要があります。しかし、これは非常に難しいこと。なぜなら、膨大な利益共同体が関わっているからです。改革のためには、全国をあげて変えないといけません。
製薬会社が医師たちにワイロをして、自分に有利な研究論文が書けるようにするなら、これを止める一つの方法があります。
「病気を治した先生だけ、医学論文・医学関連記事が書ける」
と法律で決める。これは、私が尊敬しているニハイシャ先生が、論文の最後に提唱しました。
もしこうなると、皆さんがグーグルで情報を調べるときは、すごい変わりますね。「世の中に医学記事が少なっ!」と思ってしまうはず。
たとえば、「風邪 治す方法」と調べたとき、西洋医学関連の記事はすべて消える。なぜなら、風邪の原因となる「ウィルス」を殺せる西洋薬は、存在しないからです。
たとえば、「足の感染症 治療方法」と調べたとき、抗生物質の記事も消える。なぜなら、薬剤耐性菌の出現で、抗生物質が効かなくなっているから、もちろん載せてはいけません。
また、たとえば「坐骨神経痛 治療」と調べたとき、西洋医学関連の記事は半分以上が消える。なぜなら、鎮痛剤・手術で治せてない症例がたくさんあるからです。治ったところか、手術の後遺症で半身マヒになった人すらいます。
しかし、こんな法律作る国は、ありますか?
100年に1回しか出ない国、ワクチン義務接種を廃止するイタリアが、全世界でバッシングされたのに、「病気を治せる医師だけ医学関連の記事が書ける」と法律が決まったら、めちゃくちゃな事になるでしょう。
アラビアン・ナイトみたいな想像ですが、そうなる日がくることを祈ります。
(おわり)
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