【※本記事は2019-07-14更新しました】
こんにちは。李哲です。
今日は簡単な治療例。
もうすぐ出産前の女性。
妊娠中、何回も鍼に来て便秘を治した人です。
彼女は出産前に逆子になり、西洋医学の先生は「逆子が治らなかったら帝王切開」と言ったそうです。
彼女は帝王切開が嫌で、鍼を試しに来ました。
当時、鍼を刺したのは、手足のツボ数カ所。
支溝、照海、上巨虚など便通を良くするツボが多かった。
小指側の至陰穴は、その中の一つ。
至陰は逆子を治す有名なツボです。
30分置鍼している間、彼女が言うのは「胎児が動いた気がする」
この1回の施術後、彼女は来てないです。
何ヶ月か経って彼女がまた来て、話を聞きましたが、「前回の鍼のあと逆子が治り、安産した」そうです。
もう一人。
こちらの患者さんの友人、私は会ったことがない人。
その友人が逆子だと言うので、至陰穴にお灸をすることを紹介しました。
せんねん灸のパワーが足りなかったのか、お灸の数が少なかったのか、あまり効果がなく帝王切開をしたそうです。
残念な結果でした。
至陰にお灸をする場合、火力が強い生姜入りのタイプを選んで、お灸の力が体内に浸透するまで、たくさんやらないとダメです。
説明書通りに1,2個やるだけでは逆子が治りません。
若しくは、米粒大のもぐさを置いて、皮膚の上で直接燃やす。もちろん、ものすごく熱くなったらすぐ取ります。そうじゃないと、やけどするので。
この強力なお灸は、ほぼ1回でOKです。
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