漢方薬で記憶力・集中力アップ!尿の勢いが弱い方も消防車ホースのような勢いに

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漢方薬で記憶力・集中力を高め、尿の勢いを改善

こんにちは、李哲です。
アメリカの中医師、鄭智城先生1の症例(2011年9月27日発表、祛痰和补肾:看看中医如何增强专注力和记忆力)を翻訳しました。

この症例では、漢方薬が記憶力や集中力の向上、さらには尿の出が弱い症状の劇的な改善にどのように役立つかを紹介します。記憶力を高めたい方、集中力が続かない方、尿がチョロチョロとしか出ずスッキリしないとお悩みの方は、ぜひ漢方薬治療を試してみてください。

患者さんの症例:夫婦で実感した漢方薬の効果

ある夫婦の症例をご紹介します。奥様は個人探偵として活躍する社長で、ご主人は退職した軍人で、運転手兼ボディーガードを務めています。このお二人は非常に熱心で、毎週火曜日に欠かさず再診察に訪れ、6日分の漢方薬を受け取ります。

ご主人は最近、こう話してくれました。
最近、なぜか集中力が驚くほど良くなった。記憶力もアップして、なんでもすぐに思い出せる。隣にある物を探すときも、すぐに見つけられるんだ!

彼の処方箋を確認すると、私が組み立てた漢方薬でした。
使用された生薬:半夏、陳皮、茯苓、澤瀉、蒼朮、山萸肉、補骨脂、枸杞の実
目的:体内の痰と湿気を取り除き、腎機能を補うこと(補腎)

漢方薬の生薬、山萸肉(山茱萸)の実
山萸肉(さんしゅゆ):肝腎を補い、記憶力や尿の勢いを改善する漢方生薬

さらに、ご主人はこんな嬉しい変化も教えてくれました。
「この漢方薬を飲み始めてから、尿を出す力が湧いてきた。以前は尿の勢いが弱く、チョロチョロとしか出なかったけど、今は消防車のホースのように勢いよく出るんだ!

そのユーモラスな表現と手振り身振りがあまりにも滑稽で、私も思わず大笑いしてしまいました。

関連症例:尿の勢いが足つぼ整体で良くなり、夜中に足がつるのも治って、小建中湯を飲んでから尿の出が太くなった。

漢方薬が効果を発揮する鍵:患者さんの信頼

この夫婦が漢方薬で素晴らしい効果を実感できたのには、明確な理由があります。それは、お二人の誠実さと中医学への信頼です。彼らは私を心から信頼し、治療に前向きに取り組んでくれました。そんな患者さんと接する際、私も心から集中して最適な処方箋を考えられます。邪念なく、心地よく治療に専念できるのです。

関連症例:ADHDの子供、集中力がない、興奮ぎみ、自殺願望が強い、不眠症で寝付きが悪い、食欲不振、倦怠感などが3ヶ月の漢方薬で治った例

一方、中医学に不信感を抱く患者さんもいます。
例えば、魯迅や方舟子に影響され、中医師を詐欺師と決めつける人もいます。こうした方々は不信感から同じ質問を何度も繰り返し、心の中で中医学を否定しています。このような場合、どれだけ優れた処方箋を提供しても、治療効果が現れにくい傾向があります。

私はこう考えます。中医師もバカではありません。
多くの患者さんを診てきた経験から、あなたが私を信じていないことはすぐに察知します。

不信感を抱く患者さんの場合、私の思考や判断にも影響が出てしまいます。本来なら全力で最適な処方箋を考えたいところですが、患者さんの不信感を和らげることに気を取られ、集中力が分散してしまうのです。その結果、治療効果が十分に発揮されないケースが多くなります。

李哲の説明:ニハイシャ先生2は「治せない、治らない」患者さんのリストを公表しました。冷たい口だと言われるかもしれませんが、現実で起きていること。詳細を以下をご覧ください。

病気が治らない患者は13種類いる

病気がいつまでも治らないのは、患者さんの心に問題がある場合が多いのです。中医学の効果を最大限に引き出すには、信頼関係が不可欠です。

漢方薬で変わるあなたの生活

漢方薬は、以下のようなお悩みを解決する可能性があります:

  • 記憶力・集中力の向上:体内のバランスを整え、脳の働きをサポート。仕事や勉強で集中力が続かない方におすすめです。
  • 尿の勢いの改善:腎機能を補うことで、尿がチョロチョロ出る悩みを解消。消防車ホースのような勢いを実感!
  • 信頼が鍵:中医学の効果を最大限に引き出すには、中医師との信頼関係が不可欠です。

記憶力を高めたい、集中力が続かない、尿の出が悪いとお悩みの方は、ぜひ漢方薬治療を試してみてください。信頼できる中医師と一緒に、あなたの健康をサポートします。

李哲の説明:
上記の症例は、まだ比較的に軽症の方です。もし指定難病で記憶力低下もあった場合、上記の処方箋では難しい。たとえば、皆さんが聞き慣れてない病気:クライン・レビン症候群。指定難病はどうすれば治るのか?以下が一つの症例、参考になると幸いです。

クライン・レビン症候群の漢方薬治療例:翌日から疲労困憊が消え、記憶力が良くなり、突然眠る症状も治った

  1. 鄭智城先生はアメリカで開業している漢方医。様々な面白い症例があったので、翻訳させていただきました。人物紹介と診療所情報は、オススメの漢方医・鍼灸医(海外)をご覧ください。

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  2. 倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。

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