脇と唇のできもの、お灸だけで小さくなった例

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こんにちは、李哲です。
お灸だけでデキモノが治った例を紹介します。

患者さんは70代の女性、以下の症例で書いた方です。

膝裏外側の痛み、頭の外側の痛みを鍼1回で治した例

ある日、彼女から脇下のできもので相談がありました。痒くはないけど、コリコリするしこりで違和感ある。

鍼治療もできるけど、あえてお灸を教えました。ツボは1箇所のみ、肘尖穴。これは奇穴、肘骨の尖った先です。イメージがつかない方は、以下の画像をご覧ください。ネットには日本語説明がなかったので、恥ずかしいですが私の肘を撮りました。

脇のデキモノを治せるお灸のツボ、肘先穴

2ヶ月くらい経ってから、彼女から嬉しい報告がありました。できものがすごい小さくなったそうです。このままもう少しお灸すれば治るでしょう。

なぜ肘尖穴で治るのか?
三焦経に属してるからです。三焦経は脇下を通らないけど、西洋医学で言うリンパ系はすべて三焦経が司る。たとえば耳鼻、甲状腺、喉、乳房、生殖器官。三焦はほぼ全身を覆っています。

以下は耳中のデキモノを治した例、お灸ではないですが、参考になると幸いです。

彼女からはまた別の相談がありました。左下の唇にデキモノがあって痛い

治療は簡単です。
二間穴にお灸をすえるように教えました。そして、たまに二間穴に鍼をする。唇のデキモノは、メインのお灸と補助的な鍼で消えました。

二間穴に関する面白い症例は他にもあります。以下の記事、参考になると幸いです。

患者さんの諸症状を治す時に鍼は有効ですが、私が24時間隣にいるとは限らない。だから、皆さんにお灸のツボを教えるのが多いです。万が一体調不良になったとき、自分でなんとか改善できるから。お灸して足りなかった分は、来院時に鍼で解決します。

(おわり)

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