生理中こうもんまで痛い、捻挫して足首の外側が痛いのは鍼1回で治り、鍼するとお腹が空いてくる|術後の生理痛⑤

動けない生理痛が、鍼灸で“元気な体”へ変わっていく――その臨床記録です。
👉️【まとめ】手術後の生理痛・胃痛・不正出血が改善していく23話の治療記録

こんにちは、李哲です。
手術しても生理痛が治らない女性の治療記録・第5話です。

前回の内容は、 捻挫の痛みと風邪の熱感が鍼で即改善し、生理痛もさらに軽減した前回の治療(術後の生理痛④) をご覧ください。

✅️  この記事で分かること(5点)

1.鍼灸で お腹の温かさが増し、捻挫の痛みが1回で改善 した理由
2.生理前の お腹の張り・偏頭痛・喉の違和感 が改善する仕組み
3.生理中に起きる 肛門周辺の痛みがその場で消える理由
4.冷え体質で起こる 夢と現実の境目が曖昧になる症状(魄不守) の解説
5.生理の出血が長引く原因と、改善のために避けるべき生活習慣

目次

お腹がすごい暖かくなってきて、捻挫した痛みは1回で消えた

2016年10月18日。
今日彼女の主訴は右下腹部が痛い。場所から見ると、おそらく卵管が詰まって痛いと思います。

彼女は昨日コケて膝にケガをして、赤く腫れていました。それ以外に、左足首の外側も痛い。

いつものツボ以外に、捻挫と赤く腫れているのを治すために刺しました。陰陵泉、地機、三陰交、関元、中脘、巨闕、霊骨、足臨泣(右)。赤く腫れているところでは刺絡。

刺絡療法は膿が溜まった時にもっともよく使う治療方法です。彼女は膿がないけど、赤く腫れて瘀血があるので、患部に鍼をしたのです。刺絡療法の紹介は以下をご覧ください。

🔗刺絡療法でどんな症状が改善するのか詳しい解説

置鍼中に彼女が言うのは、「今までないくらい、お腹が暖かくなって来ました。」前より暖かくなっているのは、流れが良くなったから。これはおめでたい事です。

彼女は帰るとき、「歩くのが痛くないです!」と喜んでました。

ねんざ痛、ケガで赤く腫れたなど、すぐ来ればその場で改善できます。ねんざ痛の症例はほかにもあるので、良かったらご覧ください。

🔗捻挫の痛みと腫れが鍼で改善した別の症例はこちら

鍼をしたあと、お腹がすごい空いてくる

2016年11月4日。
彼女の主訴は以下のとおりです。

  • 生理前にお腹がはる。
  • 喉に何か付いている気がする。
  • 生理前には偏頭痛が起きやすい。

今日は針を抜くとき、彼女のお腹はグルグル鳴って「お腹が空いた!」と彼女は言ってました。

たくさんの方はお昼にお腹が減ってグーグー鳴る大事さを知りません。お腹が空かないのは脾胃の不調という解説記事で詳しく説明しているので、参考になると幸いです。

彼女が言うのは、先月から生理前に軽い腹痛が来ている。おそらく、今までの激痛より小さいから、気づいてないでしょう。

彼女の希望は、生理前の腹痛、お腹がはる症状が治ることでした。

生理中こうもんまで痛いのは、その場で治った

2016年11月8日。

彼女の報告:
生理が来て生理痛はあるけど、西洋薬を飲むほどではないので、なんとか我慢できたそうです。お灸をして凌いだのもある。今日はじわっと腹痛がして、肛門周辺まで痛い

施術後、彼女が言うのは、「お腹がじんわり温かくなってきて、腹痛と肛門周辺の痛みは消えました」

生理痛が肛門まで痛いのは、任脈が会陰部までつながってるからです。一般的に関元.中極などのツボで十分効果を出します。関元の紹介記事は、以下をご覧ください。

🔗生理痛や冷えに効くツボ「関元」の詳しい説明

夢と現実を見分けられないのは、陽気が少ないのが原因

2016年11月15日。
彼女の報告:
生理の出血が9日も続いている。

何か変わったかを聞いたら、岩盤浴で汗をいっぱいかいて、その後なんとなく冷えたそうです。

私は彼女に説明しました。
寒い時期は、汗をたくさんかかないで、運動も控えめの方が良いです

運動は健康になる重要な要素ですが、いつでも良いわけではない。寒い季節に運動を控える理由は、冬に激しい運動を控えるべき理由の解説で説明しました。参考にして下さい。

施術後、彼女は一つの悩み相談がありました。
小学生時代から今は現実か夢か、分からない時がある。彼女は自分が脳の病気で、精神的におかしいと思って、変人扱いされるのが心配で私に相談してなかったそうです。

私は彼女に説明しました。
体の陽気(温める気)が足りなくて起きる症状で、冷え症の人に多いです。中医学の言葉でいうと、「魄不守」。(魂魄の魄がちゃんと体内に収まらない)

彼女は説明を聞いて、安心してました。
(その後の記録は、特に変化ないので省略)

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