疲れているのに眠れない女性、鍼したその夜から眠れて、翌朝からは元気いっぱいの状態に戻った

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こんにちは、李哲です。

疲れているのに、眠れないのは厄介な症状です。なにが原因なのか知らなくて、余計に不安で眠れないでしょう?

一人でネットを見ながら、勝手に診断したり悩んだりしないでください。中医学は眠れない原因が分かって、相応の治療法も完備しています。鍼灸医もしくは漢方医に診てもらえば、すぐ治るから。

今日は私の鍼治療で説明します。

疲れているのに眠れない女性、鍼した夜から眠れた

一人の女性、30代。
睡眠不足と過労気味で、つい不眠症になりました。強制的に寝ようとすると、心臓がバクバクするのが聞こえる。つまり動悸です。

「体が疲れているのに眠れないから、死んでしまうのではないか?!」と怖かったそうです。

当時、鍼をしたのは、腰の腎兪、大腸兪。お腹の天枢、中極。手の内関。置鍼は20分。

鍼したその夜から眠れるようになり、翌朝起きたときは、いつもの元気一杯の状態に戻りました。 

不眠症には鍼治療がうってつけ

不眠症には鍼治療がうってつけ

睡眠障害を治す時、鍼の即効性は特に著しい

不眠症のツボは、内関1個しかありません。
他のツボは、別の症状があるから刺しました。

「ツボ1個だけで、不眠症が治るのかよ!」
ビックリする方がいるでしょう。

実は驚く必要がないです。
あなたは鍼の即効性を見たことがないから、信じがたいと思うわけ。もし、自分の目で2~3回見たら、それが普通だと思われます。

私は鍼治療をしてきながら、さんざん鍼の即効性を見てきました。だから、ちっとも驚かない。逆に効果がすぐあるはずなのに、出ない時はビックリします。

以前、胃のムカムカが1回で治り、「鍼は魔法使いかよ!」と驚いた女性もいました。

内関は不眠症以外に胃腸の病気も治せる

内関は心包経のツボで、胃腸も統括しています。

簡単に説明すると、内関は心臓と胃腸を同時に治す一石二鳥のツボ睡眠不足・過労の状態では、心臓・胃腸の何かしらのつながりが、うまく行っていません。このとき、内関は一気に2つを解決するのです。

鍼治療は、ずれた時計を少し動かして、もとに戻しただけ。本当に治したのは、生まれつきの自己治癒能力です。

疲れているのに眠れないのは、体が出したSOSサインで、あなたの体に問題が起きている事を教えてくれます。経絡のながれに問題があるのか、内臓に問題があるのか、詳しくは鍼灸医に診てもらってください。

内関は不眠症以外に、ほかにもたくさんの効能があります。以下の記事で詳しく説明したので、参考になると幸いです。

おわりに

原因はどちらにせよ、鍼灸はあなたの睡眠障害を解決できます。しかも、副作用なしで。たとえ長年の不眠症でも数回~数十回で治り、治ったあとは鍼治療に来なくても大丈夫です。

睡眠導入剤は副作用がたくさんあるので、使わないでください。

鍼で不眠症が簡単に治るのに、なぜハイリスクの睡眠導入剤をわざわざ使いますか?

以下は副作用を書いた一つの記事、参考になると幸いです。

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